惠子が、倒れたァ!! くやしい! くそっ!

果たして、この先どうなるのか。そのドキュメント。

16日は私の誕生日。昨日、ケイ子が入院した。

2014-01-24 21:29:29 | ケイ子、倒れる。



1月16日は私の66回目の誕生日。
祝ってくれるはずのケイ子がいない。

昨日、救急車で入院した。

二三日前から体調の悪いケイ子を寝かしたまま、朝、一人事務所にいた。そこに携帯電話。

「だんだん悪くなる」。ろれつの回らないその声を聞いて、ぞーっとした。背筋か寒くなった。

頭が真っ白になった。そしておろおろした。どうしょうか。こまったなあ。医者に行くか。

ちょっと待て陵太郎に相談する。などと口走る。

この状況から逃げ出したかった。
救急車を呼んだらと仕事中の陵太郎。そうか。そうだ。


すぐ帰るとケイ子に電話。コートを着て飛びだす。


ベッドに抜けがらのようにぼんやり腰掛けていた。

病院嫌い医者の嫌いの恵子を説得口論しながら119を押したが通じない。

ふと、足をすりむいただけで救急車を呼ぶ。タクシー変わりに呼ぶ。
そんなTVの番組を思い出す。
この場合はどうか。ネットで調べる。そして電話相談。
即座に119番に電話しなさい。
携帯で掛けたが繋がらなかった。
携帯からはだめなのでは?
繋がりますよ。再度挑戦。送信ボタンを押してなかったのか。と気づく。



隊員3人は手慣れていた。タンカーに乗せられて救急車に。
着いた先が済生会病院。CTスキャン、MRIと検査がつづく。

「今日は何の日か知っているか」「えっ?」「16日 、誕生日」。

ベットに力なくグッタリ横になっている恵子が手を伸ばしてきた。

その手を握ると「おめでとう」ニコッと笑顔をくれた。

これが66回目の誕生プレゼントである。

暗澹たる気持ち。
ビール一本飲んでクィーンサイズのヘッドへ。一人寝る。



後生掛温泉

2014-01-19 11:47:23 | Weblog

後生掛温泉に行ってきた。「ごしょうがけ」と読む。22時半に夜行パスで東京を発つ。

翌朝6時半に鹿角花輪駅に着く。「かずのはなわ」と読む。秋田県である。

従業員が乗るマイクロバスに乗せてもらい50分ほど。

目指す後生掛温泉に到着。

食事はすべて自炊。(三食付きの旅館の部もある。)自慢は床が地熱を利用したオンドル。実に暖かい。

真冬、外には大量の雪。なのに建物中ではTシャツ、短パンが常識。重装備していった私と妻は、びっくりして苦笑。

実に快適。難を言うと床が少々暑すぎること。靴下をはき、レンタルの布団の上で横になる。

直接触れては低温やけどしそう。オンドルの暑さ対策である。

ここでは「寒い」という言葉を一度も口にしたことなし。すばらし。6種類の浴槽がありこれも文句なし。

さらに、ネットも携帯もつながらないテレビもない生活を3日間体験できるのも最高。静かである。

今のネットに囲まれた生活は果たしてなんなのか。

まるでネットにコミュニケーションに脅迫(強迫)されている。24時間365日。

やることと言えばひたすら温泉に入るだけ。のどが渇くのでビールがうまい。

持って行ったワインを窓の外で冷やして飲む。

グラスを借りるのも面倒で一番してはいけない紙コップで飲んだ。


また湯治に行きたし。後生掛温泉へ。

 

 

 


日本で飲むワインには、酸化防止剤が入っている ???

2012-11-10 14:49:15 | ワイン

先日、「ワインと書物でフランスめぐり」(福田育弘著/図書刊行会)なる本を読みました。

この中に下記のような記事が99ページにあった。

「いかにていねいに気をつかって運ぼうとも、本質的にワインはそれが生まれた土地と

それ以外の土地とでは同じではない。

~略~

フランス国内でさえ味が変わるのに、「業界」では禁句とはいえ、

輸出用に酸化防止剤を用いたワインはもとのワインと科学的にも同じものではないのだ」。

 

これは明らかに誤解です。

確かに日本に流通しているワインには、酸化防止剤(亜硫酸塩)含有と表示されています。

フランスで飲むワインのボトルには、これは表記されていない。

だからといって、酸化防止剤が入っていないわけではありません。添加として立派に使われています。

なぜか。日本と違ってフランスは添加物の表記にうるさくないだけ。それだけでなのです。

したがってフランスで飲もうが日本で飲もうが、基本的には同じワインです。

この亜硫酸塩はポリフェノール類などの酸化しやすい物質と結合することでワインの酸化を防ぎます

亜硫酸と聞くと、恐ろしそうであるが、ワインに添加すると、そのほとんどが化学反応を起こし

無害な物質に変化するので、残留する量はごく僅かだとか。

亜硫酸塩がなかったとしたら、ワインを30年間にわたっておいしく熟成させることは出来ません。

亜硫酸塩が入ってないワインなんってないのです。

福田育弘さんは早稲田大学の仏文の先生とか。

次回版を改訂なさるとき訂正なさったらいかがでしょうか。

よろしく、お願いいたします。

 

