靖枝の一振り2 民主主義を支える貴方の一票

60年安保、15年安保に反対した人は有権者の何%なのだろう?日本人はどうして自民党が好きなのだろう?という素朴な疑問!

独立の代償

2020-12-29 20:54:40 | 政治社会
国であるからには軍隊が必要。これが現代の世界常識です。
スイスだって軍隊を持っている。コスタリカは持っていないが極めて小さい国で周囲のバランスにうまく乗っているから非武装が可能 と言われている。

では憲法に「非武装」を謳った日本はどうするか?

憲法通り軍隊を捨てるか、それとも世界の常識に妥協して軍隊を持つか?

日本政府は憲法違反を積み重ねついに5兆円をはるかに超える予算をつけて軍備拡大に邁進しています。

小泉元首相は言いました「自衛隊は憲法違反ですよ、だから憲法を変えましょう!」

 驚きました。(正直なのはいいけれど)

歴代の首相は絶対に自衛隊を軍隊とは認めず、「憲法違反ではない」と言い続けていたのです。

盗人猛々しいとはよく言ったものです。

 今も平気でウソをつく政治家は後をたちませんね。


世界から戦争を無くしたい!これは世界中の人々の願いです。

そこに一歩近づいた憲法を大切にしないで 軍隊を肯定するのは 理想に対する敗北です。

日本は軍備を整えたからアメリカの基地は要りません、という理屈は合っているけれど却下です。
大目標をはずすことになるから。

では===


アメリカに戦争のくだらないことを説明して憲法9条を輸出したらいいのです。

アメリカ国民は賛成でしょう。が 軍需産業が強いからなかなかうまくいかないでしょうね。

  産業がほとんど無くなっている現代社会では 武器を作るのはとても儲かるから「死の商人」と言われても 作り続けます。

政治が動かないと
阻止はできません。日本でも軍需産業は多勢の人を
養っています。

豊かな生活には 代償がかかります。
かなり絶望的ですね。



日本の独立を願う

2020-12-29 20:54:40 | 政治社会


沖縄にアメリカ軍の基地がたくさんあります。基地は、日米安全保障条約でアメリカの権利として認められています。軍備放棄した日本を守るために、というのがそもそもの名目でした。

今れっきとした軍備を整えている日本です。変だと思いませんか?

矛盾に目をつぶりアメリカの言いなりになっている日本政府は、司法に至るまでアメリカに隷属しています。


 砂川裁判で基地の存在に憲法違憲という判断が出され、慌てた政府は策略をめぐらして最高裁判決を確定しました。司法が政府に歪められ、その結果
相変わらず基地は大きい顔して 日本に存在し続けています。

1959年12月の最高裁判決は 「安保条約のごとき高度な政治性を有するものが合憲かどうかの判断は司法のもつ裁量権の外にある」というような文面で憲法を踏みにじった 恥ずべきものでした。
それが今でも生きていて沖縄の人は虐げられています。本土の人は知らん顔です。面積が日本のたった0.07% の沖縄に、70%の基地がおかれています。

辺野古の問題も沖縄県民の「心に寄り添う」とか言うけれど 寄り添って蹴っ飛ばしています。

  基地の根本的な解決を求めるなら、「軍備もったから安保条約は要らないよ!」というしか方法はありません。そこが矛盾の原点なのだから。


本当は憲法があるから軍備はもたない筈だった。憲法違反はよくないから〜〜〜どうしたいですか? 
迷路に入ってすみません。追って又書きます。

ちなみに私は1960年の安保闘争で国会周辺のデモを経験しました。1959年にそんな最高裁判決があったとは 知りませんでした。
市民の知らないところで 重要な政策が決められていく〜〜〜〜〜〜〜〜やはり 政権交代しか無いですね。

でも共産党が政権取ってもアメリカと互角に勝負できないのかもしれません。
社会は常に金持ち優遇。何故なら、貧乏人はせっかくの一票を捨てるからいつまでたっても自分達の政府を作れない!

折角の民主主義が泣いています。