ヴェロ−ナ野外劇場

7 月25 日に2020 年ヴェロ−ナ野外劇場が開幕した。今年はコロナの為、開催は危ぶまれたが、11 の演目で、8 月29 日まで開催される予定。

オペラは1 演目"Gianni schicchi" だけで、あとはすべてコンサート形式。

　1913年に始まり、今までに中止になったのは2 度の世界大戦の時だけだそうだ。

　かつての円形闘技場をオペラの夏の野外コンサート会場に仕立てて、今やヴェロ−ナの風物詩、いや世界中でも有名になっている夏のイタリアの風物詩とも言える。

　あのマリア•カラスも1947年、ここでイタリア•デビューを果たしている。

　
入場前はマスクはもちろんの事、体温測定。

16000名収容の会場は今年は1500 枚のチケットしか発売されていない。(ボケていてすみません)

普段は客席の場所を椅子を取り除いてオ-ケストラの舞台に。歌い手は手前で歌い、

周囲はコ- ラスのひとりひとりに待機用の椅子が設置されている。

10 歳位の男の子が指揮をしてイタリア国歌斉唱。初日はイタリア国会議長が御臨席。

出演者一覧

総勢22 名が出演。

前回ロ−マでジルダ役だったソプラノRosa Feola と、バリトンLuca salsi(別の日にコンサートが予定されている)は残念ながら出演せず。

演奏中の写真は投稿不可のようで、残念ながら、これだけの写真でご勘弁下さい。

　野外でのコンサートはオ-ケストラ も歌い手もマイク無し!!!で嬉しかった。

　生の声でも発声が良ければ充分に楽しめるものと確信した。

　耳がそれなりに慣れて来ると拡声機は必要なくなるもの。

　それ程有名でないけれど、声が届いている人もなかには…。

　最後は皆んなでO sole mio

を歌う。観客席でも!!😆😷

今後の予定をFacebookでも照会しています。

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夏のオペラは野外劇場で開幕

　6月から待っていたものの、私の本番は実現されず。稽古場の確保もままならない現実が有りました。

　自主トレで時間は過ぎて行き....

　さて、演奏家にとってはオンラインで演奏というのは、やはりどこかすべてを発散仕切れない。

　ロ-マの野外劇場でまず第一弾!!!

演目は"リゴレット"

残念ながら現場には観に行けませんでしたが、RAI 5 という局で生放送を流してくれました。

　マッタレッラ大統領も御臨席で、歴史的なコロナ禍のオペラの夏の開幕で、かなりの興味深いものに。。

　現代的な演出で、びっくり(*_*;が続出であったが、やってくれるね~~!!!

オ-ケストラはソ-シャルスタンスを十分とり。

客席もゆったりと。

ジルダの１幕のアリア。

ソプラノRosa Feola.

ペルー出身のテノ-ル。

リゴレット

ロックダウンでそれぞれの歌い手もゆっくり声を休めていたような、充実感の有る声に感じられた。

野外劇場というのは声の真価が問われる場所だと思う。最近はマイクを導入する事もあるらしいので、生の声が聞けるかどうかは？？

　次回はVerona まで行って聞いてみよう！！