みなさま~!お久しぶりです~!
最後の更新から一か月ほど経ってしまいましたが、一か月間何をしていたかというと、入院、手術、自宅療養...でして、長くなりますが、今回は、このことについて書きます。
実は、2016年2月に手術を受けたのですが、これは、体の中にできた腫瘍(普通の癌とはまた違うかなり希なタイプのもの)を摘出するための手術でして、再発リスクはかなり低いと言われていたので、この病気からは解放されたと思っていたものの(そのときの記事は、こちら)、同じ年の年末の人間ドックでまた別のところに影が、、、ということになり、何回かの検査の結果、「転移ではない」と言われると、空の高さが高くなり、「転移が疑われる」と言われると、空の高さが低く感じるということを繰り返し、結局、「転移が疑われる」で決定となったのが、2017年の春。
主治医からは、分子標的治療薬というものの服用を勧められましたが、「食事などで治したいので飲みたくないです。」と伝えました。
何故なら、そもそもが希な病気なわけですが、その中でも、この病気に罹った殆どの人が変異しているという遺伝子が、私の場合は変異していない(=標準治療で用いられる薬が効かない可能性が高い)ので、副作用のある薬を飲みたくなかったから。
それに、これは、今後自分の使命を果たしていくのに必要な経験を与えるために、この病を克服するという機会を神様が与えてくださったのではないかと考えたからです。(ザ・ポジティブシンキング!)
ということで、やる気の出る色のノートを購入。
それまでに勉強してきたことに加えて、ありとあらゆる文献を読みまくり、何故このような病気になったのか、どうしたらこの病気を克服できるのかについてまとめていきました。
まとめていく過程で、はっきりと自覚したのは、病気になった原因は、私にあるということ。
(私の場合は、これまでの食事、ライフスタイル、ものの考え方などにあると整理しました。)
自分の体の状態や過去の行いなどを一番良く知っているのも、私だということ。
だから、自分の責任で治さなければならないということです。
主治医が本当に良い先生で、この病気の権威と言われる別の病院の先生を紹介してくださり、セカンドオピニオンを取りましたが、だいたい言われたことは同じでしたので、西洋医学的見地から、これ以上の見解を求める必要はないと考えました。
そして、最高の先生が主治医としてついてくださっていても、東洋医学なども勉強している私としては、西洋医学の考え方が全てではないし、また、人間には個体差があるのだから、「科学的根拠がある」と言われる過去の例が全てでもないと考え、素人なりに、もっと自分でも調べて、治療方針について、自分で納得して決めて行きたいと考えました。
目指すのは、薬や手術ではなく、自分の力で身体、心、精神の調和を取り戻すこと。
そうすれば、絶対に病気は治せると心から思っていました。
この為に、まず、自分が行ってきたこと全てに関する反省から始めて、自分自身、もっと日本でも統合医療的なアプローチで病の予防や治療を行えたら良いのにと考えていたこともあり、大学病院での経過観察と平行して、食事(ベジタリアンではありませんが、極力血液を汚さず、腸内環境を整える植物性食品を基本とした食事や、無農薬無肥料のエネルギーの高い野菜の摂取など)や生活方法、思考パターンの改善、鍼や漢方などの東洋医学的な治療含めて、西洋と東洋の合わせ技で、自分がこれだと思うあらゆる方法を試していきました。
しかしながら、健康状態は、発症前よりも良くなったものの、腫瘍の増大傾向だけが止まらない、、、
ということで、もう治療を開始すべきだと主治医に諭され、薬を飲み始めたのが、昨年夏。
しかし、予想通り、私には基本的に薬は効かず、足の酷い浮腫みや痛みという副作用が出ただけ。
そしてまた薬を変えていったたところ、全身に発疹(全身が豹柄になった!)が出て緊急入院となったのが、今年の6月のことでした。(そのときの記事)
ただ、薬の副作用作用以外は、いたって元気でして、生活も考え方も少し変わってきたので、ここまで導いてきてくれた腫瘍に感謝するというような心の持ち方になったりしもしていたのですが、このまま腫瘍が増大すると、来年まで命が持たない、もう手術しかない、腫瘍がある部位の外科の先生を紹介すると言われたのが、今年の夏。
