昔、戦争前、新年宴会という国民の祝祭日がありました。
1月5日がその日。
宮中では、天皇が貴族、華族、やんごとなき貴顕の士女を招いて宴会を催す。
それだから、一般の下々にも休日を与えるというハタビがあったのだ。
それは、日本の敗戦を機会に廃止されました。
昨日あたり、我が家の食卓は、正月料理の在庫消費ムードなのでした。
黒豆、カズノコ、卵焼き、かまぼこなどなど。
こういうめでたいおかずがあるので、やはりお酒でのどを潤すことになります。
そのあとにくるのが七草がゆ。
春の七草というと・・・・。
セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ。
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スズナ、スズシロは大根、蕪のことだというからわかる。
セリも清流に生える植物。
その他は、路傍に生える野草だというのだ。
こういう草をおかゆにしてたべても、あまりうれしくない。
それよりも、今、キッチンで、妻がおぜんざいを作っています。
おぜんざいは、甘くて魅力がある。
これも1月ならではの食べ物でしょうかね。