オレ達は太陽と一緒に戦っている

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あまちゃん第137話 おかえりアキちゃん! 強くて明るい北三陸

2016-03-18 18:27:56 | あまちゃん放送中
1年半ぶりに北三陸に帰ってきたアキちゃん。
バスの中で「今年は潜らないの?」とばっぱにメールを送りました。

2011年6月24日北三陸駅前に到着したアキちゃん。
町は閑散としておりアキちゃんが初めて北三陸を訪れた3年前よりも寂れていました。
町の様子を見て表情が曇るアキちゃん。

観光協会を訪れるアキちゃん。
覚悟をしていたとはいえ無人で荒れ果てた様子を見て言葉を失うアキちゃん。

北三陸駅に向かうアキちゃん。
しかし駅の中には誰もいませんでした。
一駅区間しか運行していない事を知り呆然とするアキちゃん。
お金を置いてホームに向かいました。

アキちゃんがホームに出た後に作業を終えた吉田さんが戻ってきました。
ホームで狐と戯れている姿を誰かに連絡する吉田さん。

久しぶりの北鉄。
アキちゃんは北三陸で暮らした日々を思い出していました。

初めてユイちゃんに出会ったこと。
二人でウニ丼を売りまくったこと。
けんかもしてお座敷列車もした。

「しかし今となっては遠い思い出…もうあの日々は帰ってこないんだ」
震災の傷跡を自分の目で見て気持ちが落ち込むアキちゃん。

しかしそんなとき「アキー!」と叫ぶたくさんの声が聞こえてきました。
外を見ようとするアキちゃん。
「まもなく終点袖が浜。袖が浜に到着しまーす」アナウンスしながらアキちゃんの前に現われた吉田さん。
「吉田さん」元気そうな吉田さんを見て嬉しくてホッとしたような声を上げるアキちゃん。

窓を開けアキちゃんに外を見せる吉田さん。
じぇじぇじぇじぇじぇと驚くアキちゃん。

駅のホームにはみんなが出迎えてくれていました。

みんなの顔を見てただいまと手を振るアキちゃん

北鉄から降りてくるアキちゃんを待ちきれなくてドアを叩く弥生さん。
ドアが開くと真っ先に抱きしめました

「よかった!また会えてよかった!」と涙ぐみながら抱きつくかつ枝さん。

「つまんなかった。アキちゃんがいなかったから毎日がつまんなかった」と抱きつく美寿々さん。

流れで抱きつこうとするも咄嗟に握手に切り替える紳士な勉さんにアキちゃんの笑顔がはじけました

続いてアキちゃんの手を強く握り締めたストーブさん。
「アキちゃん。有名になってもなんも変わんないね」と声をかけます。
菅原さんはおかえりのプラカードを見せて「おかえり」といいアキちゃんの頭をそっとなでてアキちゃんを出迎えました

「みんなもちっとも変わんねえ。ほんとにご無事でよかったです」と深々と頭を下げるアキちゃん。
「ここさいた連中はなんとかやってる」と花巻さん。
「夏ばっぱは?」と尋ねるアキちゃん。
しかし返答のないままみんなで家に向かうアキちゃん。

いつの間にか花巻さんがいなくなっている事に気付くアキちゃん。
花巻さんはパートに戻っていました。
家が全部流され大変な目にあった花巻さん。
それでもアキちゃんを一目見たいということでパートを抜けて駆けつけてくれていました。
かつ枝さんの家も全壊し仮設住宅を申し込んでいる事を聞くアキちゃん。

北鉄も復旧のめどが立たないと話す大吉。
「アキちゃんユイちゃん人気で立てた海女カフェも…」
「ちょっと菅原さん」菅原さんの話を途中で止めるストーブさん。
何かあったのか不安な表情を浮かべるアキちゃん。

話しているうちに今野さんいっそん栗原ちゃんもアキちゃんの顔を見に来てくれました
3人の姿を見て笑顔になるアキちゃん

もらったサインを見せびらかすいっそん。
しかしEXILEのヒロシのサインは偽者だと知り悔しがるいっそん
栗原ちゃんは女の子を出産していました
「めんこい」赤ちゃんの写真を見て癒されたアキちゃん。