 


ビッグバンは、神の業か。ヴァチカンでホーキングは何を語ったのか。

2012-05-04 08:34:33 | 

かってカトリック教会は、過去にガリレオでひどい間違いを犯した。
科学の問題に権威を振りかざし、「太陽が地球の周りを回っている」と宣言したのだ。
さらには地動説を唱える学者を火あぶりの刑にさえしている。

それから数世紀を経て教会の総本山ヴァチカンは、専門家を招いて宇宙論について意見を求めた。
1981年のことである。
ステーヴン・W・ホーキングもここに出席した。

会議の最後に、参加者は教皇への拝謁が許された。この時、教皇はおごそかに
「ビッグバン以後の宇宙の進化を研究することは結構だが、
ビッグバン自体を突き詰めてはいけない

と述べたという。なぜか?
「ビッグバンは創造の瞬間であり、したがって神の業だから」
それが、理由である。

またもやヴァチカンは、科学の分野に口出しをしてきたではないか。

で、ホーキングは、この時のことを非常に謎めいた言葉でその著書「宇宙の始まりと終わり」に書き残している。
「それを聞いてホッとしました。私が会議で話したテーマを教皇は知らなかったからです。」
…ムムッ????? と言うことはもしかして、すでにホーキングはビッグバン自体をテーマにその原理などを科学的根拠を元に講演をしたのか??

さらに続けて言う。
「わたしはガリレオと同じ運命(注1)をたどりたくはありませでした。もっともわたしは、彼の死から300年後に生まれたこともあり、ガリレオにはおおいに親近感を抱いています」。
そう述懐しています。
(注1)地動説を唱えたガリレオは第2回異端審問所審査で、ローマ教皇庁検邪聖省から有罪の判決を受け、終身刑を言い渡されている。

ビッグバンは起こるべきして起こった。それは科学的根拠によって説明できる。理論はこうであるなどと科学者であるホーキングがヴァチカンで講演していたとしたら…。
もしかしてホーキングは教皇の不興を買って異端審問所にかけられ、神への冒瀆罪によって火あぶりの刑に処せられたかも知れないのだ。(時代が違うか)

ホーキングが考えるように教皇は、彼の発言を本当に知らなかったのか。
実は知っていた。カチンと来た教皇は、警告の意味で「ビッグバン自体には今後一切触れるな」と命じたのではなだろうか。
そう推理も出来る。またそう考えるが自然だ。
 
ところがである。彼の著書「宇宙の始まりと終わり」を読み進むと

「ビッグバン1秒後の膨張率が数兆分の1小さかったら、宇宙は現在の大きさになる前に再崩壊していたでしょう。反対に、ビッグバン1秒後の膨張率が同じだけ(数兆分の1)大きかったら、宇宙は膨張し今ごろ事実上の空っぽになっていたでしょう。ーー略ーー
宇宙がどうしてこのように(ビッグバンから)始まらなければならなかった理由の説明は、われわれのような生命体の創造を意図した
神の業だと考えるのでもない限り、とても困難になるでしう。」


これには、ビックリ。
科学者であるホーキングは絶妙な膨張率を奇跡的に有するビッグバンは、「神のなせる業だ」と、言っているではないか。

そこで、次のような推理も成り立つ。
実はホーキングはヴァチカンにおいて、案外「ビックバンは神のなせる技だ」などと講演していたのかも知れない。
ホーキングの講演内容を教皇は聞きつけて「そうだ。ホーキングくん。君が悟ったように"ビッグバンは神のみがなせる業"だから、今後あれこれビッグバンについて無駄な研究などしないように」と釘を刺したのではないだろうか。

さて、このほかにもいろいろ推理はあるだろう。
しかし、問題は2点ある。

その1. 
ヴァチカンは再び科学の分野に口出ししているが、果たして許されるものなのか。
あるいは、「ビッグバン自体を突き詰めてはいけない」ということは、単なる教皇の個人的見解だったのか。いや、そうではあるまい。ヴァチカンという世界的に絶大なる権力からの発言である。誰一人聞き流すことは出来ないはずだ。個人的見解ですむことではない。

その2. 
科学者たるホーキングが、宇宙創造を神にゆだねてもよいもだろか。
信仰、神を信じる信じないは個人の自由であることは確かだ。でも、科学者。科学の分野に神を呼び入れるのは、いかがなことか。わたしにはやや釈然としない。

それにしても、ホーキングはヴァチカンで何を語ったのだろうか。ビッグバーンをどのように講演したのだろうか。
科学か、神か。ぜひとも知りたいものだ。

「ホーキング 宇宙の始まりと終わり」を読んで推察しては、いかがでしょうか。


ゴールデン・ウィークが終わったら、お母さん孝行を。

 
5月13日の「母の日」には、美味しいワインを贈りましょう。

               ●           


中国共産党、1党独裁の崩壊が見えてきたか…?

