もひとつ、ラインによるメールの文章作りのテクノロジーが素晴らしいことに感心しているのです。
メールは、アルファベットをキーボードの絵のなかで打ち込んで文章にしなければならない。
ア行のアイウエオは、アを出してそれの上下左右に動かせば、必要な字が出てくる。
これはこれで、基本がそういう設定になっているから、感心はするけど、なるほどと思える。
ところが、メールの文章だから字を連ねてセンテンスを組み立ててゆくのは、メールを発信してゆく我々の創作にかかっているのだ。
それをこのスマホという奴、私という人間が書こうとしている創作を、先回りして、予想をして、次のセンテンスの候補をいくつも用意してくれるのだ。
そしてそれも、発信者たる私の書きつつある文章が、次こう来る。次こう言う。と予想する。
それも、メールの内容にうまくフィットする文章なり、センテンスなり、活字なりを候補に出してくるではないか。
俺という人間が次こういうだろ。こう来るだろ。というのを全く見透かすように候補をだしてくるではないか。
俺の胸のうちを、これか、これかと予想して出してくる。
終いにこの私、想像力が乏しい。語彙が貧弱なのに、この程度の表現をするんだろうと、何か見くびられているようにも思うのです。でも、そうであっても、いちいちアイウエオを打ち込むより、出てくる候補の字句や表現を選択するほうがはるかに楽なのも事実なのです。
そうして、私は、ライン仲間の某友人にメールを作って送るのでした。
あしたの予定は、これこれですかね?
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