惠子が、倒れたァ!! くやしい! くそっ!

果たして、この先どうなるのか。そのドキュメント。

だまされた。ああ、だまされた。

2008-03-31 11:51:43 | 
さて、「水からの伝言」。ご存じですか。

水を入れたふたつのビン。
ひとつには「ありがとう」、他には「ばかやろう」と書いた紙をはり、
それぞれの水から氷の結晶をつくる。
すると、「ありがとう」の結晶はきれいにでき、
「ばかやろう」からは不揃いの結晶ができる。というアレです。

信じましたね。なんと、心が温まる、いい話じゃないですか。
結晶の証拠写真もついてましたから、
ワイフなんか、大感激。本も数冊買いました。

で、先日、
松永和紀(まつなが わき)著「メディア・バイアス」に出会いました。
「しかし科学的に見れば、この説(「水からの伝言」)根拠はありません。
空気中に含まれる水分子の数や温度などによって、
たまたまきれいな結晶になることもあり、そうでない場合もあるというだけのと」
彼女はそう述べています。
「ただのオカルトでしかない」そう断じている水の専門家もいるとのこと。
      
メディア・バイアス
あやしい健康情報とニセ科学
(光文社新書 (298))

松永 和紀
光文社

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やはりそうか、そうだろうな。半信半疑だっただけに、松永さんにソク納得。
なんか、ロマンチックな夢がひとつ破れた。
サンタクロースを否定された子供のような心境です。
欺されたわけだが、その間、なんか、楽しかった。

といって、根拠のないことを信じさせ、悪用されてはかなわない。
この本の副題が、「あやしい健康情報とニセ科学」とある。
「ぴーかんバディ!」「発掘!あるある大辞典」捏造事件から始まって、
テレビ・新聞・雑誌のメディアによる情報のゆがみを
具体的に取り上げ、警告をならしています。

健康に関心のある方、添加物に関心のある方、
そして、マスコミ情報を信じやすいあなた。
いかにそれがでたらめで、マコトひややかであるか、
ご注意! ご注意! ぜひ、ぜひ、ご一読下さい。










どうせなら、この人生も卒業したい。

2008-03-25 18:25:19 | Weblog
北海道の片田舎を出てきて
東京暮らしも、はやン十年。
結婚して、子供三人。
どいつも自分一人で大きくなったような顔して、
感謝の気持ちはこれっぼっちもなし。

いい人生だったかと聞かれても返事に困る。
癌で苦しみながら卒業していったやつもいる。そいつだけは困る。
毒でもない人生だったけど。
楽しい卒業式にしたいなぁ。
その時は、神様、仏様、よろしく。








神の舌か、私の舌か。

2008-03-24 11:51:12 | パーカー・ポイント

              

さて、パーカー・ポイントってご存じですか。
ワインワイン神の舌を持つ男とか、ワインの帝王などと称される
ロバート・パーカー氏がテイスティングして、
100を満点として付けてゆくワインの評価点です。
        
     

この人気のPPワインはいつもはSold-outがち。
それが
「PPを飲む」でセットで手に入いります。
しかも、87点、88点、90点と一点,二点の僅差で3本揃っています。




これを購入した、友人からの話をひとつ。

私と妻は、ワイン狂を自認する友人を囲んで
神の舌に挑戦とテイスティング会を実施しました。
             

ワイン狂のA氏は、Mr.パーカーと全く逆の順で点をつけて、
「神の舌より、私の舌だ」とうそぶき、
奇しくもMr.パーカーと同じ順位をつけた妻は、
「ワタシの舌も神の舌だ」とうそぶく。
私は、どれもおいしく、順位のつけようがなく、ワカンナイョと棄権。
「飲ませるのがモッタイナイくらいの味覚音痴」とバカにされた、とか。
        
     

さて、あなたは、どのタイプでしょうか。
この3本で、神の舌にチャレンジしてみませんか。
できましたら、結果のご報告もお願いいたします。

「PPを飲む」
         


   



そのワインへの一言が、すべてをブチこわした。

2008-03-23 13:09:33 | ワイン
さて、何人かでレストランに行ったとしよう。
で、あなたがワインリストから、セレクトして頼んだとします。
ソムリエは、当然、あなたにグラスを渡しホストテストを頼みます。
             