2012-05-03 16:24:47 | 

薄煕来の事件 (最近はTVなどでも仰天ニュースとして伝えているので、ご存知ですね、その顛末)。
いらい、私は中国情報に目を離せなくなっていました。

そうして、今朝、北京情報筋からの未確認情報としながらも「大紀元」(ニューヨークで中国共産党の言論統制を打破するために設立された華僑系の報道機関)が伝えているのが

「民主化への準備を進める(中国共産党)指導部」である。
本当だとしたなら、今世紀を代表するビックニュースに数えられるだろう。何たって中国共産党が自ら「一党独裁を止める!!」というだから。
以下その引用です。お読み下さい


北京の情報筋によると、中央政治局常務委員会は中国の民主化に向けて、一党独裁の終息を含む4つの重要事項について合意し、今秋に予定されている第18回党大会で公表するという。

 4つの重要事項とは、▼各政党、団体の代表をメンバーとする新憲法制定委員会を立ち上げ、国民の結社、結党の自由が保障される新憲法の制定に着手する

 ▼執政党としての中国共産党の役割が終了することを宣言する。党員の再登録を行い、入退党は自由なものとする▼「六四天安門事件」、法輪功、そして中国の民主化のために尽力した団体、個人、迫害で亡くなった方の名誉を回復し、損害賠償を支払う▼軍を国家のものとするなどである。

 時期を考慮すると、最高指導部が社会の反応を試すために流された情報という可能性も考えられる。

 同情報は未確認ではあるが、上層部の一部の間で伝わっているという。

さて、どう思われますか。皆さん。
虐殺、暴力、汚職、縁故政治、臓器狩り…。
それらの全ては一党独裁の暗闇から沸き上がってくる。醜悪なドブ沼のメタンガスのようにである。

「中華人民共和国始まって以来の最大の政治スキャンダル」(遠藤誉さん)である薄煕来事件。これによって民主化への導火線に一気に火が付いた。
もはや中共はこれまでの体制は維持できなくなり、大きく変わらざるを得ないだろうという。そのような論評は海外の有力メディアにおいても多数登場しています。

スキャンダラスな事件の真相と源流を、そして中共の闇の暗部をのぞき見るには、彼女(遠藤誉さんは女性)の書いた「チャイナ・ナイン」が、懇切丁寧でタイムリー。一等面白かった。興味のある方はどうぞ。




ゴールデン・ウィークが終わったら、お母さん孝行を。

 
5月13日の「母の日」には、美味しいワインを贈りましょう。

               ●           


どうなる、ニッポン。

2012-04-22 17:11:02 | Weblog
先日、外灯の付き具合が悪いので近くの電機屋のオヤジさん来て貰った。
脚立から降りてきたので入れ立てのコーヒーをごちそうした。
「最近の政治家はホントダメだ。あいつら経費も含めて1億円近く貰っている。だのに審議拒否とか何とか抜かして、何もしとらん。あいつらは全員クビだ」から始まって、「この間ショックを受けた。ホント泣いちゃったよ」と話が続く。

その65歳というオヤジさんの話を書く。

電気工事の設計や現場の仕事をしているまじめでホント感じのよい若者がいた。
年を聞いたら33だと言う。いい年だ。

結婚は?
「してません。」
彼女はいるのか。
「いません。」
じゃ、いい子がいたならホント紹介してやろうか。
「ダメです。」
えっ?どうして。
「だって食えませんよ。ここ3年ほど昇級なし。ボーナスだって出るのか出ないのか分からん。出ても小遣い程度。出ない年もあった。いつ首になるか分からんし、会社自体いつなくならんとも限らん。だめですよ。俺一人食うのがやっとです…」
でも、一人より二人の方がホント楽だぞ。
「ダメですよ。結婚なんか考えられないんです」

俺はホントビックリしたね。こんな時代にしたのは俺たちなんだと思った。
年金の手続きをしてくれと役所から言ってきたが、
いらん! 俺は働ける内は働くから、年金はいらん。国が何もしてやらんから、震災に会って泣いている人がたくさんいる。そっちにあげてくれ。そう言ってやったよ。

