もちろんフィルムカメラ時代から、今のデジカメまでのはるかな道のりなのです。
現在のメイン機種は、キャノンのパワーショット。
コンパクトデジカメで3インチの液晶、5倍ズーム、画素数16.1メガピクセルの小さいが優れもの。
コンデジの利点は、とにかくかさばらず、ケータイと同じように上着のポケットにらくらく納まることです。
ところが私、液晶が苦手なのです。
サイズが3インチということは、随分小さい。
日中の屋外では、液晶に映し出される映像が暗くて見づらい。
だから、目で液晶を見て確認して撮るということができないのです。
オートで写すと失敗は少ないのですが、それでは味がない。
そこで、いろんな設定を変えて狙うのですが、そうなると、液晶画面上に、今の設定はシャッター優先ですよ、プログラムAEですよ、ISO感度は幾らですよ、マクロになっていますよなどと、ちらちら目印がはいるのが煩わしい。また、その表示がすぐピンと来ない。
性能が良すぎて、手ぶれ防止になっていても、望遠で狙うとやっぱりぶれる。
この感覚というのは、ペンタプリズムを透過した肉眼等倍ファインダーを直接見てシャッターを切る一眼の使い勝手からすると、全くあてものみたいなのです。
そんなことなので、ペンタックスのイストという旧式の一眼デジカメをサブに使っているのです。
これなら、ファインダーを通して、被写体の表情もはっきり判る。
ピントの合焦も確認できる。
ボケ味も見て写せるというカメラの王道を歩むことが出来るのです。
ただ、旧式なだけあって、画素数が6メガピクセルといまいち、そのうえ、露出測定が少し危なっかしいのです。
でも、今はデジカメの映像は露出の過不足程度はすぐ調整できるので、一眼のほうがしっとりとした写真を造れるような気がしているのです。
300ミリの望遠をつけたりすると、風景とか鳥など迫力ある画像ができる。
そういう二つの選択肢があって、携帯に便利なほうもいいし、画面作りの工夫ができるほうもいいし、私は、コンパクトと一眼のはざまでいつも揺れ動いている有様なのです。
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