サンズ・トーク

われらホンビノス人

ご町内の釣り仲間、Nさんの提唱で検見川浜にホンビノス貝を取りに行こう。
これには私、半信半疑でついてゆきました。Nさんの車にI さん、Yさんと私、都合4名。

釣りなら満潮のほうがいいが、潮干狩りは干潮じゃなきゃだめだ。というので11時半出発。
検見川だから小一時間もありゃあ浜に着く。

帽子にタオルを縛った土工スタイル。長靴の人、私は半パンに穴あきヘップサンダル、ベトナム風菅笠の人など、みんな国籍不明もいいところ、題してホンビノス人のお爺さんたちであります。

浜辺に着くと、広い遠浅の砂浜、家族づれの貝を取る人たちが多数。多くは子供さん連れで、ジジイのグループは私らぐらいなのよ。ウインドサーファーも嬉しそうに帆を操っています。


私達は貝を取るので、技術なんてのは特にありません。鎌とか熊手でひたすら砂をひっかきます。

人が掻いていないところには大きいのがいる。
だけど、そういうところがどこにあるのか分からないのだ。
ホンビノス貝は外来生物、以前はアサリばっかりの砂浜に早くも定着しています。
貝殻がこんもり分厚くて、大きいものはハマグリよりも重量感がある。

皆2時間ほどは潮干狩りをしたんだろうか。それでも大小ほぼいくつかゲットできました。
単純作業なので、そんなに長時間はしんどい。テキトーに上がってカンビールの人もいる。
大きいのは酒蒸しにできる。小さいのはリリースする。中ぐらいはみそ汁にできる。

私だって、まあ大きいのが数個、中型がいくらかというので恰好がついたのです。
その貝は今、砂抜きのため塩水につけて冷蔵庫にいれてある。
明日の夕飯のご馳走になるのです。

こういう遊びも、こりゃあ、ありだね。

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