ホントいったい日本ってどうなるんだ。もう先進国じゃないとか。
これからの生きて行かなければならない、ホント若者が可愛そうだ。結婚も出来ない。夢も希望ももてないなんて最低だ。
また女の子は、高学歴で、背が高くて、私より収入が多くて、なんてバカなことを言っている。ホントダメだね。日本は…。泣けてくるよ。

じゃ、またなんかおかしかったら呼んでくださいと、ひとくさり講演を終え、大きな脚立を肩に帰って行った。

夕刻帰宅した家内に、オヤジさんの嘆き話した。
「誰か、たとえ無職になっても無収入になっても、二人でがんばろうという女性はいないのかしら…。きっといるはずよ」とぼやきとも付かない口調で家内は言う。

彼と苦労したいという「やまとなでしこ」って、いませんかね。ホント。




「やまとなでしこ」は、いませんか。

2012-04-22 17:05:19 | Weblog
先日、外灯の付き具合が悪いので近くの電機屋のオヤジさん来て貰った。
脚立から降りてきたので入れ立てのコーヒーをごちそうした。
「最近の政治家はホントダメだ。あいつら経費も含めて1億円近く貰っている。だのに審議拒否とか何とか抜かして、何もしとらん。あいつらは全員クビだ」から始まって、「この間ショックを受けた。ホント泣いちゃったよ」と話が続く。

その65歳というオヤジさんの話を書く。

電気工事の設計や現場の仕事をしているまじめでホント感じのよい若者がいた。
年を聞いたら33だと言う。いい年だ。

結婚は?
「してません。」
彼女はいるのか。
「いません。」
じゃ、いい子がいたならホント紹介してやろうか。
「ダメです。」
えっ?どうして。
「だって食えませんよ。ここ3年ほど昇級なし。ボーナスだって出るのか出ないのか分からん。出ても小遣い程度。出ない年もあった。いつ首になるか分からんし、会社自体いつなくならんとも限らん。だめですよ。俺一人食うのがやっとです…」
でも、一人より二人の方がホント楽だぞ。
「ダメですよ。結婚なんか考えられないんです」

俺はホントビックリしたね。こんな時代にしたのは俺たちなんだと思った。
年金の手続きをしてくれと役所から言ってきたが、
いらん! 俺は働ける内は働くから、年金はいらん。国が何もしてやらんから、震災に会って泣いている人がたくさんいる。そっちにあげてくれ。そう言ってやったよ。

ホントいったい日本ってどうなるんだ。もう先進国じゃないとか。
これからの生きて行かなければならない、ホント若者が可愛そうだ。結婚も出来ない。夢も希望ももてないなんて最低だ。
また女の子は、高学歴で、背が高くて、私より収入が多くて、なんてバカなことを言っている。ホントダメだね。日本は…。泣けてくるよ。

じゃ、またなんかおかしかったら呼んでくださいと、ひとくさり講演を終え、大きな脚立を肩に帰って行った。

夕刻帰宅した家内に、オヤジさんの嘆き話した。
「誰か、たとえ無職になっても無収入になっても、二人でがんばろうという女性はいないのかしら…。きっといるはずよ」とぼやきとも付かない口調で家内は言う。

彼と苦労したいという「やまとなでしこ」って、いませんかね。ホント。




ああ、中国は、もの凄い。びっくり。

2012-04-22 13:16:02 | 
桜も終わった。

最近、ネット検索に凝っている。
キーワードは「薄 熙来」(はくきらい、ポーシーライ)。元重慶市書記、県知事ほどの重大な役職にあり、「重慶事件」を引き起こした人物である。
これに関しては日経ビジネスオンラインの遠藤誉さんの記事が、飛び抜けておもしろい。

重慶市公安局長、重慶市副市長・政法委委員を兼務していた「王 立軍」(おうりつぐん、ワンリージュン)が、事もあろうに四川省の米国大使館に保護を求めて駆け込んだという仰天事件に端を発して、中国の次期最高指導者に予定されている「習 近平」(しゅう きんぺい、シー・ジンピン)を軍事クーデターによって引きずり降ろすことを「薄 熙来」が画策していたことが判明した。
さあ、そこから重慶事件の始まり。てんやわんや、上へ下への大騒ぎ。

「薄 熙来」から命をねらわれている恐怖を覚え「王 立軍」は米国大使館に亡命。
その時クーデターの証拠を洗いざらい持って入ったのである。彼が集めた汚職、虐殺、臓器売買、殺人の記録、盗聴記録などの証拠品とともに、いまや共産党本部にとらわれの身である。

痴情のもつれか金銭のトラブルか、イギリス人ニール・ヘイウッド氏殺害の容疑で薄熙来の妻、谷開来(グー・カイライ)逮捕された。
彼女は死刑を逃れるために、夫たちが極秘で企んでいた政権転覆クーデターの謀略を洗いざらい白状したという情報もある。