懐かしい人達と暖かい笑い声に包まれた時間を過ごすアキちゃん。
しかしばっぱが不在である理由を考えずにはいられませんでした。

ひとり海の方へ向かうアキちゃん。

以前とは違う光景に戸惑いながら海についたアキちゃん。
しかしばっぱはいませんでした。
「今年は潜らないんだ」アキちゃんがそう考えていると突然背中にウニが飛んできました。
「いて!」と振り返るアキちゃん。

はーい出ました海女クラブ会長天野夏は完全復活して今年も現役バリバリです

「帰ってきたのかアキ」とばっぱ。
「じぇ夏ばっぱ。なして潜ってんだ?」と驚くアキちゃん。

「なしてっておもしれえからに決まってんべ」とぶれないばっぱ。
「アキー!」ウエットスーツに身を包んだかつ枝さんたちもやってきました。
みんなが潜る気マンマンなのを知り「なあんだ」と嬉しくてたまらない様子のアキちゃん

「じゃあメール返してくれたらいいのに」とばっぱに抗議するアキちゃん。
「やっちまった」ばっぱは携帯を持ったまま潜っていました
壊れた携帯を見て「あー」とみんなで落胆しました

久しぶりにウニを食べさせてもらうアキちゃん

「うめえ!」おいしそうに食べるアキちゃんを見てみんなも笑顔になりました


アキちゃんがいよいよ北三陸に帰ってきました。
みんなの出迎え方に個性が出ていて面白かったです
菅原さんのお出迎えがほのぼのしました
花巻さんはじめみんな大変な目にあっているのに元気に明るくアキちゃんを出迎える姿は感動しました。
ぶれないばっぱも相変わらずかっけーです

今日のアキちゃん

みんなの元気な姿を見て嬉しくてたまらない表情のアキちゃんです
閑散としていた町を見てみんなが心配でアキちゃんも不安になっていましたがみんなの暖かいお出迎えで笑顔が戻りました






あまちゃん第136話 オラ日本一の天野アキになります!

2016-03-17 19:51:48 | あまちゃん放送中
「ママオラ岩手さ帰りてえ!北三陸さ帰りてえ!」と春子に訴えるアキちゃん。

「本気なの?」とアキちゃんに聞く春子。
アキちゃんは真剣な表情でうなずきました。
「つかこれ何回目だ」とあきれた様子の春子。
「4回目。海女になる時と南部潜りやる時あとアイドルになる時で今日」と悪びれることなく話すアキちゃん。

「そうかじゃあちょっと厳しい事言ってもいいよね」と笑顔が怖い春子
「ほんとにさやりたい放題なのよあんた」とアキちゃんを怒鳴りました。
「ごめん」と謝るアキちゃん。

「しかもぜーんぶ中途半端。普通はね次のチャンスに向けて踏ん張るの。ここで諦めたらB級アイドルどまりよ」とアキちゃんをしかりつける春子。
「諦めるわけじゃねえんだ。ただ…今はお芝居とか歌よりも気になる事があって…」と反論するアキちゃん。

言葉に詰まるアキちゃんを「言ってみなさい。自分の口で」と促す春子。
「夏ばっぱのことだ。それからユイちゃん。北鉄。海女カフェ。リアス。琥珀。みんなのことが気になる!北三陸のみんなの事が…」自分の想いを正直に話すアキちゃん。

「もうわかった。まったく…振り回される方の身にもなってよね」アキちゃんの気持ちを理解した春子。
ミズタクは甲斐さんがキーパーソンだとふと思いました。
純喫茶アイドルは春子がスカウトされ正宗が春子に告白した場所でした。
「このお店がなかったら潮騒のメモリーも生まれてないしそれどころかアキちゃんも生まれてないのか」とミズタク。
「オレはテレビ見てたんでテレビに夢中で全然聞いてなかった。うわーもったいないどうする?」と天然癒し系の甲斐さん。
「どうすんのよ!」一方春子はイライラした声でアキちゃんに尋ねました。
アキちゃんの育て方について責任の擦り付け合いをする春子と正宗でしたが正宗の一言で空気が変わりました。
「ただ…この1年3人で暮らしてすごーく楽しかった」と春子とアキちゃんを見て話す正宗。
「オラもいままでで一番楽しかった」と笑顔を見せるアキちゃん
二人にほっこりしたいいムードが流れました