まさかの余命宣告!?に一時的に、ん?ん?ん...?となりましたが、いやいや、この世に生を受けて、まだ何もアウトプットしていないのに、このまま天に召されるなんてことはありえない、親のためにも生きなければならないと思い、「私、まだ死ねないので、他に方法がないのならば、手術を受けます!」と先生方にお伝えしたものの、一般的には手術適応ではない状況。
ただ、他に手段がないので、手術を行うと判断してくださったものの、それなりにリスクがある手術(成功の確率6~7割)なので良く考えてくださいという説明を受け、漢方の先生にも、こういう手術をして、元気になった人はいないので、良く考えた方が良いよと言われましたが、手術を受けるべきだと自分で思えたので、腹をくくり、入院直前まで本当に手術できるかどうかの検査が続き、結局のところお腹を開けてみなければわからないという状態で当日を迎えました。
ただ、余命宣告とか、成功の確率とか、今回は、手術後ICUに入ることになるが、最悪ICUから出てこられないかもなどと聞いても、不思議と、絶対に大丈夫だ思えました。
友人達や周りの方々が心から寄り添って力強く励ましてくれたということもありますし、執刀してくださった先生も、高度な技術をお持ちであるだけでなく、何時間も納得するまでわかりやすい言葉を選んで丁寧に説明してくださったり、手術の前夜や当日の朝も病室まで来てくださったりと患者の心に寄り添ってくださる素晴らしい先生だったこと、もともとの主治医の先生も、私が素直に言うことを聞かなくても、非常にお忙しい先生なのに根気良く私の話を聞いてくださり、決して上から指示するのではなく、治すための方法を一緒に検討し、別の病院のこの病気の権威の先生に相談してくださったり、何度も腫瘍のある部位の専門の先生に手術を打診してくださるなど親身になって寄り添ってくださっていたこと、東洋医学系の先生方が、私の体に関するポジティブなフィードバックをくださっていたこと、冒頭に書いたように、今回は、私の今後に必要な体験であるので、神様は、私の命を奪うことはないという確信、そして、やはり、見えない大いなる力の存在のようなものを具体的に感じる経験があったからだと思います。(入院の前に電車の中で何気なく顔を上げたら、Believe in yourself.と書いたTシャツを来た人が立っていたということなどもありました...)
手術当日は、朝早くから駆けつけてくれたみんなに勇気づけられながら、怖いと思う間もなく呼ばれ、あっという間に手術台へ。
麻酔がはじまり、さすがに少し不安に思ったとき、看護師さんが手を握ってくださり、私の意識が遠のくまでずっと握っていてくださいました。
そして、大成功に終わったという声で目覚めました。
手術時間は、元々半日以上かかる大手術の予定が、大手術にはかわりなかったものの、想定の半分の時間で終わり、そして、半日でICUから病棟に戻ることができ、なんと術後一週間で退院許可が出て、すごい生命力だと医師も驚く最短コースで自宅に戻り、今週月曜日からもう仕事に復帰しています。
これは、もうミラクルです。
自分が考えていた以上の結果が出たのは、信じる力、食事などで身体を整えていたこと、自然との距離が近くなっていたこと、沢山の方々に頂いた支えや祈りの力などによるものと思いますが、あまりにも奇跡的で、まだ自分でも状況が呑み込めていません。
いずれにしても、今回の経験、「闘病」という言葉は、しっくりきません。
自分が次のステージに導かれるためのプロセスだったように思います。。。
Mちゃんが持ってきてくれたお花。お花には、癒しの力があることを今回改めて実感しました。
術後、感覚が鋭くなって、6月にあんなに美味しいと思った病院のお食事が、直後は食べられないくらいになってしまったのですが、この大麦のケーキ、香ばしくて優しいお味で美味しかったです。
退院の日に偶然年に一回の検診で病院にいらしていたMさまと院内のレストランで食べたクラブハウスサンド。美味しかった~♡
日本前向き協会(※)の会長からお見舞いに頂いた、かわいすぎる来年のカレンダー。
※私は副会長で、現在会員は、会長と副会長の二名です。(笑)
私の入院に伴い、会長より、私も会長に格上げして、会長二人体制で行こうと仰って頂き、現在、暫定的に私も会長になっています!
来年を迎えられなかった可能性もあったことは伝えていなかったのですが、来年も元気に毎日を重ねていってほしいとの愛情溢れるお気持ちで選んでくださったとのこと。
これは、神様からのプレゼントでもあるなと思い、涙が出ました。
恒例の東京タワー(もう再発はしないから入院しないので、これが最後!!)