さらに事件には、中国共産党政治局常務委員の周永康(しゅう えいこう、ヂョウ・ヨンカン)が絡んでいることも判明した。現在、中共ナンバー9位、公安担当のトップという超大物権力者である。

そして、最大の黒幕として、中共トップの胡 錦濤(こきんとう、フージンタオ)国家主席と温家宝(おん かほう、ウェン・チアパオ)首相の怨念のライバルである元中国の最高指導者である江沢民(こう たくみん、チアン・ツォーミン)にドーンと行き当たるのである。登場人物に不足はない。

しかし、どうもこれは中国共産党の体質であり、病と言ったところが本質ではなかろうか。バカは死ななきゃ直らない。もっとも死でも直らない場合もあるけれど…。


チャイナ・ナイン 中国を動かす9人の男たち

「中華人民共和国始まって以来の最大の政治スキャンダル事件」と遠藤誉さん。
事件の真相と源流を、そして中共の闇の暗部をのぞき見るには、彼女(遠藤誉さんは女性)の書いた「チャイナ・ナイン」をご一読することをおすすめしたい。


中国共産党最大の政治スキャンダル

2012-04-21 15:11:56 | 
桜も終わった。

最近、ネット検索に凝っている。
キーワードは「薄 熙来」(はくきらい、ポーシーライ)。元重慶市書記、県知事ほどの重大な役職にあり、「重慶事件」を引き起こした人物である。
これに関しては日経ビジネスオンラインの遠藤誉さんの記事が、飛び抜けておもしろい。

重慶市公安局長、重慶市副市長・政法委委員を兼務していた「王 立軍」(おうりつぐん、ワンリージュン)が、事もあろうに四川省の米国大使館に保護を求めて駆け込んだという仰天事件に端を発して、中国の次期最高指導者に予定されている「習 近平」(しゅう きんぺい、シー・ジンピン)を軍事クーデターによって引きずり降ろすことを「薄 熙来」が画策していたことが判明した。
さあ、そこから重慶事件の始まり。てんやわんや、上へ下への大騒ぎ。

「薄 熙来」から命をねらわれている恐怖を覚え「王 立軍」は米国大使館に亡命。
その時クーデターの証拠を洗いざらい持って入ったのである。彼が集めた汚職、虐殺、臓器売買、殺人の記録、盗聴記録などの証拠品とともに、いまや共産党本部にとらわれの身である。

痴情のもつれか金銭のトラブルか、イギリス人ニール・ヘイウッド氏殺害の容疑で薄熙来の妻、谷開来(グー・カイライ)逮捕された。
彼女は死刑を逃れるために、夫たちが極秘で企んでいた政権転覆クーデターの謀略を洗いざらい白状したという情報もある。

さらに事件には、中国共産党政治局常務委員の周永康(しゅう えいこう、ヂョウ・ヨンカン)が絡んでいることも判明した。現在、中共ナンバー9位、公安担当のトップという超大物権力者である。

そして、最大の黒幕として、中共トップの胡 錦濤(こきんとう、フージンタオ)国家主席と温家宝(おん かほう、ウェン・チアパオ)首相の怨念のライバルである元中国の最高指導者である江沢民(こう たくみん、チアン・ツォーミン)にドーンと行き当たるのである。登場人物に不足はない。

しかし、どうもこれは中国共産党の体質であり、病と言ったところが本質ではなかろうか。バカは死ななきゃ直らない。もっとも死でも直らない場合もあるけれど…。


チャイナ・ナイン 中国を動かす9人の男たち

「中華人民共和国始まって以来の最大の政治スキャンダル事件」と遠藤誉さん。
事件の真相と源流を、そして中共の闇の暗部をのぞき見るには、彼女(遠藤誉さんは女性)の書いた「チャイナ・ナイン」をご一読することをおすすめしたい。


レストランのワインは、ノーサンキュー。

2012-01-28 14:53:01 | ワイン
レストランでワインを頼んだことありますか。
これがバカ高い。驚く。
何でもレストランの食材費は価格の三分の一程度らしい。
この方程式をワインにも当てはめるので、仕入れ値5,000円のボトルが1万5千円になる。
ソムリエがいるところでは彼の給料も載ってくるのだから、いたしかたないのか…。
最も私はそんなところで、ワインは飲まない。もったいなくて貧乏人の私には頼めない。

ところで、レストランのサービス料ってなんでしょうか。10%から15%ほど加算されます。
パリではウエイターの固定給はゼロ円なので、サービス料をみんなで分けるとか。
つまり、サービス料は彼ら・彼女らのお給料となるのです。
でも、日本では、レストランのウエイターの固定給がゼロという事はないと思います。

