オレ達は太陽と一緒に戦っている

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あまちゃん第152話 アキちゃんは恋のキューピット

2016-04-05 22:30:32 | あまちゃん放送中
高台から海を眺め潮騒のメモリーの歌詞をつぶやく鈴鹿さん。
なにかひっかかるものがあるようです。

そして鈴鹿さんのリサイタルを控え海女カフェがなんとなーく完成しました

一方リアスではなんとなーく鈴鹿さんの悪い噂が流れていました。
鈴鹿ひろ美は本当に歌歌えるのかと疑問を持つ栗原ちゃん。
その話を聞き思わず琥珀を落とすミズタク。
二日ほど前駅で偶然会った栗原ちゃんと鈴鹿さん。
栗原ちゃんの娘さおりちゃんにだんご3兄弟を歌ってあげる鈴鹿さん。
「そのメロディが何ともいえない不穏で不快な戦慄で今にも魔界の門が開きそこから聞こえる死霊のうめき声のような死霊のだんご3兄弟なんです」と証言する栗原ちゃん

「歌っこうまいよ鈴鹿さんは」と信じない菅原さんや吉田さん。
その会話を硬い表情で聞くミズタク。

そのころ当の鈴鹿さんは天野家でチャリティーコンサートの準備をしていました。
お茶を出してくれたばっぱと話す鈴鹿さん。
「春子とひとつ違いでしたっけ」と尋ねるばっぱ。
「早生まれなんで学年だと二つ上です」と答える鈴鹿さん。
「ねえお母さん。これどうしたもんかしら」といい潮騒のメモリーの歌詞をばっぱに見せる鈴鹿さん。
「寄せては返す波のようにこちらの皆さんが聞いたら津波を連想するんじゃないかしら?」と心配する鈴鹿さん。

「するね。それが何か問題でも?」と答えるばっぱ。
「ほらここも。三途の川のマーメイド。ひどい歌詞!」と鈴鹿さん。
「そこを帰るんだったらここも変えねばなんねえな。17歳でなく47歳にせねばなんねえ」と答えるばっぱ。
「やだ語呂が悪い」と二人で笑うばっぱと鈴鹿さん

「歌っても歌わなくても津波のことは頭から離れませんからどうぞお構いねく」と鈴鹿さんに頭を下げ話すばっぱ。
「それよりも有名な大女優さんがわざわざこんな田舎さ来て目の前で歌ってくれるそれだけでみんな大喜びでがす」と深々と頭を下げるばっぱ。
春子は東京さ出て行ったがあんたのようにアイドルにはなれなかった。でもめんこい孫連れてけえってきた。やあオラの人生大逆転だ」と笑顔で鈴鹿さんに話すばっぱ。

ばっぱの顔を見た鈴鹿さん。意を決してばっぱに話しかけました。
「ねえお母さん。ちょっと聞いて。春子さんが…」

「ただいまあ」鈴鹿さんが話そうとしたちょうどその時アキちゃんたちが帰ってきました。

じっちゃんにお酒を頼まれるばっぱ。
鈴鹿さんも話をやめばっぱの手伝いをしました。
一方アキちゃんたちは大吉と安部ちゃん仲で盛り上がっていました
北鉄の試運転が無事に済んだら告白すると煽る組合長。
大吉が安部ちゃんに今も好意を持っていることを知りじぇじぇじぇ!と驚く鈴鹿さん。
結婚した同じ年に別れたことを知りさらに驚く鈴鹿さん。
「半年で別れたんだと鈴鹿さん。ツークールだな」と上手いこというアキちゃん

「大吉。本当にいいのか?」と大吉の気持ちを確認するばっぱ。
「試運転の後話があるからリアスさ来てけろって伝えた」と答える大吉。
翌日北鉄の車庫にペンキで汚れたアキちゃんがいました。

試運転に向かう大吉。車両の最終チェックを行います。
アキちゃんのいる側もチェックしようとする大吉。
「駅長!こっちは問題ねえですから」とアキちゃんをかばう吉田さん。
アキちゃんも大吉に見つからないように気配を殺していました。

いよいよ出発
電車を見て楽しそうに笑って手を振る地域の方々に手を振って挨拶する大吉。
一方リアスでペンキで汚れたジャンパーを脱ぐアキちゃん。

そこへ安部ちゃんが尋ねてきました。
「あら?アキちゃん」アキちゃんが店番をしていることに少し驚く安部ちゃん。
「安部ちゃんコーヒーでいいのか?」とおしぼりを手渡すアキちゃん。

場面は再び試運転前夜の天野家に戻ります。
「いいのか大吉。焦ってねえか?春子が正宗さんと再婚して」と安部ちゃんのためにも大吉の覚悟を問うばっぱ。
アキちゃんは鈴鹿さんに催促されお酒を注いでいました

「いやそりゃまあ関係ねえとは言い切れねえが若えころ若気の至りでくっついて離れたがお互い知らねえ仲じゃないしいまさら年も世代も違うゴーストバスターズも知らねえ若え娘っこと所帯持つなんてめんどくせ」と答える大吉。
「それはさすがに安部ちゃんに失礼じゃないかしら」と意見する鈴鹿さん。
「だよね。でも偽らざる気持ちなんだよね」と大吉本人も引っかかっていたようです。
「オラいいと思う!」と話し出したアキちゃん。

「震災婚だのさずかり婚だの何かと理由がないとくっつかないのが大人だべ。だったらめんどくせえ婚も立派な理由だと思う!なにより大吉さんと安部ちゃんすっげーお似合いだと思う」とアキちゃん。

