千葉の北総地区は、まっ平らな大地です。
大体、風景というのは、地平線があれば、その境目になにか突起がみえて、あれは○○山と目印になるのだが、このタワーから見ると地平線は定規で引いたように一直線、突起もなにもない。
高い山がないということでは、千葉は全国都道府県でもっともないのです。
ちなみに、最高峰は、南房総市にある「愛宕山」で標高408メートル、自衛隊のレーダー基地になっていて、海空の敵にそなえているのです。
ほか、鹿野山とか鋸山とかあってもそれ以下の低い山。スカイツリーが634メートル、これにも及ばない低さなのです。
西を見ると、富士山がうっすらと見えます。
雪の手前に三角の山の稜線がみえる、あれが丹沢山系の大山。江戸時代、霊山として大山詣でに賑わった山だとわかる。
あそこの山裾にあるのが、大厚木ゴルフクラブ、往年はよく行った。
富士は山梨と静岡の県境が最高峰で、3776メートル。
高い山が県境の目印のようになっているのが普通なのだが、千葉の県境と言えば利根川とか江戸川で、これでは高いはずがないのです。
60がらみの男性が私同様、エレベーターで上がってきて、一言二言いううちに、眺望を解説してくださる。
あちこちに写真と説明版があるので、それを見るのだが、このおじさん、タワーの常連だという。
近いから自転車でこれる。我が家はあそこらへんとご親切に指さすので、謝意を表しておきましたよ。
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