勝浦漁港というのは外房でも大きな漁港。その岬の向こうにあるのが小ぶりな豊浜漁港。
ここに予約している旅館があるのです。
夕方から夜にかけて、大きくない漁港ですが、雨模様の佇まいには、ほのかな哀愁が感じられるのです。
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宿の前に水を隔てて漁協があります。
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これは、宿の前の岸壁で、小魚を釣ることができます。
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漁を終えた釣り船が還ってくるのです。
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ひっそりした船だまり。
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そうして、今夜のお泊りは、料理旅館、海なりの宿「花あさぎ」です。
花あさぎというのは、和の色、青にわずかな緑が混じった色。葱畑の青い葱は、他の野菜の黄緑色よりも青が強い色、その色です。
外房の海原をイメージしているのだそうです。
漁船を持って漁をしていた人が、民宿、そして料理旅館を開業して、家族で切り盛りしているみたい。
宿泊室は4室と、こじんまりしているが、料理はさすが漁師。
夕食には、さざえ、あわびのバター焼き、イセエビ、きんめ、鯛などの刺身、なめろうなど、すこぶるこれでもかこれでもか。なのです。
大人4名、すっかり美味に圧倒されて、イェビスビールでのどをうるおすのでした。
幼稚園児のMちゃんは別なのが出てきて、デザートやヤクルトもあって、この子相当な健啖を発揮していましたね。
この宿とにかく、私達最近利用することの多いチェーンホテルみたいなところにはない、家庭的なぬくもりのある旅館だったのでした。