社会の移り変わり同様、児童福祉の分野でも新しい制度や施策、それに合わせた取り組みがあります。最前線で働く職員にとっても、その変化や動きは決して無縁ではありません。
そこで、昨年度よりさんあいのスーパーバイザーをしてくださっている櫻井奈津子先生に、児童養護をめぐるそれらの状況を、全職員を対象に講義をしていただきました。
先生は、児童養護施設での実践と児童福祉の教育に長く携わってこられた方です。
講義は、2017年に出された「新しい社会的養育ビジョン」の進捗状況から、来年に見込まれている児童福祉法の改正までを俯瞰し、児童養護施設に期待されていること、職員ひとりひとりに求められる役割について考えるものでした。
時代の変化は着実に来ていますが、それに臆することなく、守るべきものは守る決意、そして変えるべきものは変える勇気が必要なことを実感する機会でした。
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