「ほっこりしないでよね勝手に!なにこの空気。最終回?冗談じゃないわよ。人生はまだまだ続くのよ!」と話を戻す春子。
「わかった。どうせ言っても聞かないんでしょ。好きにしなさい」とイライラしつつもアキちゃんの帰郷を認めた春子。
「ママはどうすんの?東京に残るよね」とアキちゃん。

一緒に岩手に帰るものだと思っていた春子はアキちゃんの意外な言葉に戸惑いを隠せませんでした。
「いいよ来なくて。つーか来ないでけろ。せっかく二人より戻ったんだし」と両親を気遣うアキちゃん。

「それに鈴鹿さんのことも心配だ。あの人震災以降ぱっとしねえべ。ようやく仕事始めたようだけどまだ本調子じゃねえ。真面目すぎんだよなあ。ママがそばにいて発破かけてやんねえとまたすぐダメになりそうで心配だから」と鈴鹿さんのことも気遣うアキちゃん。
「いいの?ママ東京残っていいの?」とアキちゃんに尋ねる春子。
アキちゃん立ち上がり
「そうしたいんだべ。じゃあ好きにしろ!なんちゃって」と笑うアキちゃん

「今度はオラが背中押す番だな。社長鈴鹿さんのことよろしく頼んます。こきつかってもいいからもとの大女優さ戻してけろ」と春子に頭を下げるアキちゃん。

アキちゃんの成長振りに感極まる春子。
正宗はよりを戻した事に感極まっています
そんな正宗を見て「何それ台無し」と席を立つ春子。
ガラスには感動で涙を流す春子が写っていました。

アキちゃんミズタクのところへ向かい頭を下げて
「お世話になりました」と挨拶をしました。

アキちゃんの顔を見ず背を向けたまま「おつかれ」と言うミズタク。
そんなミズタクにコーヒーを差し出す甲斐さん。

思い残す事もなく晴れ晴れとした表情を見せるアキちゃん。

次の日からアキちゃんの挨拶回りが始まりました。
まずは鈴鹿さんです。
「お世話になりました」撮影中に乱入するアキちゃん

ミズタクに連れ戻されても手を振り続けるアキちゃん。

「ねえほんと?ほんとに地元帰っちゃうの?行きっぱなしなの?」と寂しそうな鈴鹿さん。
「わかんねえです。2,3年で帰ってくるかもしんねえし2,3日かもしんねえし」とどこかで聞いたセリフを言うアキちゃん。
「じゃあ私も行こうか。おばあちゃんに挨拶したいし」と鈴鹿さん。
「ダメですよ。働いていていただかないと」と釘を刺すミズタク。
「もう働け働けってなんなのよ!なんて事務所!」と机を叩く鈴鹿さん。
「鈴鹿さんから頂いたお言葉…生涯忘れねえです」と映画の打ち上げで鈴鹿さんからもらった言葉を思い返しながら話しかけるアキちゃん。

「向いてないのに続けるのも才能いいこと言うじゃない」と一気に表情が変わる鈴鹿さん。

「じゃあもう少し続けようかな。向いてないけどね」とアキちゃんに笑顔を見せました。
「んだ続けてけろ。オラ日本一の天野アキになります」
アキちゃんの言葉に手を握り締め抱きしめる鈴鹿さん。
「頑張んなさい!」アキちゃんの背中を叩く鈴鹿さん。

抱きしめられ涙をこらえるアキちゃん。

「はい!」アキちゃんの背中をおもいっきり押す鈴鹿さん。
もう一度顔を見合わせる二人。


アキちゃん一礼して鈴鹿さんも一礼して現場に戻っていきました。
鈴鹿さんを見送り続けるアキちゃん。

ミズタクがモニターを指すと鈴鹿さんがアキちゃんのために手を振ってくれていました。

そんな鈴鹿さんを見て笑顔がこぼれるアキちゃん。

ミズタクと現場を離れるアキちゃん。
アキちゃんがいなくなった後アキちゃんとの別れを悲しみうなだれる鈴鹿さんの姿がありました。
しかし涙をこらえすぐに顔を上げる鈴鹿さん。
次は太巻に挨拶するアキちゃん。
「天野は地元に帰るんだな」と感慨深げに話す河島さん。
「それ言われたの3人目。ひひひ」と失礼なアキちゃん