「さすがアキだ!」とアキちゃんの頭をなでなでするじっちゃん。
「どうなんだ大吉。安部ちゃんのこと好きか?」と聞くばっぱ。
悩む大吉に「悩んじゃダメよ!すっと言わなきゃ!」と叱る鈴鹿さん。

「好きじゃなかったらこんなに悩まないべ。好きだから幸せになってもらいてえから悩むんです。元夫婦間の友情を壊したくねえんです。春ちゃんも好きだ。鈴鹿さんも…」
不意に好きと言われキョトンとする鈴鹿さん

「いやでもオラやっぱり安部ちゃんなんです。まめぶと一緒です。甘えのか辛いのかも分からないのに段々好きになってしまう。理由なんて忘れてしまった」と大吉。
決めた!試運転終わったら再婚してけろって言うべ!」と覚悟を決めた大吉。
「ほんとにいいのか?」と聞くばっぱ。
大吉に注目するアキちゃんたち。

「い…い…言えんのか」と煮え切らない大吉でした
再び試運転の日に舞台が移ります。
何かのタイミングを計っているかのように注意深く外を見るアキちゃん。


「じぇじぇじぇ!安部ちゃん。あれ見て!」と声をあげ試運転から戻ってきた車両を指差すアキちゃん

車両には「安部ちゃんオラと結婚してけろ! 大吉」と書かれていました。

「大吉さん!」嬉しさと驚きで固まる安部ちゃんと笑顔で見守るアキちゃん。

「よかったなあ安部ちゃん」とアキちゃん。
「アキちゃん…ありがとう」とアキちゃんの手を握り締める安部ちゃん。
ペンキまみれの手を見られないように振りほどき「何でもね」と笑ってごまかすアキちゃん。

リアスに入ってくる大吉。
「安部ちゃん。落ち着いてよーく聞いてけろ」と大吉。
安部ちゃんついつい車両の方に目が行ってしまいます。
「オラとオラと…もう一度…どこ見てんだ!」と突っ込む大吉。
安部ちゃんの視線の先を見て車両の告白に気づいた大吉。じぇじぇじぇと驚きました。
試運転が盛り上がっていたのはこの文字が原因でした
「こちらこそよろしくお願いします。大吉さん!」とプロポーズを受け入れた安部ちゃん

「やった」とガッツポーズするアキちゃん

「ちょっと!誰?あれ書いたの誰?」とアキちゃんを問いただす大吉。
吉田さんが大吉の注意をひきつけている間にアキちゃんがこっそり書いたものでした

クラッカーを鳴らすアキちゃん

それと同時にスナック側の扉が開きみんなが大吉たちを祝福しました

「まだ言ってねえよ!言わせてよ!」と叫ぶ大吉。
みんなに煽られ告白しようとしますがみんなの目線が気になってうまく言葉が出ない大吉

それでもうれし涙の安部ちゃんと幸せそうな大吉さんを笑顔で祝福するアキちゃんや北三陸の人々でした


冒頭のばっぱと鈴鹿さんの会話はばっぱと鈴鹿さん二人の優しさが出ていた場面に感じました。
ばっぱの笑顔に春子と自分の過去を話そうとした鈴鹿さんの表情が切なかったです。
大吉と安部ちゃんのためにアキちゃんが頑張りました
ちょっとやりすぎかもしれませんがこうでもしないと進展しなさそうでしたしいいきっかけになったと思います
ばっぱが安部ちゃんのことを考え何度も大吉に覚悟を聞いていたのが印象的でした。

今日のアキちゃん

大吉と安部ちゃんを見守る策士アキちゃんです
ちょっとわざとらしいじぇじぇじぇの後のこの表情に癒されました
ジャンパーを着て隠れて文字を書いている様子もかわいかったですね




あまちゃん第151話 それぞれの今できること

2016-04-04 20:58:19 | あまちゃん放送中
音痴の鈴鹿さんが北三陸でチャリティーコンサートをやりたいと言いだし対応に苦慮する春子とアキちゃんたち。
影武者の事実を知る彼らは鈴鹿さんの音痴をごまかし無事にチャリティーコンサートを終わらせることはできるのでしょうか。

ついに太巻まで北三陸にやってきました!
リアスの前で看板を直すユイちゃんに出会い見とれる太巻。
ユイちゃんは太巻と気づかずそのまま店内へ入っていきました。
スナックリアスの入り口の方へ向かう太巻。
そこにはスナックの方の看板を出すユイちゃんがいました。
「やっと会えたね」と太巻。
突然の出会いにユイちゃんは呆然としていました。

憧れの人の登場に胸騒ぎが隠せない潮騒のメモリーのかわいい方
その緊張はなまっている方にも伝わりました。
「でえじょうぶか?」とユイちゃんを気遣うアキちゃん。

ユイちゃんは緊張のあまり顔面蒼白でした
鈴鹿さんに突然北三陸に行った理由を聞く太巻。
「怖いんです。春子さんが」と春子のスパルタレッスンを思い浮かべながら答える鈴鹿さん。
愛のムチだと春子をかばう太巻。
そんな二人の会話をミズタクと共に注意深く聞くアキちゃん。

一方ユイちゃんは緊張のあまり席をはずしてしまいました
生ハムを注文したり場末のスナックで浮きまくる敏腕プロデューサーと大女優。
アキちゃんユイちゃんがいなくなったことに気づき外に出て行きました。
北三陸のみんなに事の成り行きを話し始めようとする太巻。
「スケ番だったんですってあの方。そうでしょ!」太巻のセリフを遮りみんなに尋ねる鈴鹿さん。
「そりゃお前春子は北三陸の初代積み木崩しだもの」と弥生さん。
「コーヒー牛乳買ってこいって言われてカフェオレ買ってきた男子がぶっ飛ばされたんですよ」と安部ちゃん。
「それオレだ。甘さが足りねえと言って殴られて前歯飛んだ」と告白する菅原さん
「優しい一面もあったべ。いじめられてる小学生助けたり」と春子をかばう大吉。
そんな大吉を見て口を尖らせる鈴鹿さん