お客さんをそれとなく見ていて、頼まれる前にしてあげる。
気づいてあげる。そんな気持ちのよいサービスの一つも受けたなら、
サービス料も自然と払いたくなります。
しかし、、態度の悪いウエイターの多いこと。呼ばれるまで知らん顔。
これではロボットと同じ。もてなしの精神が全くない。

もうひとつ、カバーチャージ、テーブルチャージとは席料のこと。
これも意味不明。お通しって言うのも同じ。

ネット見ていたら、寿司屋か何かで「突き出し」と「テーブルチャージ」だけで
2,300円も取られたと憤慨していました。

掛け値なしにお得と、誰彼に推薦しているワインがあります。
ワイン通販の老舗ワインメッセージさんで扱っている
イスラエルのゴラン高原生まれのワイン・ヤルデンです。
なんたって、ワインは私の血であると喝破したしエスキリスト誕生の地イスラエルである。
これが実においしい。コルクの烙印からして、神々しい。
  ヤルデンのコルク
赤白セットで3,600円からあります。

今ならワインメッセージさんの
無料会員登録になると、なんと25%引きです。
レストランと違い仕入れ値に近いお値段です。
もちろん、サービス料・席料なんていただきません。
まずは、ご試飲あれ!!!


 イスラエル・ワイン「ヤルデン」

さすが、富士山です。

2012-01-09 13:35:09 | 富士山


やはり富士山はいい。どこから見てもいい。
2012年バンザイ、と叫びたくなる。

ワイングラスの正しい持ち方。

2012-01-09 12:32:42 | ワイン

言わずと知れたアメリカ合衆国大統領と大英帝国女王です。
何かのレセプションで、神妙な顔をしてワインを口にしています。



さて、あなたにお聞きします。あなたはワインを飲むとき、
いつもグラスのどこを持って飲みますか。
「丸い本体」(ボウル)ですか。「支柱」(ステム)ですか。「台」(プレート)ですか。

なにも、聞くまでもありません。
「支柱」(ステム)に決まっているじゃないですか。
これでも、私はマナーにうるさいのよ。

やはり、そうですよね。
日本人の90%ほどは、「支柱」(ステム)を持っているようです。
なぜか、どういう分けか、「支柱」(ステム)なんです…よね。

それが常識じゃないですか。あなた。
だいいち、「ボウル」を持つと繊細なワインの温度に体温が移ります。
「ステム」なら影響しません。

指紋や脂で、綺麗なグラスを汚すと
あのふくよかなワインの色が楽しめなくなるじゃないですか。

ガイドブックにも、そう書いてある。
ソムリエさんだって、そのように指導していますよ。
「ステム」を持って、優雅に飲むのが常識。
常識も常識のワイン・マナーですよ。

そうですよね。私も、そう思います。

で! でも。ま! まって下さい。

もう一度、しっかりとアメリカ合衆国大統領と大英帝国女王サマを見てください!!



お二人は、「ボウル」を持っていますよ。
これって、なぜ。

マナー違反。まさか!!。

パブや居酒屋ならいざ知らず、
厳かなセレモニー、公式のパーティーの席ですよ。

大統領がマナーを知らないのでは…。1,000歩譲って、まぁ、ありえんことではない、としましょう。
しかしですよ。イギリス連邦王国16カ国の女王さまが、そんな不調法なマナーで教育されてきたわけがありません。

もし、お二人がマナー違反していたら、これはもう、マスコミの餌食ですよ。
「ワインの飲み方一つ知らないやつに、アメリカが任せられるのか。」
「女王は、あの娘がマナーを知らないと、この結婚には最初から賛成していなかったのではなかろうか?
だからわざと抗議の意味で、あんなの不作法な飲み方をした。」
などなど、勝手なことを言いつのっていることだろう。
ワイングラスの持ち方一つで、である。
人格まで否定されかねない。

でも、そんなトピックスは聞かない。

もしかして、ひょっとして、あの「丸いボウル」を持って飲むのが、
正しいのではなかろうか。正しいマナー、作法なのではなかろうか。
「ボウル」を持ってはいけないという常識は、実は非常識。
私たちの作法は、不作法。してはいけないことをしていた。

「ステムを持って飲むのはおかしい?」
もう6年以上も英国に住んでいて、あるパーティの席でどうも自分だけだと思い、
同僚の英国人に恐る恐る聞くと、「うん、おかしいよ」。
きっぱりと、即座にそう返答がきたそうです。

それでびっくり、
「数年分のクリスマスパーティー、その他のパーティーでの自分の写真を見てみたら、出てくるわ、出てくわ・・・。
なぜ6年間、誰も突っ込んでくれない、気がつかなかったんだろうと叫びたくなるほど出て来ました。
こんなこと(ステムをもっこと)をやってしまっているのは確かに日本人だけでしたー。」
などと、嘆き、さらにうんざりした顔で
「15年イギリスに住んでいる日本人の友だちでも、ステムを持っていましたよ。」