この場合、テイスティングなんて儀式だから、味も何も分からずとも、
「よろしんじゃないですか」などのたまわりながら、おもむろに頷く。
ふつうは、こうですよね。
              
ところが、一度こんなことがありました。
打ち上げで10人ほどでレストランに行きました。
中にワイン通のカメラマンがおりまして、彼がワインリストを手に
あれこれ、ぶつくさ言いながら乾杯のワインをオーダー。
ホストテイストは、当然、彼。
「これは、おかしい。別のを持ってきてくれ」。毅然と申し渡す。
これにはソムリエ(だったと思う。あるいは単なるボーイさんか)も、
我々もびっくり。一瞬にしてシーンとなった。
              
レストランばかりじゃない。
友達の家でも、我が家のかみさんにも
「これは、おかしい。別のワインを持ってきてくれ」なんて、
キャンセルしたことも、言ったこともない。
あれが最初で最後の、まさに "ショーゲキ" の出会いだった。
              
ところが、これって結構あることらしい。
ワインクーラーに入れておいても一年が限度という話を聞いた。
地下室に保存するのが一番とか。
保存状態によっては、一流どこのお店といえども安心できない。
              
でも、気が弱く、決して通じゃない私は、
どんなにヘタっているワインでも、OK出しちゃうなぁ。
「キミ、これはダメだね。別の持ってきてくれんか。」など、
いちど、高級レストランで言ってみたいものだ。ムリだろうなぁ。
             
あの時のあの打ち上げ、
どんな料理を食べ、どんな話をしたか、どんなことがあったか、
まるで覚えていない。
「これは、おかしい。別のを持ってきてくれ」のシーンだけ残っている。
そして、なにか後味が悪かった気持ちだけが、へんにザラついている。
そう言えば、なぜか、そのカメラマンとも一回きりの仕事だった。
なぜか、あれから、そのレストランにも足を運んでいない。
             
あのひとことが、すべてをぶちこわしちゃったのだろうか。
             















ワインで人を殺せますか…??

2008-03-23 13:08:30 | ワイン
さて、ワインで人を殺せるかか、というお話です。

しかも、殺人罪に問われることなくです。
壜で殴ったり、毒を盛っては即逮捕ですから、ダメ。
             
最後の一壜 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

スタンリイ エリン

早川書房


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スタンリイ・エリンのわずか25頁ほどの短編この「最後の一壜」で、
罪に問われこととなく、堂々と殺人がなされています。
種明かしはしません。
答えを教えてという方は、アマゾンか、運がよければ古本屋さんででも、どうぞ。
              
ヒントは、世界中に残された誉れの高いたった一本のワイン。
当然、目の玉が飛び出るほどに超高価だということ。
              
さて、こちらは「ボルドー白ワインの権威」であらせられる
ボルドー大学教授(醸造学部)ドゥニ・デュブルデュー氏の手になる傑作です。
ごくごく庶民的で、リーズナブルな3本セットのワイン。
もちろん、殺人はムリでしょう。
    ドゥニ・デュブルデュー教授
            

 



 




 


レストランのワインは、なぜ、なぜ、高い?

2008-03-23 10:11:44 | ワイン
さて、レストランで飲むワインは、なぜ、あんなに高いのでしょうか、
という、お話です。
             
それ、当然だよ。レストランの料理値段と同じさ。
その日に仕入れた肉や魚の価格に、人件費ほか諸々の諸費用を計算し、
そこに利益を乗せて、いくらで提供するか決めるだろう。
もしその店が、仕入れ原価の3倍の値づけを当然としているなら、
ワインの価格も仕入れ値の3倍になるのさ。ワイン通のエフ氏は持論を述べる。
               
しかも、お店としては、まずいもの絶対に出せないから、
ふだん君が飲んでいる1,000円台なんて、まず置かない。
しぜん、高級ワインとなる。
ちょっと、気の利いたところなら、最低でも7~8千円以上の仕入れ値だろう。
1万円のものなら、3万円。7千円だとしても2万円以上になる。
君なんかレストランでワインを…、などと考えん方がいいよ。
             