しかし菅原さんや安部ちゃん学年が全然違うはずの吉田さんまでもが春子のヤンキー伝説を話し始めました。
それでも春子をかばう大吉。
「駅長さん。やけに肩持つじゃない」と突っ込む鈴鹿さん。
「春子はオレに惚れてたからな」とこの期に及んで嘘をつく大吉
「ああ見えて積極的な女でね猛烈にアタックされました」と話を続ける大吉。
「どうでもいいお話の途中申し訳ありません。かわいい方の子は?」と本題に入る太巻。
「私?」とボケる弥生さんにニヤッと笑う太巻。
「ユイちゃんならずいぶん前に出て行きましたよ」とミズタク。
声をかけられてミズタクがいることにようやく気がついた太巻。
「何で…何で…GMTとかさ鈴鹿ひろ美とか何でこんな…急にくんの?太巻さんまで…太巻さんまで」とトイレに篭り取り乱すユイちゃん。

「何で…何でこんなど田舎の終わってる過疎の町に…今まで誰も見向きもしなかったくせに…何で急にくんの?ねえ地震があったから?」と毒を吐くユイちゃん。
そんなユイちゃんをトイレの外から心配そうに見守るアキちゃん。

「ユイちゃんがいるからだよ。みんな君に会いたいんだよ。潮騒のメモリーズのかわいい方に」とユイちゃんに話しかけるミズタク。
ミズタクの言葉に強くうなずくアキちゃん。

「訛ってる方もうなずいてるよ」とミズタク。
「んだんだ。ほらユイちゃんが去年言ってた通りになったべ」とユイちゃんとの駅のホームでの会話を思い出しながらユイちゃんに話しかけるアキちゃん。
「これから電車が通って海女カフェも作ってもっと来るぞ!なあせっかく会いに来たんだからでておいでよ。なっ!」とユイちゃんを説得するアキちゃん。

それでもトイレに篭ったままのユイちゃん。
「ユイちゃん。太巻です。どうしてトイレに篭っているのかな?お腹が痛いのか?キリキリ痛いのか?それともシクシクいたいのか?」とユイちゃんに話しかける太巻。
「痛くないです」とようやくトイレから出てきたユイちゃん。

「あらためまして太巻です」と挨拶する太巻。
太巻に一礼してから自分の気持ちを話し始めるユイちゃん。
「私東京にはいきません。ここでやっていきますアキちゃんと水口さんと一緒で潮騒のメモリーズで」ときっぱり答えるユイちゃん。
「でももう君二十歳だろ。いつまでもご当地アイドルじゃ先見えないし東京に出るのは今がラストチャンスじゃないかな」と説得する太巻。
「東京も北三陸も私に言わせれば日本なんで。お構いねく」と頭を下げ断るユイちゃん。

「もう私たちずっとやっていきます!おばあちゃんになってもずっと潮騒のメモリーズです!」とポーズを決めるユイちゃん。
「です」と少し遅れてポーズを取るアキちゃん。

「それは…かっこいいね」と微笑む太巻。
いいムードだったのに店内から潮騒のメモリーのイントロが!

急いで店内に入っていくアキちゃん。
歌い始めようとしている鈴鹿さんからマイクを奪い
「ダメだって。油断も隙もねえなあ」と舌打ちして鈴鹿さんを叱るアキちゃん。

「すいません」としおらしくなる鈴鹿さん。
そのまま歌い始めるアキちゃん
一方リアスの外では太巻とミズタクが話をしていました。
「多少歌えるようになったんですよね?」と尋ねるミズタク。
「春子さんにまかせっきりでオレもずっと聞いてない。けど元があれだからな。いいんじゃねえかな。人前で下手な歌歌って恥かいてさ。殻破れるんならそれだけでもあの人に取ったら大躍進だろ」と話す太巻。
「かわりましたもんね。鈴鹿さん。鈴鹿さんの付き人になればアキちゃんも少しは成長するかなって思ったんですけどむしろ鈴鹿さんの方が影響受けちゃうっていう」と感慨深く話すミズタク。

「お前もだろ水口。仕事もそこそこ順調だったのにこんな田舎で琥珀掘って面白いか?」と突っ込む太巻。
「これ見てください」とアリの入った琥珀を見せるミズタク。
「これ見てると真ん中のアリがユイちゃんでその周りを固める樹液が田舎の地元意識なんかじゃないかって。アキちゃんみたいに日の目を見ることはなかったけど地元意識に守られてユイちゃんの魅力は永遠に色あせないっていう」
「水口…ごめーん全然わかんなーい」残念ながら太巻には伝わりませんでした
「でしょうね。俺も自分で言ってて違うなって思いました」と適当なミズタク
そのころ店内のユイちゃんはアキちゃんたちのステージを見て心底楽しそうに笑っていました


太巻と鈴鹿さんを海女カフェに連れて行くミズタク。
「わあ!ちょっと芸能人来るなら言ってよ!恥ずかしい。こんなポロシャツで…もっといいポロシャツ持ってるのに!」と大騒ぎするいっそん

海女カフェの様子を真剣に見て回る太巻。
「ここで歌うんだ」と鈴鹿さんに話しかける太巻。
「ここで歌うんです」とうなずく鈴鹿さん。
「まずいな」「まずいですよね」と言い合う太巻とミズタク。
「すいません。精一杯頑張っているんですけどいかんせん素人仕事で…」と勘違いして謝るストーブさん。
「だろうね。これはプロには到底真似できない。雑なのに愛がある」と海女カフェを褒める太巻
またも勘違いして「すいません」と謝るストーブさん

