こんにちは。
酸化チタンの分散加工品を製造する大成化光株式会社 の 大森です。
昨年12月に投稿した「最近の原料価格の高騰について」で各種原料が値上がりしたことを
書きましたが、研究会メンバーの各社さんでも原料代が値上がりしているというお話しを聞きます。
ただ、不思議なのはエネルギー費や食料品以外の最終製品の価格(消費者物価)がそれほど激しく上がっていない気がすることです。
長期のデフレに慣れた日本の消費者に対して、値上げはなかなか難しように感じます。
日本車の価格がアメリカではかなり値上げされているようですが、日本ではまだそれほど
上がっていないという新聞記事も目にしました。
このまま激しい値上げをしなくても、企業努力でこの窮状を乗り越えられるのであれば
景気を冷やすことなくいけるのでしょうか?
そうあって欲しいと思いますが、不思議です。。。
と書いた次の日に、この秋から一部自動車メーカーで3%の値上げを実施する旨の
新聞記事を見ました。まだ全メーカーではありませんが、やっぱりこれから。。。