SAIJO StudyAbroad

海外インターンシップ・留学準備から渡航・滞在、帰国まで

そして帰国

2009-03-09 19:53:18 | Weblog
3月8日(日)夕方、私達25人は無事に帰国致しました。

出発は現地の7日(土)。
こまかい雪がちらつく中での最終日となりました。
あっさりとしたお別れあり、笑顔のお別れあり、涙涙のお別れあり…。
本当にそれぞれのお別れでしたが、
1ヵ月という時間を共にしたファミリーとのお別れには
皆胸に迫るものを感じていた様子でした。

空港までのシャトルバスの到着が1時間も遅れたのですが、
その間もずっと待って下さるホストファミリーも居られました。
学生を本当に大事に温かく迎えて下さり、
ファミリーの方でも学生との時間を楽しんで下さっていたことが窺われました。

そして、一路タコマ空港へ。
離陸に間に合わせるには殆ど余裕がない状態でしたが、
受託荷物の重量オーバーで多くの学生が
50ドルを徴収されたこと以外に然程の問題はなく(苦笑)、
とてもスムーズに出国までの手続きは進みました。

成田への到着は20分程遅れましたが、
11時間をかけて無事に帰国致しました。
飛行機の中ではこの1ヵ月を振り返り、
優しく素敵な人達に沢山出会えたこと、
楽しく貴重な経験が沢山できたことを再確認していたようです。
ほんの1ヵ月ではありますが、
濃い1ヵ月だったことは間違いありません。
今の学生達には、1ヵ月前の彼女達にはなかったものが芽生えているように思います。

1ヵ月留学の引率として学生達と行動を共にして参りましたが、
ここに無事の終了をご報告できることに安堵しております。
今回のメンバーとアメリカでの時間を共有できたことを本当に幸せに思います。

異例のFarewell Party

2009-03-07 16:52:20 | Weblog
学校での授業も今日で最終日を迎えました。
そして、午後にはFarewell Party。
熱心に指導して下さったお二人の先生、
留学オフィスのスタッフの皆さん、
ホストファミリーとアメリカでできたお友達…。
開始が少々遅れた上、ラフなオープニングとなりましたが、
多くの皆さんに見守られながら、Partyは始まりました。

まずはスキットの発表から。
「スキット」とは、寸劇のことです。
テーマはHoliday。
Valentine's DayやIndependence Dayなど、
それぞれにアメリカのHolidayを選んだ上、
指定されたイディオムを含んだ脚本を作りました。
読み間違えたり、台詞を忘れてしまったり、壇上から落ちてしまったり…。
決してスムーズだったとはいえませんが、
学生達の努力とこれまでの積み重ねが窺われる、とてもよい発表でした。
(後から2人の先生ともお話ししましたが、
積極的で快活な「お芝居」と学生達の英語の上達に感心なさっていました!)

学生達の発表はその後も続きました。
今回は特別に二組がダンスと歌を披露したのです!
EdCCとしてもFarewell Partyでそうしたパフォーマンスが行われるのは初めてとのことでしたので
観客の皆さんの反応を少々心配もしました…。
が、結果は大成功!
ダンスも歌も大好評でした。

ダンスを披露した3人組は日本から衣装を持ってきてくれた上、
学校のダンスホールを借りて練習を繰り返していました。
歌を披露してくれた2人組は
AIの「I'll Remember You」という日本語の歌詞を英語に訳し、
日本語と英語の歌詞が載ったハンドアウトを用意していました。
歌詞の内容はFarewell Partyにぴったりで、
ホストファミリーやこちらで出会った皆さんに向けられているようにも思えました。
歌は日本語でしたが、英語の歌詞から
そうした彼女達の気持ちが伝わったのならと思います。

その後は修了式。
黒いガウンと帽子という姿で、学生達は再入場しました。
修了証書を受け取った後は、帽子の房を左側から右側へ。
これが「修了(卒業)」の印なのだそうです。
最後に帽子を投げて、修了を祝いました。

式の後も学生達は名残惜しそうに、キャンパス内を散策していました。
1ヵ月の間といえば短くも思えますが、
その間でも多くの思い出ができたものと思います。
学生達から聞かれる言葉は、やはり「帰りたくない…」ばかりでした。

サイジョ生vs雨のシアトル

2009-03-05 15:56:52 | Weblog
8割5分7厘。
この数字はサイジョ生達の最終的な「勝率」です。

1ヶ月のプログラムの中で、
計14日間に亘って外出を伴うアクティビティーがあったのですが、
そのうち、完全に雨に降られてしまったのはたったの2日。
つまり、その他12日は雨なし、ということです。
最後のアクティビティーでTacomaに出掛けた今日も
雨知らずのお天気でした。