「僕が上野で劇場作る時に目指したのがこれだ。正直さっきまでいくらか寄付しようかと思ってた」と太巻。
「金出すって言ってるぞ」嬉しそうないっそん。
「でも違った。これでいい。これがいい。お金かけたらちゃんとしちゃう。この絶妙なバランスが崩れちゃう」
「金ださねえって言ってます」と残念そうな先輩
突然ステージで踊りだした太巻。

「バカなのか」とツッコミを入れるいっそん
「プロでもない。素人でもない。アマチュアのなせる技。まさに海女カフェ」と太巻。
「鈴鹿さんのおかげです」とお礼を言う先輩。
「後回しになってたんです。みんな半分諦めてたし。だっていらねえしこんな田舎にカフェ。ずっと浮いてたし。壊して元の漁協にすんべって。だけどアキちゃんが」とアキちゃんの言葉を思い出しながら話す美寿々さん。
「海女カフェ復活させっぺ!ここさもう一回海女カフェ作るべ!」

「海女カフェ建ててユイちゃんやアキちゃんが歌って地元を元気にするんだってそれが今オラニできることだって言うの」と嬉しそうに話す美寿々さん。
「そしたら鈴鹿ひろ美が歌いに来るよって話になって慌ててリフォームしたんです」と先輩。
「みんなすんげえ楽しみにしています。よろしくお願いします!」と鈴鹿さんの手を握り締めるストーブさん。
「いいの?本当に大丈夫?」と尋ねる太巻。
「いい。ここで歌うの。それがオラにできることなの」とアキちゃんの口調を真似て答える鈴鹿さん

「そうか。じゃあ頑張って僕帰るから。僕も僕にできることやるよ」と東京へ帰っていく太巻。

後日海女カフェには最新の音響設備が導入され関係者各位には太巻と鈴鹿さんの結婚披露宴のお知らせのファックスが流れました。
場所は海女カフェで鈴鹿さんのコンサートと同じ日でした!

太巻と会い最初は極度の緊張でトイレに篭ってしまったユイちゃん
しかし少し無理しているようにも見えますが自分の言葉で自分お考えをきっちり伝えました
ミズタクの琥珀の話雰囲気は分からないでもないけどやっぱりわからないような
でも歌うアキちゃんたちを見て笑うユイちゃんを見るとミズタクの言うようにアキちゃんたちがいる限りユイちゃんは大丈夫だと感じました
今できることをやる太巻かっこよかったです
いっそんたちのツッコミも面白かったです

今日のアキちゃん

リアスのステージで大暴れのアキちゃんです
鈴鹿さんへの舌打ちから始まり潮騒のメモリー暦の上ではディセンバー、エグザイルなどすごく楽しそうでした
心配そうにユイちゃんを見つめる表情もよかったですね





あまちゃん第150話 初めての北三陸 鈴鹿さん大暴れ!

2016-04-02 22:24:17 | あまちゃん放送中
何の前触れもなく北三陸に現われた鈴鹿さん
ウニ丼を取り戻そうとするじっちゃんに必死の抵抗を見せる鈴鹿さんに加勢する吉田さん。

鈴鹿さん出現を知りじぇっと驚くアキちゃん。

「このウニ丼泥棒!何が女優だ!」と納得出来ないじっちゃんを気にも留めずに食後のお茶を飲む鈴鹿さん。
そこへ顔見知りの大吉と先輩そして初対面の菅原さんが偶然やってきました。
「観光協会の菅原です。ファンです!大ファンです!」とアピールする菅原さん。
しかし「またまた!ジャガー横田のファンだったくせに!」と暴露する吉田さん
それを聞きムッとした表情になる鈴鹿さんと吉田さんを睨む菅原さん。

本番の2週間近くまえに北三陸にやってきた鈴鹿さん。
「本番に向けて気持ち作りたいから前乗り」と微笑む鈴鹿さん
一方鈴鹿さんばかりで自分の相手をしてくれない状況にむくれるじっちゃん
「天野さんは?」アキちゃんの顔を早く見たい鈴鹿さん
「天野?あんたアキ知ってんのか?」と尋ねるじっちゃん。
「ええまあ。付き人だったんです昔」と鈴鹿さん。
「おめでた弁護士!おめえさては女優か!」とようやく思い出し鈴鹿さんに指を差すじっちゃん。

「おばあちゃまもよく知ってますよ。夏さんと橋幸夫さんの仲を取り持ったのも私です」と笑顔でじっちゃんを刺激する鈴鹿さん。
鈴鹿さんを天野家に招待し楽しそうな雰囲気の中でじっちゃんだけは激怒していました。
「笑い事じゃねえべ!亭主の留守中にだどしかも橋幸夫今すぐ出て行け」とすごい剣幕で怒鳴る忠兵衛さん。
その様子を心配そうに見つめるアキちゃんと鈴鹿さん。

「オラが出ていったらこの家ほとんど空き家だぞ」とばっぱ。
じっちゃん何も言い返せなくなりました。
「夏さん。みなさん。お変わりなくて安心しました」とあらためて挨拶する鈴鹿さん。
「周りが変わりましたからね。ここらでも何人か死んでしまったし。こいつらの家も流されてしまったし。でもせめて無事だったやつらだけでも変わらず笑ってるべってなあ」とみんなで笑うばっぱたち。
みんなの想いを知りうなずく鈴鹿さん。
「じっちゃん地震あったのになして帰ってこなかった?」と尋ねるアキちゃん。

