サンズ・トーク

中高年よ 健康改善をしよう

永年の生活習慣が積み重なって、中高年になるとコレステロールがたまる、体脂肪が増える、メタボになる。
私も反省はしているが、中高年の皆さんもその傾向が強いのではないか。これをとにかく何とかしよう。と、突然思ったのでした。
実は、血圧の薬とコレステロールの薬、服用し始めてから10年以上、判らないぐらい続けている。
それでも、悪化、進行を食い止めるぐらいで、改善されてはいない。惰性で飲んでいる。

よくならない原因はなにかというと、必要とするカロリーを越えて食べることがずっと習慣になっているに違いないのだ。
運動不足もある。
血管にコレステロールが溜まってくると、血栓や梗塞が心配になる。糖尿になると厄介だ。
そうして、医薬に金がかかるようになる。健康保険を使うようになる。
私個人がそうなのだから、国民全体では高齢化が進むにつれて、莫大な社会保障が必要になってくる。
個人個人のカロリー摂取が収入超過、国の社会保障費が支出超過なのだ。

欧米先進国の家庭食は、日本に比べ随分簡素なようである。
海外に留学した学生が、現地でホームステイしたとき、食事がシンプルなことに驚くらしい。

今、中高年のことをいっているのだが、中高年でなくとも、若い人でも結構肥満な男女が目立つようになってきた。
体型が、身のこなしが美しくない人をよく見かけるようになった。

皆で、食生活の内容を仕分けして、カロリー収支の均衡を保つようにしよう。

また、現代人は、短い距離でも乗り物にのることが癖になっている。
私の町の小学生、中学生は、登校するのに毎日、結構な距離を往復歩いている。
中年の人は、スーパーにゆくのに車を使う、自転車を使う、スーパーが運行するシャトルバスに乗ったりする。
そして、小学生が登校するのを見て、遠くてかわいそうと思う。昔の人は結構歩いた。

なるべく歩くようにすれば健康に役立つ。

ウオーキングの基本をテレビでやっていた。肘を90度に曲げて両手を元気よく振る。歩幅は大きめ、かかとから着地して、つま先で地面をける。これで、姿勢よく、さっさと歩く。私も、今までどちらかというと、のたのたと歩いていたようだ。

日本は食料自給率が低いといっているのに、人々の食生活は飽食、食いすぎだというのでは、割りに合わない話だ。
カロリーを取り過ぎない、適度の歩き、こうした心構えで、国民全部が同じようにやる。
そうすれば、国中の皆さんの余分なコレステロールが、中性脂肪が駆逐されて、スリムな、姿の良い日本人になる。健康保険をなるべく使わなくなれば、国の予算が随分節約でき、財政が助かる。病人が減る。これでもって、個人個人も、健康で幸福な人生。

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Margarida Y.F
健康といえば 文芸春秋11月号
特集記事 「医療の常識を疑え」が
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