色々あった太巻ともがっちり握手してお別れです。過去のわだかまりが完全に消えたいい表情です


続いて梅さんに挨拶するアキちゃん。
「オレはただここで握ってただけだから。ありがとう」とにこやかに話す梅さん。
GMTとの送別会に安部ちゃんやアユミちゃんも駆けつけました
一番話をしたい先輩は仕込みの途中。
ちょっと寂しそうなアキちゃんでした。

みんなと苦楽を共にしてきた劇場を見つめるアキちゃん。

そして後ろにいるGMTに最後の挨拶。
「みなさんお世話になりました」

アキちゃんに駆け寄り抱きしめるGMTのメンバー。
アキちゃんはみんなの気持ちが嬉しくて最高の笑顔をしていました

そしていよいよ出発の時。
長距離バスに乗り込むアキちゃんを呼び止める先輩。
「アキこれ卵焼き。バスの中で食え」とアキちゃんに卵焼きを渡す先輩。

「元気でな。オレも一人前になったら帰るから。遠距離恋愛がんばっぺ」と先輩。
「はい!」力強く返事したアキちゃん。

南部ダイバーを歌い合って別れる二人。


アキちゃんはバスの中で泣きながら卵焼きを食べました。

いよいよアキちゃんは1年半ぶりに北三陸に帰ります。

今回も感動シーンの嵐でした
春子や正宗鈴鹿さんのことを気遣うアキちゃんの成長ぶりが頼もしく見えました
おつかれとアキちゃんに声をかけるミズタクとコーヒーを渡す甲斐さんもかっこよかったです
鈴鹿さんとの別れのシーンは二人の演技が凄すぎて引き込まれました。
アキちゃんの背中を押した後の二人の表情が最高でした
アキちゃんが立ち去った後の少しうなだれますがすぐに顔を上げ涙をこらえる鈴鹿さんがかっこよかったです
アキちゃんは去り際が美しいからその後も関係が続いて可愛がられるんですね

今日のアキちゃん

「オラ日本一の天野アキになります」
鈴鹿さんとの別れのシーンは大好きで何度も見ました。
地元に帰ろうが流れているのもいいんですよね。
当時ここで鈴鹿さんの出番も少なくなるんだろうなってちょっと残念な気持ちでしたがまだあんなに見せ場があるなんて考えもしませんでした



あまちゃん第135話 アキちゃんのために…ミズタクの涙 

2016-03-16 19:21:52 | あまちゃん放送中
震災以降寝る前に北三陸のみんなの笑顔を思い浮かべるアキちゃん。
もうひとりいたような…寝転びながら思い出そうとするアキちゃん

目線が低くなって閉まってあったストーブを見つけるアキちゃん。
「あストーブさん。ストーブさん忘れてた」と大事にストーブを持つアキちゃん。

「やっぱり帰りたいのかしら」純喫茶アイドルでミズタクと打ち合わせ中にそう呟く春子。
「アキあの子岩手に帰りたいのよ」母親の春子はアキちゃんの気持ちの変化に気付いていました。
春子の言葉はグラビアでアキちゃんの表情をチェックしていたミズタクの背中に重くのしかかりました。

ゴールデンウィークも明け取材を受けるアキちゃん。
はまっていることを聞かれなかなか思いつかず考え込むアキちゃん。

「ほくろから生えた毛伸ばすことですかね」アキちゃんらしい解答が出てきました

さらに寄り目も披露するアキちゃん

一方アキちゃんの気持ちに気付いてあげられなかった事で自分を責めるミズタク。
「違う。オレは目を背けていたんだ。アキちゃんが岩手に帰ると言いだしたら今までの苦労が水の泡。気付かない振りしてたんだ」とますます自己嫌悪に陥るミズタク。
もともとユイちゃんの付き添いで野心もないアキちゃん。帰りたい気持ちを誰にも打ち明けられずにカメラの前で健気に笑顔を見せているんだと想像するミズタク。

ミズタクの想像通り写真撮影中スタッフから岩手の話が出ると途端に表情が曇るアキちゃん。

「アキちゃん笑顔。笑って」ミズタクのフォローでアキちゃんはなんとか笑顔を作りますがぎこちないものでした。

時間が空いて純喫茶アイドルで時間をつぶすアキちゃんとミズタク。
ミズタクはこのままアキちゃんを東京につなぎとめていいのか真剣に悩んでいました。
一方のアキちゃんは
「マイブームとかはまっているものはとかアイドルらしい答えって何なんですかね」と真面目に仕事のことを考えていました。