さあ、タイヘン。
実際にワイングラスを手にして、口に当ててみましたが、
やはり私も「ステム」派です。手が自然とそうなります。
「ボウル」には伸びません。「ボウル」に手を当てるとしっくりきません。
落ち着きません。
たとえグラスにビールを注いだとしても、だめです。
「ボウル」を押さえて飲むのは不自然。「ステム」を持ってグラスを傾ける。
これが一番自然です。しっくりきます、

あらっ、私はどうしていたっけ。
とにかくアメリカ合衆国大統領と大英帝国女王サマがしているなら、
世界共通のマナーに間違いないじゃないの。
こんどから、「ボウル」を持つわ。
赤ワインと白ワイを勝手にブレンドしたロゼをこよなく愛し、
いつもマナー絶対信奉で生きている彼女の第一声。

ワインにはうるさいステム派の彼女も黙ってはいません。
じゃなんで、ステムがあるのよ。なんのため。
持つためよ。理にかなっているわ。ステムを優雅に持って飲むべし。
西洋人の方がおかしいのよ。
スッパリと切って捨てます。 

いいじゃないの。
郷に入れば郷に従え、だよ。
日本に来たなら90%に従って「ステム」。
イギリスに行ったなら「ボウル」を持てばいい。
こだわらなくてもいいと思うよ。
いつもまとめ役のご意見です。

さて、あなたは何派で、どうします。
このワイングラスの持ち方。


あなたのワイングラスの持ち方は、×です。

2011-08-10 19:53:51 | ワイン

言わずと知れたアメリカ合衆国大統領と大英帝国女王です。
何かのレセプションで、神妙な顔をしてワインを口にしています。



さて、あなたにお聞きします。あなたはワインを飲むとき、
いつもグラスのどこを持って飲みますか。
「丸い本体」(ボウル)ですか。「支柱」(ステム)ですか。「台」(プレート)ですか。

なにも、聞くまでもありません。
「支柱」(ステム)に決まっているじゃないですか。
これでも、私はマナーにうるさいのよ。

やはり、そうですよね。
日本人の90%ほどは、「支柱」(ステム)を持っているようです。
なぜか、どういう分けか、「支柱」(ステム)なんです…よね。

それが常識じゃないですか。あなた。
だいいち、「ボウル」を持つと繊細なワインの温度に体温が移ります。
「ステム」なら影響しません。

指紋や脂で、綺麗なグラスを汚すと
あのふくよかなワインの色が楽しめなくなるじゃないですか。

ガイドブックにも、そう書いてある。
ソムリエさんだって、そのように指導していますよ。
「ステム」を持って、優雅に飲むのが常識。
常識も常識のワイン・マナーですよ。

そうですよね。私も、そう思います。

で! でも。ま! まって下さい。

もう一度、しっかりとアメリカ合衆国大統領と大英帝国女王サマを見てください!!



お二人は、「ボウル」を持っていますよ。
これって、なぜ。

マナー違反。まさか!!。

パブや居酒屋ならいざ知らず、
厳かなセレモニー、公式のパーティーの席ですよ。

大統領がマナーを知らないのでは…。1,000歩譲って、まぁ、ありえんことではない、としましょう。
しかしですよ。イギリス連邦王国16カ国の女王さまが、そんな不調法なマナーで教育されてきたわけがありません。

もし、お二人がマナー違反していたら、これはもう、マスコミの餌食ですよ。
「ワインの飲み方一つ知らないやつに、アメリカが任せられるのか。」
「女王は、あの娘がマナーを知らないと、この結婚には最初から賛成していなかったのではなかろうか?
だからわざと抗議の意味で、あんなの不作法な飲み方をした。」
などなど、勝手なことを言いつのっていることだろう。
ワイングラスの持ち方一つで、である。
人格まで否定されかねない。

でも、そんなトピックスは聞かない。

もしかして、ひょっとして、あの「丸いボウル」を持って飲むのが、
正しいのではなかろうか。正しいマナー、作法なのではなかろうか。
「ボウル」を持ってはいけないという常識は、実は非常識。
私たちの作法は、不作法。してはいけないことをしていた。

「ステムを持って飲むのはおかしい?」
もう6年以上も英国に住んでいて、あるパーティの席でどうも自分だけだと思い、
同僚の英国人に恐る恐る聞くと、「うん、おかしいよ」。
きっぱりと、即座にそう返答がきたそうです。

