70の瞳

笑いあり涙あり、36人の子どもたちが生活する児童養護施設「さんあい」の出来事や子どもと職員の声をお聞きください。

地域の支え

2017-07-10 14:04:30 | 愛すべき子どもたち

さんあいのある深谷市櫛挽(くしびき)地区は、戦後開拓団によって切り開かれた農村地帯であり、2世代目と3世代目の方々が中心となって地域を支えています。さんあいは、今年度より櫛挽自治会と「災害時相互援助協定」を結び、地震や風水害、火災等の際は、互いに助け合って乗り切りましょうということで合意しました。

先日、自治会長さんを始めとする役員の方々が来園され、お互いの自己紹介や施設の説明、想定される災害時の協力などの意見交換の場を持つことができました。九州地区の洪水被害がニュースとなっている時期でもあり、真剣に災害から地域を守ることを議論しました。

また、さんあいの子どもたちは道であった近所の方々にもしっかりと挨拶をしてくれることや人懐こいことなど沢山のお褒めの言葉も頂きました。櫛挽地区は、野菜畑と牧場は沢山ありますが、海・山からは遠く、川もありません。決して風光明媚という地区ではないのです。でも、大人たちが何気なく、地域の子どもたちのことを見守っていて下さっていることを改めて知り、この地区で生活する子どもたちは、幸せだと感じました。

 

昨年8月の豪雨で、中庭は湖状態になってしまいました。 水中ポンプを使って排水し床下浸水は免れました。 


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