今、そのあたりに高津宮という神社があって、宮殿の名残を留めています。
その境内に「高津の富亭」という寄席がありました。
大入り袋ののれんが掛かっているのだが、この建物、本当は高津宮の参集殿なのです。
上方落語の宗匠、桂文枝や、その一門が時々ここで落語を興行するのだそうです。
ちなみに「高津の富」というのは、上方落語の十八番、この宮さんに因む富籤の噺しなのだ。
大阪には、もう一つ、神社絡みの寄席があります。
大阪・キタの天満宮(天満天神)の境内脇にある「天満天神繁盛亭」です。
この寄席は確か平成になってから、桂三枝などが運動して寄席を作ったのでした。
三枝もいまでは桂文枝を襲名したはずです。
天満天神の横には、天神さんの参道のように天神橋筋という繁華な商店街が続いていて、地元では十丁目筋と俗称しているのでした。
以前、私が勤労者だった頃、このあたりは日夜慣れ親しんだ十丁目筋だったのでした。
最新の画像もっと見る
最近の「旅」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事