「ほくろの毛伸ばすのはまずかったですね。パブリックイメージがありますもんね」とアキちゃん
その時テレビから岩手県大船渡市の避難所を慰問しているGMTの映像が流れました。
「熱いよね。どうせ売名行為だろうけどさ日本を元気にしてるよね」と甲斐さん。
アキちゃんは何も言わずただテレビを見つめていました。

「オレは今岩手県と戦っている」
粗大ゴミと同化しているミズタクに突然話しかけられ驚く先輩。

岩手についてぶつぶつ喋るミズタクを「大丈夫ですか」と心配する先輩。
「お前はどうなんだ。種市浩一闘ってるのか」と支離滅裂なミズタク。
「闘ってはねえです。仕込み中です」話がどうにもかみ合いません
「アキちゃんとどうなってるかって聞いてるんだよ。それぐらい分かれよ」とイライラするミズタク。
「一回キスしただけです」と正直に答える先輩。
「そんなこと聞いてない!自慢すんじゃねえよ!つーか自慢すんじゃねえよ」と先輩に掴みかかるミズタク。
一方ベッドに横になりメールをチェックするアキちゃん。

「天野さーんぬれせんべい食べる?」と元気のない鈴鹿さんが入ってきました。
「暇だったら仕事したらどうですか」とアキちゃん。
「もうお母さんの真似して気晴らしに映画でも見ない?」とDVDを取り出す鈴鹿さん。

自分のデビュー映画潮騒のメモリーを見て号泣するアキちゃん。

「もったいねえよ鈴鹿さん。こんなにいい映画なのになあ」とアキちゃん。
「本当よね。あんたはまあまあ。私は最高」と自画自賛する鈴鹿さん。
アキちゃんも納得して強くうなずきました。

6月1日ミズタクはアキちゃんに「私らの音楽」という歌番組の仕事を取ってきました。
「潮騒のメモリーですか?」と尋ねるアキちゃん。
「いやできれば違う曲でって言われている。いい曲なんだけど歌詞がちょっと…」とミズタク。
アキちゃん暗い表情で「違う曲なんかねえです」と呟きます。

企画書に目を通すとGMTと自分の名前が出てきてじぇっと驚くアキちゃん。
GMTの出演が先に決まっていて向こうがアキちゃんと共演したいと提案してきて実現した仕事だとミズタクは説明します。
「でも社長がなんて言うか」アキちゃんは以前太巻と春子が歌のアレンジを巡って揉めた事を気にしていました。
二人とも乗り気なのをアキちゃんに話すミズタク。
震災でアキちゃんの公演が中止になった時延期だからといった太巻。
その約束を果たしてくれようとしているんだと話すミズタクにアキちゃんは聞き入っていました。

ミズタクはところどころ嘘をついていました。
本当はミズタクの持ち込み企画で太巻に直談判して頭を下げて成立させたものでした。
アキちゃんのために頑張ったミズタク。
その気持ちが通じたのか「わかった。やるべ!」と元気よく笑顔で答えるアキちゃん
「オレ見るよ。録画して何度も見るよ」甲斐さんも嬉しそうです

いよいよ収録。GMTと再会を喜び合い海女のアイドル衣装で歌うアキちゃん

アキちゃんを見て先輩との会話を思い出すミズタク。
「アキちゃんを東京につなぎとめるためには種市浩一とのラブが必要なんだよ」とミズタク。
恋愛御法度を心配する先輩に
「しょうがねえ解禁だ。俺1人じゃ岩手に勝てねえ」と先輩に協力を求めるミズタク。
「でも天野は岩手に帰りてえんじゃないでしょうか」とアキちゃんの気持ちを考える先輩。
「寝る前にみんなの笑顔思い浮かべるんだそうです。でもユイの笑顔だけが思い出せなくてって言ってました」
「それ…それめちゃくちゃ帰りたがってるよ!」と叫ぶミズタク。
アキちゃんの気持ちを考えると感極まって涙が出そうになるミズタク。

「水口泣くんなら外で泣け」と太巻。
ミズタクは太巻に一礼してスタジオから出て涙を流しました。

後日放送された私らの音楽を見る春子たち。
暖かい表情でテレビの中のアキちゃんを見つめる春子。

「ねえ春子さん。僕の考えすぎかもしれないけどもしかしてアキは岩手に帰りたいんじゃないかな」と正宗。
甲斐さんにも今ごろと突っ込まれてしまいました
そこへアキちゃんが駆け込んできました。
「ママ。オラ岩手さ帰りてえ!」