料理も高けりゃ、ワインも高いのか、ふーん。
そういえば、レストランでワイはいかがですかと促され、
ワインリストを見ると、大奮発したコース料理の値段より高いものばかり。
ハウスワインをグラス一杯だけにした。
でも、F氏の話は一見もっともらしいが、どうも納得がいかない。
              
さてさて、みなさんはどう思いますか。

で、有名レストランやホテルでしか飲めないワインを
数多く扱っているお店をご紹介します。
   ワインメッセージです。

ワインメッセージには、レストランのハウスワインやテーブルワイン用として
重宝されている商品く、2千円、3千円台も揃っています。
リーズナブルで、お手頃な価格が多数。いちど、のぞいて見てください。
なかでも私のお気に入りはキアンティ・クラシコ
ご機嫌のイタリアワインです。
             



















ワインの個性 堀賢一著

2008-03-19 17:10:51 | パーカー・ポイント
ワインの個性
堀 賢一
ソフトバンク クリエイティブ

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パーカーポイントがいい加減に表示され、
詐欺まがいに悪用されていると
堀さんは「ワインの個性」と言う本の中で、
「ネット上の詐欺的な広告について」(243頁)という
章を設けて告発している。
以下、堀さんの憤慨をダイジェストして記そう。

「パーカー99点ワイン、クロ・エラスムス1999年13,800円」
リリースされたばかりのワイなので不審に思い、
Mr.パーカーが主宰するサイトで調べると
当時、99年の評価はまだ発表になっておらず、
99点とあるのは98年ワインだった。

ヴィンテージが違う旨、そのお店にメールしたが、
連絡があったのは、そのワインが売れ切れてた後だった。
その後、99年のパーカーポイントが発表になったが
93点だった。アメリカでの小売り希望価格は75ドル。
ネットでは55ドルでも売っていたという。
55ドルならおよそ6,000円。
半額じゃないか!!!!!!!!!!。
おい、おい、である。

堀さんならずとも、あきれる。ひっくり返る。

この本を、お読みになりたい方は、下記から、どうぞ。
ワインの個性
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
PP高得点ワインのお求めは、安心サイトから。どうぞ。
          
「PPを飲む」
http://www.winemessage.com/SHOP/06_09_02.html 

「PP-90点から上へ」 
http://www.winemessage.com/SHOP/07_04_03.html

「PP2本揃って90点
http://www.winemessage.com/SHOP/07_04_02.html           
 
「PP高得点ボルドー」
http://www.winemessage.com/SHOP/07_04_07.html

「PP高得点トルブレック」
http://www.winemessage.com/SHOP/07_04_05.ht
      

 



   








欧州で飲むワインには酸化防止剤は入っていない?

2008-03-18 16:51:49 | ワイン
ワイン・ボトルの裏を見てください。
そこに「酸化防止剤(亜硫酸塩)と必ず明記されています。
これって、気になりません。リューサンですよ。リューサン。
                
中国餃子の比じゃない。びっくり。
しかも、ヨーロッパで飲んだワインには、こんなの書いてないゾ。
ときたもんだ。いよいよ、心配になる。
                
日本ではワインに添加を認められている亜硫酸塩の量は、
0.035%までだそうです。実際に使われているのは0.03%以下。
しかも、ワインの中で亜硫酸塩が酸化されると、事実上、無害になるとのこと。
この添加剤、発酵を手助けするなどワインの味を引き出す働きもあり、
なんと、ワインづくりに欠かせない大切なものだというから、驚きです。
                
さて、ヨーロッパは無添加じゃないかという疑問ですが、
これは、彼の地では表記が義務づけられていないだけ。
ちゃーんと入っているそうです。
でないと、酸化して、飲めたものじゃないらしい。
                
で、心配症なあなたに有機無農薬栽培のブドウから生まれた
オーガニックワインはいかがですか。
   定番・オーガニック 健康のためと言うより、
むしろ、より豊かなテロワールを引き出すための無農薬。
だから、とてもオイシイです。
もちろん、これにもキチンと酸化防止剤は入っています。 
             

 



