日本人人質事件

 

いつもはパンのブログですが、パンをＵＰする気になれなかったので、少しだけ。

 

なんとか無事に解放されてほしいと思っていただけに、
二人の日本人がこんな残酷な結果になってしまうなんてー。

海外にゆかりもなく日本国内に住んでいる私にとって、
「日本人」と言う事を意識せずに生活していましたが、今回は日本と言う国を強く意識しました。

政府は、イスラム国とのパイプが無いと言っていたけど、
どうにかして交渉するものだと思っていたら、結局は他国任せで状況も分からずじまい。

無力さ、喪失感を感じました。

 

そして、あの結末・・・

 

後藤さんは自分がどうなるかと分かっていても、
毅然とした後藤さんの表情は、最期の時まで勇敢でした。

とても、とても、悲しく、胸が痛みました。

人間最期の時が、カメラの前で、
その動画が世界の人たちが見れるなんて、そんなの到底受け入れられない。

ご遺体は戻らないとの事ですが、
どんな宗教の元でも、手荒に扱う事は許されない。

 

政治的にいろいろ思う事はありますが、ちょっとだけ。
「何でも国際社会と足並みを揃えて」ではなく、日本独特の路線を見出し実行してほしい。

テロに屈しない、テロと戦うとの発言は違和感が・・・
これって「戦闘」のイメージが強い感じがするし、言葉はどう解釈されるか分かりません。

テロを撲滅する努力をする、テロに加わらない環境作りに協力するとか、他になかったのかな？

 

また同じ事が起こったらとしたら、日本独自できちんと交渉できる能力をつけてほしいです。