「北三陸さ帰りてえ!」

アキちゃんの迷いはついに消えました。

今日はミズタクに尽きます
アキちゃんの気持ちを考え太巻に頭を下げてアキちゃんが一番心残りだったコンサートを実現させたのは本当にかけーです
まだまだアキちゃんという原石を磨きたかったはずなのに自分の感情を押し殺してアキちゃんの気持ちを最優先に考えたミズタクに感動しました。

今日のアキちゃん

「岩手!」と最後に叫ぶアキちゃんです
GMTのみんなで日のあたる場所に出る…時間はかかりましたが夢がかないました

今日からファミリー劇場であまちゃん再放送が始まりました。
あまちゃんその前に見ましたが面白かったです
観光協会のモデルのビルにフットボールアワーの岩尾さんたちが潜入しました。
菅原さんのように双眼鏡で駅の様子を見ようとしましたが裸眼の方が見やすかったようです
岩尾さんの「双眼鏡いらんやん」のツッコミに受けました




あまちゃん第134話 それぞれの心の傷

2016-03-15 23:37:43 | あまちゃん放送中
2011年3月11日交通機関がストップし帰宅難民となり上野から世田谷まで歩くアキちゃん。

その一時間前ユイちゃんに連絡がつきました。
「もしもしユイちゃん!今どこ?」と心配するアキちゃん。

ユイちゃんたちが線路を歩き避難所に向かっていることを知るアキちゃん。
「そうか。よかった繋がって」無事なことが分かりホッとした表情を浮かべるアキちゃん。

「ごめんね明日いけなくなっちゃった」と気丈に話すユイちゃん。
「いいって延期になったし。中止でなくて延期だから。必ずやるからおいでよ」とアキちゃん。
「中止だよ」北三陸の惨状を見たユイちゃんから本音が出ました。
北三陸の様子を把握しきれていないアキちゃん「えっ」と漏らします。

「延期じゃなくて中止。もう行けない。怖くて行けない。アキちゃんが来てよ。道がなくなってたの。線路の途中で終わってたの。ごめん電池切れそう」
ユイちゃんは涙を浮かべながら線路を急ぎ足で歩いていました。

無事帰宅したアキちゃんを力いっぱい抱きしめる春子。

ばっぱに連絡が取れないと話す春子。
「メール来たよ」とばっぱからのメールを見せるアキちゃん。

「みんな無事御すんぱいねぐ」と書かれており春子も一安心です。
翌12日町の変わり果てた姿を見るストーブさんたち。
「とにかく列車をはしらせるぞ」と大吉。
吉田さんは捻じ曲がった線路を見てどうにもなんねえと言います。
しかし大吉は諦めませんでした。
「袖が浜までの線路は問題ねえ。走れるかどうかの問題でねえ。走らなくちゃならねえのだ」と前を向きます。
「俺もそう思います。車は流されて使えねえ。国道は瓦礫でふさがって人が線路の上を歩いているような状態で北鉄が走るっていうだけで勇気付けられる人いっぱいいると思います」と熱い気持ちを見せるストーブさん。
「足立。このやろー!いい事いうじゃねえか足立」吉田さんにも二人の熱さが伝染しました。
「走るべ。たとえ一区間でも一駅分の往復でもいい。誰も乗らなくてもいい。運行を再開する事が使命だ」
大吉の号令により北鉄が復旧に向けて動き出し震災からわずか5日後に運行再開しました。

そしてウニ丼を持ってばっぱも駆けつけました。

たった一駅しかも体調を崩していたはずのばっぱの行動に目頭が熱くなる大吉。
「出発進行!」大吉の声で北鉄は走り出しました

走る北鉄の姿を見て手を振る地元の人達。
一方東京では映画が1週間で打ち切りになりすっかり元気のなくした鈴鹿さんが事務所に入り浸っていました。
「ていうか鈴鹿さん」と声を荒げる春子。
元気なく「はい」と答える鈴鹿さん。
「大変申し上げにくいんですけがそろそろお仕事していただいてよろしいですか。このままではうちタクシーの営業所になってしまう」とぶち切れ気味の春子。
それでも無反応でやる気の出ない鈴鹿さん。