私達の「お出掛け」の最後の締め括りはMuseum of Glass。
ガラス細工の実演や色とりどりのガラス作品を見ることができました。
表現は様々でシンプルで省きに省いた表現のものもあれば、
装飾的できらびやかなもの、色が鮮やかで細工が凝ったものなどもあり、
短い間ながら、アートに触れました。
館内ではガイドの方が解説をして下さったのですが、説明は当然英語です。
詳細までは分からなくとも、大分聞き取れるようになってきていることや、
意味が汲み取れるようになってきていることを実感したのではと思います。

今日は更に続きがあり、学校到着後に日本語を学ぶ皆さんとの交流会がありました。
1週目にお会いした皆さんとサイジョ生の中で有志を募り、食事に出掛けたのです。
会場はTEPPAN & SUSHI Restaurant。
日本では、鉄板焼きといっても派手さを求めるところはない筈ですが、
こちらのTEPPANは違いました。
まさにエンターテインメント!
リズミカルにヘラが打ち付けられ、天井まで炎が上がり、
タマネギの火山から水蒸気が立ち上り…。
あちこちで歓声が上がっておりました。

学生達は異文化をバックグラウンドに持つ皆さんとの会話と食事を
存分に楽しんでいた様子です。
もうすぐ私達はこのアメリカの地を離れることになりますが、
今夜また新たに芽生えた友情は
これからゆっくりとあたためていってほしいと思います。

買い物熱再燃

2009-03-03 15:10:44 | Weblog
数多く用意されていたアクティビティーも
残り二つとなりました。
今日の行き先はPremium Outlet Mall。
日本にも入間に幕張、軽井沢など、アウトレットが充実しておりますが、
EdCCから北へバスで30分程移動したところにも
同じようにアウトレットモールがあるのです。

昨日のU-Villageでは、
学生の買い物に対する興味も若干薄れてきたように感じたのですが、
安さを前にすると俄然動きは変わるようです(笑)。
集合時間に再会した学生達の手には
沢山のショッピングバッグが下げられていました。

昨日の冷たい雨は今朝まで降り続いていましたが、
学校が始まる頃から買い物が終わる頃まではこの上なく素晴らしいお天気でしたので、
そのことも彼女達の気持ちに勢いをつけたのだろうと思います。

私達のアメリカ滞在も残すところ4日です。
学生達は口々に帰りたくないと漏らしております。
また、帰りたいけど帰りたくない、とも言っております。
更には、また来たい!、とも。
今回のプログラムは間もなく終わりを迎えることになりますが、
まだまだここからの続きがあることに
学生達も気づき始めたのではと思います。

就職してお金を貯めてからまた留学したい、という学生、
ワーキングホリデーで在外体験をしたい、という学生、
来年もまた留学プログラムに参加したい、という学生。
見つめている方向はそれぞれですが、
次の一歩が見えてきたことは確かなようです。

雨模様の再会

2009-03-02 16:16:55 | Weblog
本日、3月1日(日)は午後からのアクティビティー。
行き先はワシントン大学(通称UW:ユーダブ)。
中心部からは若干離れますが、
シアトルにキャンパスを構える州立大学です。

シアトル行きということは今日も晴れ…、と期待しましたが、
午後から次第に雨脚は強まり、誰から見てもしっかりと雨、でした。
サイジョ生達の「晴れ女」記録、残念ながらここに更新を阻まれました。
(シアトル中心部でのアクティビティーは既に全て終了していますが、
4回全て雨なしでしたので、それだけでも大健闘だと思います。)

さて、今日はUWのキャンパス見学からスタートしましたが、
ここで特別ゲストをお迎えしました。
なんと、カナダへのスキートリップでお会いしたUWのお二人が
キャンパスを案内して下さったのです。
残念なことに、到着が若干遅れた分時間が限られてしまい
非常に駆け足での見学となってしまいましたが、
伝統が滲む数々の校舎の存在感とキャンパスの広さに学生達は圧倒されていた様子でした。

赤煉瓦の校舎が立ち並ぶ中、1つだけ白い校舎が見られましたが、
それは煉瓦の発注ミスの結果なのだとか。
注文し直す時間的な余裕がなかったために
1棟だけ白い建物が建ったのだそうです。
こうした情報もお二人ならではのもの。
軽快なご案内のお蔭で、何倍も有意義で楽しいキャンパスツアーとなりました。
カナダでお二人にお会いできたことを幸運に思います。

UWの後はUniversity Village(U-Village)でショッピングでした。
洋服やインテリア、飲食店、スーバーにドラッグストアなど、
数多くの店舗がきれいに整備されておりましたが、
生憎の冷たい雨の上、
学生達は既に買い物に買い物を重ねていたようで、
動きは少々鈍かったようです(笑)。