保釈を認める条件として、海外旅行は禁止されていた。
なので、保釈は取り消し、保釈保証金15億円は没収だそうだ。
日本の司法制度で裁かれるはずのところ、レバノンが彼の身柄を日本に引き渡す可能性は薄いとのことである。
そしたらどうなる。
今のところ、日本の出方だっていろいろ取沙汰されているから、私ごときが云々することはできない。
そこで、私は、ここで、ゴーン氏とはどんなのか。
ちょっと、さぐってみると、日本の感覚とはずいぶん違う国際人という感じの人だったのだ。
彼の両親は、レバノン人で、ゴーンはブラジルで生まれた。
ゴーンは、ブラジル、フランス、レバノンの国籍を持っている。(三重国籍なのだ)
言語は、アラビヤ語、英語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語を自由に話す。
日本語は、日産で役職員に訓示するときに、上手に使うことができるという。
(こんなに言葉が堪能な人は、日本にはまずいないのではないか?)
ゴーンは、タイヤのミシュラン、自動車のルノーで経営者として大成した。
ちなみに、レバノンという国は、シリアの西、イスラエルの北の小国で、地中海に面している。
歴史をさかのぼると、大昔、フェニキア人の国家が栄えた地だとされる。
首都はベイルート。
人口は686万人というが、多くは国外にちらばっているのではないか。
アラブの国でイスラム教が50%、キリスト教が40%。
宗教対立や、民族対立などが原因で、国内の政情は落ち着いているとは言い難い。
島国の日本からみると、彼の存在は何とも海外人なのです。
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