朝の光の中でダイヤモンドの光が浮かぶ。
この光を見ていると、29年前に初めて指輪を買ったことを思い出す。
相手は・・・相手??って・・・もちろんかみさんが相手に決まってるじゃない。
ええ・・・給料の三か月分をはたきましたよ~~( *´艸`)
1カラットまでは到底及ばないけれども・・・。
その頃、自分の車に次ぐ大きな買い物でしたよ。
なかなか、勇気がいったね。
でも、相手は決まっていたから・・・
清水の舞台から飛び降りるほどではなかったみたい。
おまけに、購入する前には洋服屋さんに行って、自分の服の一張羅よりもずっと高いコートも買ってあげた。
とても懐かしい思い出・・・。
あの時のエピソードがある。
場所は浜松のタ〇ラ堂だった。
勇んでお店の中に二人で買おうとして、店員さんの前に座った。
店員さんは婚約指輪と聞いて、満面の笑み・・・
そして、たてづめのダイヤモンドを選んだ。
今となっては、たてづめのダイヤモンドを婚約指輪にする女性などいないだろうなぁ~~と思うのだけれども・・。
当時とあっては当たり前のように、マリッジコーナーに置いてあった。
その中で3Cの一番良いものを選んだ。
次は指輪のサイズの問題・・・
かみさんの指を図る前に私の指の太さを試しに測っていただいた。
私はサイズ14だった。
年齢とともに太って(むくんで)ゆく指輪のサイズ・・・先日ある宝石店で測っていただいたところ、なんとサイズ17にまで膨れ上がっていた(#^^#)
こんどはかみさんの番・・・
「あの~~、(遠慮がちに・・・)私見た目よりも太いんで・・・」
咄嗟に、店員さん「いえいえ・・・そんなことはありませんよ・・・」
身長を見て自分の経験から言ったのであろうね。
いきなり9号サイズのリングを取り出して、かみさんの左薬指に・・・
「あれっ・・・おかしいなあ・・・可笑しいなあ??・・・入るはずなんだけども・・・」
なおもグイグイと入れようとする店員さん・・・
私は思わず笑ってしまったよ。
そのうちあれこれ試した結果・・・
なんと18号サイズに(ガビーン‼)
店員さんの慌てふためいた顔が今でも思い出される。
私も思わず、唖然としてしまった。
ええ~~っ!俺が14なのに(きっと男ではかなり細かったように思ったが・・・)かみさんになるはずのこの女性の婚約指輪のサイズが18??
思わず、失礼ながらも笑ってしまった(ごめんね・・・)。
・・・と同時に何故か安心感が・・・。
(きっと、この女性ならばこのがっしりとした指で幸せを掴んでくれるであろうね・・・)
そんな想いも、心の片隅に・・・
兎にも角にも、たてづめのリングはかみさんの左薬指に収まったのであった。
かみさん・・・私の期待に応えて幸せを掴んでくれたかい??
ん~~ん・・・産んでくれた子どもの数からして、子宝という幸せをものにしてくれたのかも知れない・・・
社会にも貢献してくれるであろうに・・・・・ねっ・・。
心から・・・ありがとう♡
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