「なして帰んねばなんねえ」と答えるじっちゃん。
「陸が大変な時に陸さ上がってどうする!むしろ海さ出たオラたちがよ海で銭っこ稼いで陸の連中さ助けねばなんねえべ!だから帰ってこなかった」と立ち上がり自信を持って言い切るじっちゃん。

相変わらずのじっちゃんに嬉しそうなアキちゃんと感動してかっけーと言葉が出る鈴鹿さん

じっちゃんも嬉しそうに微笑み機嫌も直りました
そこにユイちゃんも尋ねてきました。
「オラの親友で一緒に潮騒のメモリー歌ってた子だ」と鈴鹿さんに紹介するアキちゃん。

春子に鈴鹿さんが北三陸にいることを連絡するアキちゃん。
「はあ?なんで鈴鹿さんが実家にいるのよ!」と驚く春子。
「前乗り?前すぎるでしょうが!」と突っ込む春子。
「それ散々聞いてる。今なんかユイちゃんと熱く語り合ってるよ」とアキちゃん。
おめでた弁護士のについて熱く語り合う鈴鹿さんとユイちゃん。
「助手が柳沢慎吾さんに変わって数字は上がりましたけどコアなファンは離れたじゃないですかあ。ひかる一平さんの方がよかったですねえ」と意気投合する二人
「というわけで鈴鹿さんうちにいますんでご心配ねく。以上北三陸から天野アキがお送りしましたあ」とちょっと酔っ払っているアキちゃん


「あんた酔っ払ってんの?アキ!アキ!」と怒鳴る春子。しかし電話はすでに切れてしまっていました。
「またひとり飛べない鳥が北三陸へ逃げてった」と呟く春子。

「天野さあん。起きてる?加湿器があったら出していただけないかしら」とアキちゃんを探す鈴鹿さん。
アキちゃんは隠し部屋でぐっすり眠っていました

躓いてしまい隠し部屋の入り口を開けた鈴鹿さん。
部屋に大量にある80年代のレコードやピンナップを見て懐かしくて興奮する鈴鹿さん。
「ああ鈴鹿さん」鈴鹿さんに気付き目を覚ましたアキちゃん。
「なんなのこの部屋?」とアキちゃんに尋ねる鈴鹿さん。
「ママが高3の夏まで使ってた部屋だ。アイドルを夢見てそこで履歴書書いたり音楽聴いてキュンキュンしてたんだと。オラも高3の夏まで使ってたんだ」と話すアキちゃん。

「天野さんも?」机に向かい尋ねる鈴鹿さん。
「んだ。ママとガールズトークしたりユイちゃんと将来の夢語り合ったりアイドルさ憧れたり…懐かしい。こういう部屋で見た夢を鈴鹿さんみたく叶えられる人って一握りなんだよなあ」と話すアキちゃん。


潮騒のメロディーのジャケットを見ながらアキちゃんの話を聞く鈴鹿さん。
若き日の春子が自分と同じようにアイドルを夢見た日々を想像します。
「ねえ明日からこの部屋つかってもいいかしら?」とアキちゃんに尋ねる鈴鹿さん。
「じぇ!鈴鹿さんが?」意外な提案に驚くアキちゃん。

「うん。気持ち作るにはもってこいだわ」と鈴鹿さん。
「いいけど…せまいですよ。ホテルでも泊まったら?」とアキちゃん。
「いいの。ここでいいの…ううん。ここがいいの」と満足そうにベッドに寝転がる鈴鹿さんでした

翌朝懐かしのミキサー音が!
呆れた様子で鈴鹿さんを見つめるばっぱとじっちゃん。
「ごはんは?」と寝起きのアキちゃんがやってきました。

「おはよう天野さあん」と陽気な鈴鹿さんの声。
「でた!鈴鹿スペシャル!」と恐怖がよみがえるアキちゃん。

「そうよ。鈴鹿のいるところに鈴鹿スペシャルありよ」と人数分準備する鈴鹿さん。
「鈴鹿さんオラ67年間朝はご飯と…」と断ろうとするばっぱ。
「その習慣今日から変えましょ。ホイ!」とばっぱに鈴鹿スペシャルを手渡す鈴鹿さん
「飲まなきゃダメか?」と嫌そうに尋ねるアキちゃん。
「声出るからホイ!」とアキちゃんにも手渡す鈴鹿さん。
「あんた魔女なのか?」とじっちゃん。
「いいからホイ!」とマイペースな鈴鹿さん
覚悟を決めて飲む3人。

3人の絶叫が響き渡りました。
朝食の後会場の下見に向かうアキちゃんと鈴鹿さん。
「この人ストーブさん。観光協会の海女カフェ担当でユイちゃんのお兄ちゃん」と名前で紹介しないアキちゃん
「勉さん。水口さん今日来てねえの?」と尋ねるアキちゃん。

さっきまでそこにいたのにいつの間にか姿を消したミズタク。
よく見るとミズタクは水槽の裏に隠れていました
「あっご無沙汰してます」とバツが悪そうに鈴鹿さんに挨拶するミズタク。
「何してんの?こんなとこで」と怒っている様子の鈴鹿さん。
「バックレてすいませんでした」なんとミズタクも鈴鹿さんに挨拶なしで北三陸に来ていました
「なんかめんどくさくて…あメールはしました」と弁解するミズタク。

リアスで春子と菅原さんの交換日記を見せてもらったり大吉や安部ちゃんと話をしたりすっかり北三陸に馴染んだ鈴鹿さん
「天野家は昔から話題の中心だったのね」と鈴鹿さん。
「そりゃそうだべ。夏ばっぱは海女クラブの初代会長で春ちゃんは北三陸一のスケ番だもの」と大吉さん。
「娘のアキちゃんは潮騒のメモリーズだもんね」と笑顔で話す勉さん
「三者三様だけど代々北三陸のアイドルだったんですねえと感慨深く話す鈴鹿さん。
そしてゴーストバスターズを歌おうとする大吉。
「鈴鹿さんのカラオケも聞きたいなあ」とおねだりする吉田さん。
「吉田さん。それはいくらなんでもずうずうしいべ」と言葉とは裏腹にチャンスを伺う菅原さん
「かまいませんよ」とステージに向かう鈴鹿さん。
ミズタク鈴鹿さんの歌のことを忘れているのかのん気にお酒を飲んでいました

