サンズ・トーク

円高とデフレに思う

今より1ヵ月後には、少なくともいくらか円高になるとすると、1ヵ月後ドルやユーロが安く入手できるようになる。
そうすると、今は外貨は買わない。円を握って待っている。

デフレといわれていると、ものがだんだん安くなる。そうすると、今はものは買わない。円を握って安くなるのを待っている。

円高になると、輸出産業が不景気になる。ものづくりの工場が海外生産に取って替わられる。
工場が東南アジアへ行ってしまう。
そうすると、雇用が減る。失業が増える。消費が減る。消費が減ってものがだぶつく。だぶついたらどうなるか。
ものを安くしないと買ってくれないから、安くする。デフレになる。

デフレは、デフレスパイラルというとおり、一旦デフレが始まると加速する癖がある。

まして、そこに円高が加われば、ターボエンジンつきのデフレになるのだ。
このところ、アメリカ始め、各国が通貨安競争に走り始めたらしい。
(中間選挙でオバマが守勢らしい。経済政策を批判されているのだ。結果次第でドル円相場の行方も微妙だ。)
(リーマンショックが完全に払拭されたとはとても思えない。傷は深いはずだ。)
ということは、円にしわ寄せが来て円高がさらに進みやすくなったのではないか。

だから、円高が昂進するという見通しが強い今の世界経済の状況の下では、もっとデフレが進むということは避けられない。

個人は、このことには自衛をしなければならない。
円は少しでも握って放さない。買うものもできるだけ先延ばしするのが正解。
政府が景気の振興策だといって、エコポイントで煽っても先買いしないほうが正解。
借金があるとすると、できる限り返済して身軽になっておく。

この理屈に誤りがあったらだれか教えて欲しい。

政府や与党が、消費拡大をいっても真に受けてはならない。

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