こんにちは。
管理者の梅です。
本日は、私が回想法プログラムのツールとして愛用している紙しばいに関しての独り言です。
皆様が想像する紙しばい。
読み手が面白く話を盛り上げながら読み上げます。
回想法プログラムの紙しばいは、少し違います。
紙しばいそのものは、ツールの一つでしかありません。
最後まで読まなくてもいいんです。
ご利用者様、お一人お一人から思い出を引き出す道具です。
さて、紙しばいを演じるだけでも、子どもの頃を思い出します。
水あめや、型抜きの話だけで盛り上がったり、何かを買わないと見せてもらえないといった思い出など。
始まる前から、皆様ワクワクされますし、それぞれの思い出があります。
物語が始まると読み手側は、時折皆様に話しかけます。
「これなんでしょうか?」「かまどだね。」
それから話が盛り上がります。
日頃、寡黙な方々も子どもの頃の思い出が次々と口からでます。
過去の記憶を呼び覚まし、会話をする。
回想法は、素晴らしいプログラムです。
写真は、私が愛用している雲母書房の紙しばいです。
ごく最近、新しい作品が発売されたかしら?と検索しましたが。。
残念ながら閉業したようです。
ぜひぜひ、復活してほしいなと強く願っています。