そこへミズタクが鈴鹿さんの仕事を取ってきて帰ってきました。
しかし内容も見ずすぐに断る鈴鹿さん。
「もちろん出たい。ありがたいと思う。だけど東北の方々に申し訳なくて…」と鈴鹿さんなりの気遣いで仕事を断っている事が分かります。
「東北の人間が働けっていってるんです!ほら働いてます」と怒りながらテレビをつける春子。

そこにはじぇじぇじぇとぎょぎょぎょにタイトルは変更されたもののアキちゃんとさかなクンが以前と同じようにテレビにでていました。

娯楽に関わる多くの人が自分自身に問いかけました。ドラマや映画や歌がなくても人は充分生きていける。
でも水や食べ物や電気や燃料がないと人は困る。生きられない。
世の中がすっかり変わってしまった。3月10日まで日々どんな気分で暮らしていたかアキちゃんもまた思い出せず自分がどうしたいのかわからないでいました。

無頼鮨の前で先輩と会うアキちゃん。
先輩はゴールデンウィークは仕事で北三陸に帰れない事を知ります。
「安部ちゃんも仕事だって。みんな忙しいね」と寂しそうなアキちゃん。

「天野は帰りてえのか?」とアキちゃんに尋ねる先輩。
「わかんね」と答えるアキちゃん。
今度は「帰りたくねえのか」と尋ねる先輩。
「わかんね」と先輩に背を向けて返事をするアキちゃん。

「帰ったからってオラに何かできるわけでもねえし。なんもできねえのに帰っても迷惑だべ…なにしろ被災地だもん」と寂しい表情を浮かべるアキちゃん。

「みんなが無事ならそれで十分だって最初は思ってた。でも家さいてテレビのニュースばっか見てたまんなくなる。
なんだか北三陸で過ごした一年ちょっとのオラの楽しかった思い出が記憶が薄れていくっていうか…塗り替えられていくっていうか」と複雑な心境を話すアキちゃん。

「だから寝る前に一人ずつ思い出すんだ。みんながどんな顔して笑ってたか」
夏ばっぱ 大吉さん 菅原さん 吉田さん 今野さん 勉さん いっそん!
組合長 じいちゃん 弥生さん メガネ会計ばばあ 美寿々さん 花巻さん いっそん!
栗原さん 足立先生と奥さん いっそん!
いっそんだけ3回思い出したアキちゃん

「あれ…誰か忘れてねえか」とアキちゃん。
「まあいいや。とにかくひとりひとりの笑った顔を思い出してから寝るんだ。でもユイちゃんだけはどんな顔をして笑っていたか思い出せねえ」と言い会いてえなあと呟くアキちゃん。

家に帰ってきて春子のひざの上にちょこんと座るアキちゃん。
「なになんか言いたいことあるの?」と優しく尋ねる春子。
「いや特にねえです」と返事するアキちゃん。

「お休みなさい」と自分の部屋に入るアキちゃん。
そんなアキちゃんを見つめる春子。
その夜アキちゃんばっぱにメールを送りました。
「夏ばっぱ。今年の夏は潜らないよね?」
「お構いねぐ」すぐにばっぱから返信が来ました。
ばっぱのメールを見てみんなの笑顔を思い出すアキちゃんでした。


今回は大吉やばっぱたちが最高にかっこよかったです
アキちゃんと電話をしていた時のユイちゃんが切なすぎました。
そしてせっかくのライブが中止になり映画が打ち切りになっても怒りをぶつける相手もいないアキちゃんや鈴鹿さんを見ているとやるせない気持ちになります。
最後のいっそんとストーブさんの扱いの差が面白かったです。

今日のアキちゃん

春子のひざにちょこんと座るアキちゃんです
困ったような表情がかわいいですね
他にもパペットマペットのような手袋もかわいかったです。






あまちゃん第133話 2011年3月11日

2016-03-14 21:47:02 | あまちゃん放送中
2011年3月11日。
明日のコンサートに向け励むアキちゃん。
アキちゃんのコンサートを見るために上京するユイちゃん。
調子を崩し自宅で休むばっぱ…

