天皇制は身分差別です。無くすべきだと思います。
でも一方、皇室は日本の貴重な歴史的遺産です。
今すぐ廃止を唱えなければならない程悪い身分差別ではなさそうです。
被差別は人権侵害だったけれど、天皇は人権侵害されてはいないでしょう。
もっと悪い現実がたくさんあります。中でも民主主義の危機は深刻です。
天皇のためなら銃を持って戦う と言った寿司屋のおじさんが居ました。
驚いたけれど、彼はノンポリの普通の市民。
そういう善良な人たちを敵に回して天皇制廃止を主張する気はありません。
その上、平成天皇は総理大臣よりずっと高い見識と品格をもっていました。
今は天皇制云々よりも「民主主義を蘇生させること」が喫緊の課題です。
元号は使わないので大騒ぎを横目で見ています。天皇制と結びついているのですねえ。
矛盾をかかえて進むほかありません。
民主主義は衆愚政治だと批判されますが 他にいい方法が無いのです。
より良い民主主義を創造することが大切です。
「自分が投票してもしなくても変わらない」なんて思ってはだめです。
職場で動員された票が国会を動かすーーーこれが日本の政治の実態です。
フリーターは選挙に行かないから国会を動かすことができない。
90%の貧乏人が一票をちゃんと使えば、税金を貧乏人のために使う政府を作れるのです。
デモにも行かず集会にも参加せず、一票で社会を動かすーーーーそれが民主主義です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます