この度、長野、善光寺に参詣すると、境内近くに真民の言葉の碑があるのを見て懐かしく思ったのである。
坂村 真民
熊本出身 幼時、小学校の校長であった父が急逝。残された五児を母が貧窮のうちにも育て、真民は長男だった。
長じて教職に就くとともに、一遍上人の信仰を尊崇しつつ、短歌や詩作を続け、昭和37年以降、愛媛県に住み、「詩国」「鳩寿」などの月刊詩誌を発行されていた。
2006年12月、97才にて没。この念ずれば花開くの碑は、全国の寺院に沢山あるほか、海外にも見られるそうである。
ところで、善光寺は、門前町が発達していて、寺院本坊までは僅かながら上り坂がずっと続いている。
この日は、次男夫婦の車に乗せてもらって道中をしたのだが、1才2ヶ月の孫娘Mちゃんが一緒。というよりも、ビップ待遇なのでした。
極く最近から、よちよち歩きができるようになったので、少しでも自分で歩きたいらしい。
車のチャイルドシートに括り付けられどうしでは、不満のうなり声を上げるのです。
善光寺の参道も自分で歩きたがります。僅かな上り坂なので、三歩登っては、後ろへ向いて4~5歩下がります。
やっぱり上りよりもくだりのほうが、歩きやすいらしく、行っては戻り、行っては戻りになるのです。
水前寺清子の365歩のマーチよりも進まないのですが、親も行きつ戻りつ。
まわりの皆さんはそのところを眺めて「まあかわいい」「まあかわいい」。
皆さん、そういわれるので、爺も内心、嬉しかったものでした。
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