イントロが流れ盛り上がりも最高潮!
しかしそこにアキちゃんが現われものすごい勢いでマイクを持っていきました!
「あぶねえ。ダメだべ!」と鈴鹿さんを叱るアキちゃん。

「何やってんだ!水口さんもいながら!」とミズタクも叱るアキちゃん。

「…あっそうか!ごめん」完全に忘れていたミズタクでした
何のことかわからない大吉たちはぽかんとしていました。
そして北三陸駅に太巻が現われました。
看板を直すユイちゃんに偶然出会う太巻。
仕事で精一杯で太巻だとすぐに気付かず店に入るイちゃん。
ユイちゃんに見とれる太巻。
しばらくして太巻だと気付いたのか店の外へやってきて辺りを見回すユイちゃん。
いよいよ二人が出会う日がやってきました


今回はアキちゃんと再会してテンションが上がっている鈴鹿さんのやりたい放題ぶりが面白かったです
じっちゃんを振り回したりユイちゃんと意気投合したり鈴鹿スペシャルだったりカラオケしようとしてアキちゃんに叱られたりとすごく楽しめました
秘密部屋でのアキちゃんとの会話もよかったです
北三陸に戻ってきてミズタクがどんどんかっこ悪くなっている気がします

今日のアキちゃん

「以上北三陸から天野アキがお送りしました」の酔っ払いアキちゃんです
付き人時代は未成年だったので飲めなかったお酒を一緒に飲めてアキちゃんも鈴鹿さんも楽しかったんだろうなって思いました
能年ちゃんの絶妙な表情と演技最高でした





あまちゃん第149話 走り出した北三陸!

2016-04-01 18:19:13 | あまちゃん放送中
2012年3月あの日からちょうど一年、真剣な表情で仏壇に手を合わせるアキちゃん。

「あれ?」仏壇を見るとじっちゃんの遺影がなくなっていました。
「じいちゃんっていつから帰ってきてねえ?震災の後帰ってきた?」と落ち着かない様子でばっぱに尋ねるアキちゃん。

「うるせえなあもう」とめんどくさそうなばっぱ。
「帰ってくるのか?なあばっぱ遺影がねえってことは近々帰ってくるのか?」とテンションが上がるアキちゃん

「ああもううるせえうるせえうるせえ!と照れ隠しなのかそっけないばっぱ。
そんなばっぱを見て「あるいはまさか…じいちゃん…まさか」と心配し始めるアキちゃん。

「心配するな忠兵衛さんは元気だ」とばっぱ。
仏壇からパソコンを取り出しじっちゃんとネット電話を始めるばっぱ
「なんで?」と驚くアキちゃんに「WiFi」と答えるばっぱ。
2012年春北鉄の本格的な運行再開を7月1日に控え点検作業は大詰めを迎えていました。
一方海女カフェ再建のメドはいまだ立っていませんでした

「どこか切り詰めねえと海開き間に合わねえぞ」とばっぱ。
「わかってる」と答えるアキちゃん。
「でも天下の鈴鹿ひろ美が来るのにまさかビールケースの上で歌わせるわけにもいかねえべ」と菅原さん。
「それもわかってる」と焦りの色が隠せないアキちゃん。

切り詰めるだけ切り詰めてもう一度かつ枝さんに計算してもらうことに。
「これでどうだ!メガネ会計ばばあ!」

「なんとか予算内で収まるが…これじゃあリアスで歌うのと大差ないべ」とかつ枝さん。
「ああ」とみんなため息をつきました
一方リアスでは弥生さんが潮騒のメモリーを熱唱中でした
やる気のない様子でタンバリンで合いの手を入れるユイちゃん

そこへどこかでみたような挙動不審な人物が北三陸駅を訪れてきました。
不審者を捕まえる大吉。
海女カフェの会議は完全に行き詰っていました。
ウニがいないことには黒字にならない。
そのウニも瓦礫撤去し放流はしたものの戻ってくる保証はない。
「今年はあんまり期待できねえな」とばっぱ。
厳しい現実にじぇじぇっとなるアキちゃん。

そこへ不審者を捕まえた大吉からアキちゃんに電話がかかってきました。
その不審者はアキちゃんの知り合いだと話しているそうです。
「名前は年はなんぼくらい?」と尋ねるアキちゃん。
「それが何を聞いてもぎょぎょっとしか言わねえんだと」と吉田さん。
ピンときたアキちゃんじぇじぇじぇ!と驚きすぐに北三陸駅へ向かいました。

捕われた不審者の名前を考えるみなさん。
みんな少しづつ間違えユイちゃんに至っては「どこ?人面魚どこ?」と飛び出してくる始末でした
「おしいけど全部違います。さかなクン!」と正解を答えるストーブさん。
縄を解かれるさかなクン。
「駅長が失礼しました」と大吉を叩きさかなクンに謝るアキちゃん。

さかなクンはアキちゃんがどうしているのか心配で北三陸に来てくれました。
アキちゃんがどうしているのか調べた時に見つけたのがストーブさんが撮影した潮騒のメモリーズの動画でした。
「2009年夏にオープンさせた海女カフェですが昨年の津波で被害を受けいまだ再建のメドが立っておりません」