台風の日
日の出前
今回は、痛くてなかなか体を動かせなかったので、ベッドに寝た状態から東京タワーが見えたのが嬉しかったです。
というわけで、病気のことは、このブログにあまり書いていませんでしたが、いろいろなケースがあるし、そのまま適用できるものでもないと思いますが、私自身、ポジティブな話を聞いたり読んだりすると、とても勇気づけられましたので、どこかでどなたかのお役に立つことがあればと思い書きました。
これからゆっくりと体を回復させていく過程で、今回の経験についてじっくりと振り返り、この経験を踏まえて、これから何をすべきなのかを考え、行動に移していきたいと思っています。
すべてに感謝♡
最後の更新から一か月ほど経ってしまいましたが、一か月間何をしていたかというと、入院、手術、自宅療養...でして、長くなりますが、今回は、このことについて書きます。
実は、2016年2月に手術を受けたのですが、これは、体の中にできた腫瘍(普通の癌とはまた違うかなり希なタイプのもの)を摘出するための手術でして、再発リスクはかなり低いと言われていたので、この病気からは解放されたと思っていたものの(そのときの記事は、こちら)、同じ年の年末の人間ドックでまた別のところに影が、、、ということになり、何回かの検査の結果、「転移ではない」と言われると、空の高さが高くなり、「転移が疑われる」と言われると、空の高さが低く感じるということを繰り返し、結局、「転移が疑われる」で決定となったのが、2017年の春。
主治医からは、分子標的治療薬というものの服用を勧められましたが、「食事などで治したいので飲みたくないです。」と伝えました。
何故なら、そもそもが希な病気なわけですが、その中でも、この病気に罹った殆どの人が変異しているという遺伝子が、私の場合は変異していない(=標準治療で用いられる薬が効かない可能性が高い)ので、副作用のある薬を飲みたくなかったから。
それに、これは、今後自分の使命を果たしていくのに必要な経験を与えるために、この病を克服するという機会を神様が与えてくださったのではないかと考えたからです。(ザ・ポジティブシンキング!)
ということで、やる気の出る色のノートを購入。
それまでに勉強してきたことに加えて、ありとあらゆる文献を読みまくり、何故このような病気になったのか、どうしたらこの病気を克服できるのかについてまとめていきました。
まとめていく過程で、はっきりと自覚したのは、病気になった原因は、私にあるということ。
(私の場合は、これまでの食事、ライフスタイル、ものの考え方などにあると整理しました。)
自分の体の状態や過去の行いなどを一番良く知っているのも、私だということ。
だから、自分の責任で治さなければならないということです。
主治医が本当に良い先生で、この病気の権威と言われる別の病院の先生を紹介してくださり、セカンドオピニオンを取りましたが、だいたい言われたことは同じでしたので、西洋医学的見地から、これ以上の見解を求める必要はないと考えました。
そして、最高の先生が主治医としてついてくださっていても、東洋医学なども勉強している私としては、西洋医学の考え方が全てではないし、また、人間には個体差があるのだから、「科学的根拠がある」と言われる過去の例が全てでもないと考え、素人なりに、もっと自分でも調べて、治療方針について、自分で納得して決めて行きたいと考えました。
目指すのは、薬や手術ではなく、自分の力で身体、心、精神の調和を取り戻すこと。
そうすれば、絶対に病気は治せると心から思っていました。
この為に、まず、自分が行ってきたこと全てに関する反省から始めて、自分自身、もっと日本でも統合医療的なアプローチで病の予防や治療を行えたら良いのにと考えていたこともあり、大学病院での経過観察と平行して、食事(ベジタリアンではありませんが、極力血液を汚さず、腸内環境を整える植物性食品を基本とした食事や、無農薬無肥料のエネルギーの高い野菜の摂取など)や生活方法、思考パターンの改善、鍼や漢方などの東洋医学的な治療含めて、西洋と東洋の合わせ技で、自分がこれだと思うあらゆる方法を試していきました。
しかしながら、健康状態は、発症前よりも良くなったものの、腫瘍の増大傾向だけが止まらない、、、
ということで、もう治療を開始すべきだと主治医に諭され、薬を飲み始めたのが、昨年夏。
しかし、予想通り、私には基本的に薬は効かず、足の酷い浮腫みや痛みという副作用が出ただけ。
そしてまた薬を変えていったたところ、全身に発疹(全身が豹柄になった!)が出て緊急入院となったのが、今年の6月のことでした。(そのときの記事)
ただ、薬の副作用作用以外は、いたって元気でして、生活も考え方も少し変わってきたので、ここまで導いてきてくれた腫瘍に感謝するというような心の持ち方になったりしもしていたのですが、このまま腫瘍が増大すると、来年まで命が持たない、もう手術しかない、腫瘍がある部位の外科の先生を紹介すると言われたのが、今年の夏。
まさかの余命宣告!?に一時的に、ん?ん?ん...?となりましたが、いやいや、この世に生を受けて、まだ何もアウトプットしていないのに、このまま天に召されるなんてことはありえない、親のためにも生きなければならないと思い、「私、まだ死ねないので、他に方法がないのならば、手術を受けます!」と先生方にお伝えしたものの、一般的には手術適応ではない状況。