それでびっくり、
「数年分のクリスマスパーティー、その他のパーティーでの自分の写真を見てみたら、出てくるわ、出てくわ・・・。
なぜ6年間、誰も突っ込んでくれない、気がつかなかったんだろうと叫びたくなるほど出て来ました。
こんなこと(ステムをもっこと)をやってしまっているのは確かに日本人だけでしたー。」
などと、嘆き、さらにうんざりした顔で
「15年イギリスに住んでいる日本人の友だちでも、ステムを持っていましたよ。」

さあ、タイヘン。
実際にワイングラスを手にして、口に当ててみましたが、
やはり私も「ステム」派です。手が自然とそうなります。
「ボウル」には伸びません。「ボウル」に手を当てるとしっくりきません。
落ち着きません。
たとえグラスにビールを注いだとしても、だめです。
「ボウル」を押さえて飲むのは不自然。「ステム」を持ってグラスを傾ける。
これが一番自然です。しっくりきます、

あらっ、私はどうしていたっけ。
とにかくアメリカ合衆国大統領と大英帝国女王サマがしているなら、
世界共通のマナーに間違いないじゃないの。
こんどから、「ボウル」を持つわ。
赤ワインと白ワイを勝手にブレンドしたロゼをこよなく愛し、
いつもマナー絶対信奉で生きている彼女の第一声。

ワインにはうるさいステム派の彼女も黙ってはいません。
じゃなんで、ステムがあるのよ。なんのため。
持つためよ。理にかなっているわ。ステムを優雅に持って飲むべし。
西洋人の方がおかしいのよ。
スッパリと切って捨てます。 

いいじゃないの。
郷に入れば郷に従え、だよ。
日本に来たなら90%に従って「ステム」。
イギリスに行ったなら「ボウル」を持てばいい。
こだわらなくてもいいと思うよ。
いつもまとめ役のご意見です。

さて、あなたは何派で、どうします。
このワイングラスの持ち方。


権威に弱い。

2010-09-15 16:37:18 | ワイン
私は、ワインが好きだ。そして、概して権力や権威に弱い。
○○ワイン国際コンクールで、金賞受賞。これには、グッと来ます。
すごいと思います。

金賞は第一位。競争相手が千人いようが、一万人いようが、ただ一人の受賞だと思っていました。
当然ですよね。まま、同着で一位が二人と言うことはありますが、
一位が三人も四人もいるなんて誰も思いません。
ところが、いるんです。

昨夜、ある本を読んでいてビックリ。
国産ワインコンクール(Japan Wine Competition)の話がひとくだりあり、
コラム欄の所に、
「本審査は20点満点で採点を行い、平均点が17.5点以上のワインを金賞、
15.5以上17.5未満を銀賞、13.5以上15.5未満を銅賞、12.0以上13.5未満を奨励賞としました」。

これじゃ、金賞が10人、20人いても不思議じゃありません。
確かに注意深く読むと同年のコンクールで、金賞受賞ワインがあちこちのページにありました。
私バカでした。物を知らなすぎたのです。それより、なにより権威に弱い。
だから単純に金賞、第一位。一人。凄い。
そうアタマから決めつけていたところに、深い深い落とし穴があったのです。
ものの見事に、ズボ~ンと落ち込んでました。はまっていました。

昨夜、脱出しました。やっとこれで、落ち着いてワインの金賞を見れます。
ありがとうございました。
ところで、他のワインの国際コンクールというのも、
このような方法がとられているのでしょうか。どうなんでしょう?
どなたかごぞんじの方いらっしゃいますか。教えて下さい。

つまらん。告白でも何でもない。

2009-07-31 11:24:39 | 
告白
湊 かなえ
双葉社

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湊かなえさんの「告白」を読んだ。ベストセラーになっているようだ。
普段は、ベストセラーなんかには背を向けているのだが、
書店の人が進めるトップとか言うので手にしてみた。
はっきり言って、何なのだと放り投げたくなった。
いや、実際に途中でばかばかしくなり、ギブアップし。
まさに、放り投げた。

幼稚ぽい。少女趣味の長電話だ。
推理小説の部類に属するのだろうが、
あんな「へ」のつっかえ棒にもならん謎を、持ち上げるのは止めてくれ。
書店さんよ。もっと本を読んで勉強してこい。

一体全体、なにをコクハクするんかいな。
何を言いたくてこの小説を書いたのか、まったくわからん。
「小説か。書きたいテーマ、言いたい主張がない。」
と言っている友人がいる。
なのにこの人は、だらだら書いている。
(ある意味、これも才能か。)
少なくとも、おもしろくなくて、途中でぶん投げた私にはそう思われる。

じゃ、テーマのあるってどんな小説か。
あまたあるじゃないか。

最近では、
白石一文氏の「この胸に深々と突き刺さる矢を抜け」が、よかった。

かなえさんは、僕の趣味ではなかった。
なんか、最近の小説は、薄ペラじゃないか。
携帯電話のおしゃべりのように。