「震災前はここさきれいな水槽が並んでいてめずらしい魚やめずらしくねえ魚がたくさん泳いでいたんです」

「7月1日の開業に向けて私たちも精一杯頑張りますのでみなさんもどんどん北三陸さ来てけろ
「北鉄も畑野まで走るどー!」

この動画を見て自分の魚と水槽を寄贈するために北三陸を訪れたさかなクン。
じぇじぇじぇと驚き喜ぶアキちゃんたち

6月に入りさかなクンのコレクションが運び込まれました。
その頃には海女カフェの再建も着々と進められました
予算はたりませんがその分手作り感溢れる暖かいお店になりそうです。
「アキちゃんよかったね」とさかなクン。
「うん。完全に元通りじゃねえが逆回転成功だべ」と笑顔のアキちゃん

「ぎょぎょぎょ!」「じぇじぇじぇ!」と喜び合う二人。

種市先輩、ストーブさん、勉さん、それにユイちゃんみんな色々あったけど今ここにいる。そのことがたまらなく嬉しいアキちゃんでした
「アキ何してんだ早く行くぞ」ウェットスーツ姿のばっぱがアキちゃんを呼びにきました。
そのころリアスではじっちゃんが長い航海から帰ってきました
そこへまたまたどこかで見たような不信人物がやってきました。

ウニ丼を注文するじっちゃん。
「ああ私も」と同じくウニ丼を注文する謎の女性。
しかしウニ丼はひとつしかなく最後のひとつをかけたじゃんけん勝負が始まりました。
そのころアキちゃんたち海女クラブは海開きに先駆けウニの繁殖具合を確かめていました。

水温14度の中美寿々さんと共に潜るアキちゃん。
二人の様子を祈るように見つめるばっぱ。
そして水面に上がってきた二人。
「美寿々、アキ!ウニいねえか?」と声をかけるばっぱ。
「ばっぱ大変だ!ウニで岩が見えねえぐれえだ!」とウニを取り出し叫ぶアキちゃん

ばっぱや美寿々さんたちはもちろん地元の方も喜び拍手が起こりました
ばっぱにウニを投げるアキちゃん。

それは初めてばっぱと出会った時と逆の光景でした。

ウニを優しく包むように持ちお礼をするばっぱ。

再び潜るアキちゃん。
ウニでいっぱいの光景にアキちゃんは言葉を失いました。
これで漁ができる。北鉄も走る。海女カフェもみんなのおかげでオープンできる。にぎやかで楽しい2012年の夏がやってきました

一方リアスのジャンケン勝負はついに決着
勝者はじっちゃんでした
謎の女性はサングラスを取り抗議を始めました。
「後出し!今の後出しです!考えられない」なんと正体は鈴鹿さんでした

鈴鹿さんと分かり腰を抜かしそうなほど驚く吉田さん。
じっちゃんが食べようとしているウニ丼を奪い取り鈴鹿さんに差し出しました
じっちゃんに見せつけるように満面の笑みでウニ丼を頬張る鈴鹿さん。
いよいよ鈴鹿さんも北三陸にやってきました


アキちゃんや北三陸のために駆けつけたさかなクンかっけーです
みんなで協力して手作り感溢れる海女カフェに再建していく姿がいいですね
そしてウニが復活しアキちゃんがばっぱにウニを投げる場面はアキちゃんが北三陸に来た頃を思い出させる名場面でした
鈴鹿さんとじっちゃんの絡みも面白かったです
あのじっちゃんでも鈴鹿さんには振り回されるんですね

今日のアキちゃん

海女カフェ再建を手伝ってくれたみんなを見つめるアキちゃんです
下手したら縁が切れてしまうかもしれなかったほど色々あったアキちゃんたちですが一緒に北三陸で笑顔でいる光景にアキちゃんと同じように見ている私もうれしくなりました


あまちゃん第148話 北三陸復興の狼煙

2016-03-31 20:51:37 | あまちゃん放送中
「歌うのか?」鈴鹿さんが東北でチャリティーライブをやることを知り驚くアキちゃん。

大吉と春子の電話を隣で聞くアキちゃん。

鈴鹿さんの希望は海女カフェですが海女カフェは津波で流されてしまった状態のままでした。
コンサートの日取りの話を始めようとする二人。
「その前に春ちゃん。再婚おめでとう」と春子を祝福する大吉。
「…ありがとう」と少し戸惑いながらも照れる春子。
「海女カフェ担当に代わります」と電話をストーブさんに渡しました。

「あのさ震災からちょうど1年だし鈴鹿さんは3月だと言うんだけど」と春子。
隣で聞いていたアキちゃん「ムリムリムリ!」と手を何度も振りました。

アキちゃんに代わるように頼む春子。
「あんたさああのことくれぐれもみんなには内緒だからね」とアキちゃんに話す春子。
「ああ言わね」と電話を持ち出して隠れて話そうとするアキちゃん。

「でもどうすんの?またママが落ち武者になんの?」とポロリと話すアキちゃん
「アキ!アキ!アキ!」と慌てる春子。
うっかり秘密を喋ってしまったことに気づいて「ごめん」と謝るアキちゃん。
幸い落ち武者と言っていたので大吉にはまったく意味がわかりませんでした

「影武者は金輪際やらない!そのために今歌唱指導してんの」と話す春子。
春子のレッスンはきつく「優しく教えて下さい。ほめられて伸びてきたんですわたし」と怯える鈴鹿さん。