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ワインは立てておく、という常識

2008-03-18 11:44:01 | ワイン

さて、ワインボトルは立てておくべき、というお話です。
           
ワインは寝かせておくもの、これ常識ですね。
でも、いつまでも寝かせておくわけではないのです。
           
なぜか。いよいよ飲む段になって、
実はボトルの中の澱(オリ)を、下に沈めるために立たせます。
澱が完全に落ち着つくままで三日もあれば、という
優雅な高級ワインもありますが、
普通は一日で十分じゃないでしょうか。
          
そうしておいて、デカンタに静かに移すのです。
もちろん、直接ボトルからグラスについでもかまいません。
この場合、澱に気をつけて。
           
立てておくのもワインの常識ーー。
お目当てのあのボトル、今朝立てておきましたか。
あらあら…、忘れてる。
口にする直前まで横になっていても、それほど神経質になる必要のない
手軽なデイリーワインは、どうです。
         
     デイリーワインセットBタイプ
6本セットで通常価格9,465円ですが、販売価格7,200円と2,200円以上もお得。
しかも、パーカーポイント90点が一本入ってます。

           


 



   



マスター・オブ・ワイン

2008-03-12 17:57:06 | ワイン


「マスター・オブ・ワイン」って、ご存じですか。
ワインの名前ではありません。
               
実は、英国で1953年に発足したワイン業界の最高峰資格です。
その資格を得るのは難しく、ソムリエの比ではありません。
ブドウ栽培、醸造からワイン取引まで
広範囲な知識と能力が求められます。
現在、世界中でわずか257人しかいないそうです。
         
  
その中の一人、リサさんが書いた
テイスティング会でのコメントを幾つか目にしたことがあります。
「こんなワインを飲むなら東京湾の水を飲む方がまだまし…」など
恐ろしい評価をボンボン下してました。
とても、とても、生産者の方には見せれません。
          
でも、ご当人は英国生まれのいたって物静かな美人サンとか。
ワインを口にすると性格が変わるんですかね。
      


そこまで聞くの?ワインの話

2008-03-05 19:37:11 | ワイン
そこまで聞くの? ワインの話。
ワインの本は、どうも横文字が多くて苦手。
それも英語ならまだしも、フランス語・スペイン語と
来ては発音さえままならぬ。
まるでチンプンカンプン、などお嘆きの方に
おすすめしたいのが、山田健さんのこの本。

山田さんはサントリー宣伝部におられた方。
ワインの講演もなさるらしい。その後で行われるQ&A時となると
「入門編から専門知識まで、ありとあらゆる質問が連射され、
それに答えていくのは、しんどいながらも、楽しかったりもする。
講演などよりもよっぽど会場が盛り上がることが多い」とか。
だったら、そういう質問に、一通りお答えする本を書たら、と
この本は誕生しましたと前書きで述べている。

「ワインと健康編」から始まって
「ワインの味を決めているもの編編」まで8つの章からなる。

・ラベルに書いてある「酸化防止剤(亜硫酸塩)は、体に悪くないの?
・フランスで飲んだワインに、酸化防止剤の表示はなかった。日本向けに入れているの?
・コルク抜きに失敗した時には、どうすればいいの?
・ワインラベルの上手な剥がし仕方は?
・ワインの名前をなかなか覚えられない。何かいい方法はない?
・好みのワインを見つける近道は?
・高いワインほどおいしいの?
・ソムリエは客を「値踏み」する?
・ソムリエ山が薦めてくれたワインと料理が、とんでもなく合わなかったときには、ワインを替えてもらえるの?
………などなど。

どんなクエスチョンが登場するかというと、
普段思っていいても口に出来ない
クイズまがいの珍問・難問のオンパレード。
ふん、ふん、なるほどとニヤニヤしながら読んでいく内に、
ワインの知識がしっかりと身につくしかけ。
なによりも今夜はワインにしたくなる一冊である。

ついでに、私がいつも利用しているワイン通販しているサイトをご紹介。
リーズナブルでおいしいと、思いまーす。
その理由は、次回


「ワインメッセージ」
そこまで聞くの? ワインの話。
山田 健
サンマーク出版

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