何回か目が覚めたし、セラさんにも「馬券を買って」メールを送ったが、
眠い&疲れていて、なかなか起き上がれなかった。
母親の通話を聞いていたら、何かがおかしい。
母親が携帯電話の料金を1年払っていないというのだ。
そんなわけないし、そんな電話がかかってくるのがおかしい。
「詐欺じゃないの?」と母親に言いに行き、
携帯電話を受け取って、すぐに電源を切った。
それ以降かかってこなかったが、
母親は最初に詐欺メールを受け取り、そのメールの文章を信じ込んで
電話をかけてしまった。
そしたらまた新たに別の番号から電話がかかってきたのだとか。
母親は私が寝ていたから遠慮して相談できなかったと。
いやいや、身に覚えのないメールが来たら、放置するか削除しようよ(汗)。
母親は正義感で警察に通報した。
すると、警察は詳しく話を聞きたいと実家を訪問しにきた。
私は電話を切っただけだし、詐欺グループの人と話した訳ではないし、
とにかく面倒だったので部屋に引っ込んで、寝たふりをしながら
母親と警察官の話に聞き耳を立てた。
母親への取り調べはすぐに終わらなかった。
警察官は最初は威圧的だったが、段々と優しい口調になっていった。
個人的に思ったのは、身辺調査をされるのは
警察相手でも嫌だなあと思った。
個人情報を掴まれたら、絶対悪い事できないじゃん。
あと、警察も信頼できるかわからないし。
警察官に対してしっかりと話ができた母親は、胆が据わっている。
もし私が警察官と話す時は緊張するし、うまく話す自信はない。
母親がスマホにしたら詐欺メールが増えるだろうし、
心配だ。