「今んとこほめるとこ一個もないの!」とスパルタ春子。

そんな様子を聞き「大変だなあ」と漏らすアキちゃん。

「海女カフェを建てれば鈴鹿ひろ美が来る」
さっそく観光協会で会議が行われました。
しかし以前のローンも残っていて住むところもない組合長とかつ枝さんは猛反対でした。
観光協会での結論は北鉄最優先で海女カフェは5番目ということになりました
仮事務所にいた海女クラブは海女カフェ優先だとストーブさんに猛反発。
しかし震災の大変さを身をもって体験している弥生さんたちにかつ枝さんたちを説得することはできませんでした。
八方塞でギスギスしストーブさんを責める海女クラブのみなさん。
「みなさーん。すいませーん。すいません!口じゃなくて手動かしませんか?これも大事な復興支援です。一本につき百円。ね?大事にしてください」とみんなをなだめるユイちゃん。

イライラした空気は残りつつ作業に戻るみんな。
そんな様子を無言で見つめるアキちゃん。

もうすぐ一年経つというのに何一つ改善されない。
活気に溢れた2009年の夏はもう戻ってこない。
物思いに拭け海を眺めるアキちゃん。

瓦礫の山になってしまった海女カフェを一人訪れるアキちゃん。
「誰!」突然若き日の春子が現われ驚くアキちゃん。

若春子に手招きされて近寄るアキちゃん。
ボロボロになってしまった潮騒のメモリーのジャケット写真を渡されました。

若春子の姿はアキちゃんが写真を見ているうちにいつの間にか消えていました。

するとガサガサと物音がし人の気配を感じたアキちゃん。物陰に隠れ様子を見ます。
勉さんとミズタク、ストーブさんに先輩が瓦礫の撤去をしていました。
「天野?」アキちゃんに気づいた先輩。
「アキちゃん?何してんの?」と尋ねるストーブさん。
「ストーブさんは何してるんですか?」と逆に質問するアキちゃん。

「再建のメドは立たないけど瓦礫の撤去や掃除だけは自分達の手でやっておこうと思って」と話すストーブさん。
「ユイの言う通り口じゃなくて手動かさねえと」と話し作業を続けるストーブさんたち。
みんなのもとに駆け寄り作業を手伝うアキちゃん

こうして有志による清掃活動は自然発生的に始まり瞬く間に広まっていきました

海女クラブ、観光協会、いっそん、反対していたかつ枝さんや組合長みんなが手伝いました。
北鉄全線開通に向け頑張る大吉や吉田さん。
被災地に笑顔を送るためにレッスンを続ける鈴鹿さんに春子。
そして…
潮騒のメモリーズの看板も復活し海女カフェは見違えるほどきれいになりました

「ありがとうございました」とみんなにお礼を言う海女カフェ担当ストーブさん。
みんなからの暖かな拍手が鳴り響きました

さらに良い知らせが舞い込みました。
北三陸から畑野の区間が7月1日の海開きの日から運行することが決定したのです
大喜びのアキちゃんたち北三陸のみなさん

北鉄を代表して大吉から一言です。
「みなさん。ようやくこの日が来ました。思えば我が北鉄は震災の5日後から…」涙が溢れそうになり言葉に詰まる大吉。

「泣くな!」と檄を飛ばす弥生さんの目にも涙が溢れていました。
「震災の5日後から半ば強引に列車を走らせてやれ税金泥棒ややれ赤字製造列車など陰口を叩かれながらたとえ…たとえ儲からなくてもたとえ線路の両脇が瓦礫の山でも…かわらずに北鉄が走っている。相変わらず走っている…5,6人しかいなくても走ってる」涙で詰まりそうになりながらも話し続ける大吉。
アキちゃんも真剣な眼差しで聞いていました。

「その事実が市民の心の支えになると頑張って走ってきました!弥生さんこそなくな!」涙をこらえきれない弥生さんに突っ込む大吉。
「泣いてねえ!」と叫ぶ弥生さん。
「んだらオラも泣かねえ。全線が開通するその日までオラ…オラ…」と言葉にならない大吉。
「泣け!」と叫ぶ美寿々さん。
泣きながら抱きつく大吉と弥生さん。

そんな二人を見て目が潤むアキちゃん。

そして大吉を暖かく見守る学生時代からの付き合いで戦友の菅原さん。

鈴鹿さんに電話をするアキちゃん。

「あらあそうよかったじゃない。じゃあ鈴鹿もその日にしようかしら」とマイペースな鈴鹿さん。
「じぇ!その日は…」ユイちゃんノートの予定ではお座敷列車の日で戸惑うアキちゃん。
「だってお祭りでしょ。いっぱい人来るでしょ」と気合十分の鈴鹿さん。
「だからバタバタしてお構いできねえと思う」とアキちゃん。
「じゃあ前夜祭にしましょう。30日」とグイグイ来る鈴鹿さん。
「だけど…ママに聞いてみねえと」と心配そうなアキちゃん。
「社長には私からそのように伝えておきますから」と社長の椅子に座る鈴鹿さん。

「じゃあ6月30日。海開きの前日で決定な」鈴鹿さんの押しの強さに負け了解するアキちゃん。

「よっしゃあ!」と気合の入る鈴鹿さん。
移ろいやすい音程はどこまで改善されるのでしょうか。

ストーブさんミズタク先輩という恋のライバルが力を合わせ海女カフェ復活に力を注ぐシーンは燃える展開ですね
きっかけを作ったユイちゃんの言葉やみんなに感激して手伝うアキちゃんそして色々大変なはずなのに手伝う北三陸のみなさんと感動シーンもいっぱいでした
大吉のスピーチと弥生さんとのやりとりにもグッときました。
そして菅原さんが大吉を見つめるシーンもよかったです

今日のアキちゃん

きれいに片付いた海女カフェを見て笑顔を浮かべるアキちゃんです
ぶらさがっているマスクがかわいいです
鈴鹿さんのペースに振り回された電話での会話も面白かったです