それは突然やってきました。
突然の大きな地震。体を張ってアキちゃんを守る安部ちゃん。

北鉄に乗っていたユイちゃんは大吉や鈴木のばっぱら他の乗客と共に畑野トンネルで立ち往生していました。
連絡がつかず事態も飲み込めず呆然とするユイちゃんと大吉。

一方アキちゃんがいた奈落はみんな無事でした。
震源地が宮城ということを知らせ宮城出身の小野寺ちゃんに連絡させる太巻。
「じぇじぇ明日お披露目ライブなのに」と心の中で呟くアキちゃん。
あの日多くの人が同じだったように事態の深刻さを理解していませんでした。

リーダーやミズタクに促されユイちゃんに電話をするアキちゃん。

しかし何度かけても繋がりません。
「しばらくたってからおかけ直しください」のメッセージが流れるばかりでした。
「しばらくたったからかけたのに」と事態の深刻さに気付き始めたアキちゃん。

一方トンネル内に車両ごと取り残された大吉とユイちゃん。
なんとか無線が繋がりましたがその間にも絶え間なく余震が続いていました。
乗客を不安にさせるわけにはいかないと気持ちを奮い立たせ乗客に説明をする大吉。
しかし話の途中で無線から大津波警報発令と叫ぶ声が流れました。

一方アキちゃんはテレビ画面で今起きていることを知ります。
アキちゃんだけでなくそこにいるほとんどの人が映画か何か見ているようでとても現実に起こっていることとは思えない様子でした。

「天野お前の実家海沿いだろ」太巻の言葉で我に返りばっぱや漁協に電話をするアキちゃんと安部ちゃん。
しかし電話は繋がりませんでした。
小野寺ちゃんも連絡がつかず辛い表情で戻ってきました。

北鉄内では乗客を不安にさせまいと大吉がみんなを励まし続けていました。
いつまで待っても救助は来ないそう考えた大吉は意を決してトンネルの外の様子を見に行きます。
ゴーストバスターズを歌い気持ちを奮い立たせながら暗いトンネルの出口を目指す大吉。
そしてユイちゃんも大吉の後ろについて歩いていました。
一足先に出口に着いた大吉。外の様子を見たとたんあまりの光景に涙が出てきました。
「見るな。ユイちゃん見てはダメだ」とユイちゃんを気遣う大吉。

「ごめん…もう遅い」辛すぎる光景を見て放心状態のユイちゃん。

一方何度ばっぱたちに連絡しても繋がらないアキちゃん。
同じく家族の安否を確認できない小野寺ちゃんのために会社に残って安否確認を手伝う太巻や河島さん。
みんなのためにまめぶではなく豚汁を作ってくれた安部ちゃん。
GMTやアキちゃんも少し気が楽になったようで安部ちゃんのまめぶをいじります。
「安部ちゃんといえばまめぶやもんね。ドラえもんのドラ焼きみたいなもんたい」と真奈ちゃん。

「まめぶはポケットには入りません」と安部ちゃんのちょっと的外れなツッコミに数時間ぶりに笑顔が戻りました。

そこへ河島さんがやって来て「小野寺!小野寺!お母ちゃん無事だったぞ」と朗報を届けてくれました。
安心して泣き崩れる小野寺ちゃん。

そしていっそんと連絡が繋がったと先輩が入ってきました。
しかし一瞬だけ着信があって話は出来なかったとわかりがっくりするアキちゃん。

「みんな残念だが明日のイベントは延期する。中止じゃなくて延期だ」と太巻。
アキちゃんショックが大きすぎたのかうつむき加減になりついに崩れ落ちてしまいます。

と思いきや何かを探し始めたようです。

予想外のアキちゃんの行動に驚く太巻たち。
「あった!」アキちゃんはミサンガを探していました。


切れたミサンガを見て「大丈夫だ!みんなぜってー無事だ!」とアキちゃん。

そのころアキちゃんの携帯にはばっぱからのメールが届いていました。

大好きなあまちゃんの中でこの回だけは見るのがつらい回でした。
地元の人を心配するアキちゃんや小野寺ちゃんたちの不安な表情と大吉やユイちゃんのように地震に巻き込まれてしまってそれでも気持ちが切れないように踏ん張っている様子が切なかったです。

今日のアキちゃん

安部ちゃんのおかげで笑顔を取り戻したアキちゃんです。
体を張ってアキちゃんを地震から守ったりみんなに豚汁を作ったり安部ちゃん優しくてかっこよかったです。
乗客第一で気持ちを奮い立たせ地震に立ち向かった大吉もかっこよかったです。