ただ、他に手段がないので、手術を行うと判断してくださったものの、それなりにリスクがある手術(成功の確率6~7割)なので良く考えてくださいという説明を受け、漢方の先生にも、こういう手術をして、元気になった人はいないので、良く考えた方が良いよと言われましたが、手術を受けるべきだと自分で思えたので、腹をくくり、入院直前まで本当に手術できるかどうかの検査が続き、結局のところお腹を開けてみなければわからないという状態で当日を迎えました。
ただ、余命宣告とか、成功の確率とか、今回は、手術後ICUに入ることになるが、最悪ICUから出てこられないかもなどと聞いても、不思議と、絶対に大丈夫だ思えました。
友人達や周りの方々が心から寄り添って力強く励ましてくれたということもありますし、執刀してくださった先生も、高度な技術をお持ちであるだけでなく、何時間も納得するまでわかりやすい言葉を選んで丁寧に説明してくださったり、手術の前夜や当日の朝も病室まで来てくださったりと患者の心に寄り添ってくださる素晴らしい先生だったこと、もともとの主治医の先生も、私が素直に言うことを聞かなくても、非常にお忙しい先生なのに根気良く私の話を聞いてくださり、決して上から指示するのではなく、治すための方法を一緒に検討し、別の病院のこの病気の権威の先生に相談してくださったり、何度も腫瘍のある部位の専門の先生に手術を打診してくださるなど親身になって寄り添ってくださっていたこと、東洋医学系の先生方が、私の体に関するポジティブなフィードバックをくださっていたこと、冒頭に書いたように、今回は、私の今後に必要な体験であるので、神様は、私の命を奪うことはないという確信、そして、やはり、見えない大いなる力の存在のようなものを具体的に感じる経験があったからだと思います。(入院の前に電車の中で何気なく顔を上げたら、Believe in yourself.と書いたTシャツを来た人が立っていたということなどもありました...)
手術当日は、朝早くから駆けつけてくれたみんなに勇気づけられながら、怖いと思う間もなく呼ばれ、あっという間に手術台へ。
麻酔がはじまり、さすがに少し不安に思ったとき、看護師さんが手を握ってくださり、私の意識が遠のくまでずっと握っていてくださいました。
そして、大成功に終わったという声で目覚めました。
手術時間は、元々半日以上かかる大手術の予定が、大手術にはかわりなかったものの、想定の半分の時間で終わり、そして、半日でICUから病棟に戻ることができ、なんと術後一週間で退院許可が出て、すごい生命力だと医師も驚く最短コースで自宅に戻り、今週月曜日からもう仕事に復帰しています。
これは、もうミラクルです。
自分が考えていた以上の結果が出たのは、信じる力、食事などで身体を整えていたこと、自然との距離が近くなっていたこと、沢山の方々に頂いた支えや祈りの力などによるものと思いますが、あまりにも奇跡的で、まだ自分でも状況が呑み込めていません。
いずれにしても、今回の経験、「闘病」という言葉は、しっくりきません。
自分が次のステージに導かれるためのプロセスだったように思います。。。
Mちゃんが持ってきてくれたお花。お花には、癒しの力があることを今回改めて実感しました。
術後、感覚が鋭くなって、6月にあんなに美味しいと思った病院のお食事が、直後は食べられないくらいになってしまったのですが、この大麦のケーキ、香ばしくて優しいお味で美味しかったです。
退院の日に偶然年に一回の検診で病院にいらしていたMさまと院内のレストランで食べたクラブハウスサンド。美味しかった~♡
日本前向き協会(※)の会長からお見舞いに頂いた、かわいすぎる来年のカレンダー。
※私は副会長で、現在会員は、会長と副会長の二名です。(笑)
私の入院に伴い、会長より、私も会長に格上げして、会長二人体制で行こうと仰って頂き、現在、暫定的に私も会長になっています!
来年を迎えられなかった可能性もあったことは伝えていなかったのですが、来年も元気に毎日を重ねていってほしいとの愛情溢れるお気持ちで選んでくださったとのこと。
これは、神様からのプレゼントでもあるなと思い、涙が出ました。
恒例の東京タワー(もう再発はしないから入院しないので、これが最後!!)
台風の日
日の出前
今回は、痛くてなかなか体を動かせなかったので、ベッドに寝た状態から東京タワーが見えたのが嬉しかったです。
というわけで、病気のことは、このブログにあまり書いていませんでしたが、いろいろなケースがあるし、そのまま適用できるものでもないと思いますが、私自身、ポジティブな話を聞いたり読んだりすると、とても勇気づけられましたので、どこかでどなたかのお役に立つことがあればと思い書きました。
これからゆっくりと体を回復させていく過程で、今回の経験についてじっくりと振り返り、この経験を踏まえて、これから何をすべきなのかを考え、行動に移していきたいと思っています。
すべてに感謝♡
どうしたのかなぁって思ってました。
でもお元気で良かったです。どうかご自愛くださいね〜。
又ブログ楽しみにしてます‼️
いつの日かまた〜〜
わぁ、お久しぶりです!ブログ見に来てくれていたのですね。とても嬉しいです!
やっとのことで復活してきたので、ボチボチまた更新していきます。
またいつの日か会えると良いな~☆