第2回 ≪お・ど・る/SANPO≫
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【キサカミオ】 さんは 体調不良。 今回は 来れない。 疲れが たまっているのだろう。 「SANPO」 写真でも、 無理させたかもしれない。 「ずいぶん 回復した」 と メールが入っているので、 一安心!
元気になって 来月は 来て欲しい。
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佐々木さんの日曜日は、 奥さんへの サービスデイ。 先月は、 それを押して 「SANPO」 に 付き合ってくれている。 今日の立会いは、難しいかもしれない。 (でも結局、 今回も 来てくれた!)
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そして 前回来てくれた 3人のカメラマンの、 残る1人が 矢吹さん。
あの時の写真は、 まだ 焼き上がっていないとの事。 「プロ」 のカメラマン ではないが、 写真には かなり 煩い人である。
2年前。 横浜 バンカートスクール で 「アートの綴り方」 教室 (福住 簾 ゼミ) を、 一緒に受講した。 その後、 ゼミ生有志で始めた 「ハマート!」 という フリーペーパー作りでも、 ご一緒している。 こちらでも、 矢吹さんは けっこう 煩い 。 ・・・ ここで 「煩い」 という 言葉の使い方が 微妙に変わりました。
若い人達に紛れ込んだ、オジサン 2人。 オジサンという 存在は、 たとえ黙っていても 「煩さい」 ものなのだ。 「煩さ」 がられるのだ。 そんななか 1人でいるより、 心強い。 疎外感を 分かち合っている。
矢吹さんは、 「良い」 人である。 ただ だからこそ 、あやふやな僕と違って しっかり自己主張する。 そのため いっそう 「煩さ」 がられてしまう 傾向がある。 確信と情熱を持っているので、 よけいに タチが悪いとも言えるが、 そこは 「愛嬌」。
人はそれぞれ、 考え方 ・ 感じ方が 違う。 分断された世界に 生きている。 それは、 世代の問題ではない。 お互いに、 認め合わなければ 繋がれない ・・・ 。
矢吹さんは、 今回も カメラを持って来てくれた。 ありがたい。 そして先日、 その 「SANPO」 冒頭部分の写真を 4点 送ってくれた。 今回は、 あえてデジカメで撮ってくれている。
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写真撮影:矢吹 昇一
撮影日:2008-06-08
14時58分。 対岸にいる 南平さんに、 メールを 送る。
「では、始めます。// しばらくしたら、そちらへ行きます」 ピッ!
そして、 15時00分。
02-Yabuki-01(S)
またまた 、 バケツである 。 またまた 、 水撒きである 。
新しいネタを 考えられないのだろうか? そう 思われてしまうだろう。 でも、 こだわって 続けている。 新しい発見が あるかもしれないじゃないか。 いつかそのうち 、 様式美として 古典芸能になるかもしれない。 ・・・冗談である。
前回は 一回一回 水際まで行き、 手を伸ばして水を汲んだため とても 手間取った。 なので 今回は、 バケツにロープを結び付け デッキから川に投げ込んで 汲んだ。 だが 便利ならば良い というものでもない。 水汲みの方法が、 それぞれ 異なった動詞で成り立っているだけである。 オレのなかでは、 どちらも 「お・ど・り」 として、 成立する。
そして この場面。 頭の上に 水をぶちまけた。 しっかり 濡れた。 塩味を 確認した。
撒かれた水が、 上手く写真に 映るかどうか? 偶然が大きく作用するだろうが、 カメラマンのテクニックも あるに違いない。 しかし、 オレには 分からない。
02-Yabuki-02(S)
そうだった。 思い出した。
しつこく 今回も バケツをかぶったのだが、 バケツをかぶったまま いろいろな動きに挑戦してみた。 5回ぐらいは、 飛び上がったと思う。 バケツには ロープを結わえてあるので、 引っ掛らないよう 注意が必要だった。
日曜日の午後、 風景は 異化されているだろうか?
ちょっと飛び上がったぐらいの事では、 向こう岸からは 見えないかもしれない。 むしろ こちら側での、 周囲の状況との関係作りが 重要なんだと思う。 でも、 オレには 周りが見えていない。 少なくとも、 矢吹さんは そばにいると思うのだが ・・・
向こう岸から見える このシーンは、 どんなだろう? 青い頭の人物が なにかコチョコチョやっている。 あたりの空気を かき回そうとしているが、 時空を切り裂く事は できない。
・・・ そんな よくある風景 だろうか?
02-Yabuki-03(S)
足元である。 足元だけなら オレにも 少しは見えている。 だが、 ほとんど手探りで 歩いている。 能面より 条件が悪い。 伝統芸能への 道のりは遠い。
02-Yabuki-04(S)
ロープが 邪魔くさいったら、 ありゃしない。 でも それが 「幽玄」 な 世界を生む!??
(たぶん) 外人さん (ほぼ間違いなく 女性) に、 英語で聞かれる。
「オヌシハ、 ナニヲ シテイオルノジャ?」 「ソレハ、 パフォーマンス ナノカイ ?」
見たら分かるだろ! オレは、 バケツをかぶって 歩いておるんじゃ ・・・と 思うが、 つい 当り障りなく 答えてしまう。 「散歩してま~す」。
日本語で答えたので、 通じたかどうか 分からない。 2度と 話し掛けては くれなかった。 なので その後 見ていてくれてたのか どうかも、 不明。
人と分かり合う って、 本当に 難しい。
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矢吹さんの写真は、 とりあえず ここまでだった。
2008-06-18 小さな画像に 差し替えました。
大きな画像は その後頂いた写真と一緒に、 【写真館 C】で 公開 しています ・・・
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矢吹さんは 昨年、「デジタル・ハマート!」 という ブログを 始めた。 「ハマート!2」 の 発行が 手間取ったため、 痺れを切らした 矢吹さんが サッサカサーッと 立ち上げた。
僕が このブログに載せている アート評のいくつかも、 以前は その 「デジタル・ハマート!」 に 載せてもらっていた。 その後、 「ハマート!2」 は 無事 発行され、 今は、矢吹さんの 個人的な 意見発表の場になっている。
ブログって 便利だなあ と、 僕に教えてくれたのが 矢吹さん なのだ。 「SANPO」 の事も、 書いてくれている。 矢吹流の 言い回しは、 とっつきにくいけど 納得できた。
・・・ という事で、 リンク 張りま~す。
デジタル・ハマート! あらため デジハマに
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2008-06-15 20:34:38 up
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【キサカミオ】 さんは 体調不良。 今回は 来れない。 疲れが たまっているのだろう。 「SANPO」 写真でも、 無理させたかもしれない。 「ずいぶん 回復した」 と メールが入っているので、 一安心!
元気になって 来月は 来て欲しい。
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佐々木さんの日曜日は、 奥さんへの サービスデイ。 先月は、 それを押して 「SANPO」 に 付き合ってくれている。 今日の立会いは、難しいかもしれない。 (でも結局、 今回も 来てくれた!)
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そして 前回来てくれた 3人のカメラマンの、 残る1人が 矢吹さん。
あの時の写真は、 まだ 焼き上がっていないとの事。 「プロ」 のカメラマン ではないが、 写真には かなり 煩い人である。
2年前。 横浜 バンカートスクール で 「アートの綴り方」 教室 (福住 簾 ゼミ) を、 一緒に受講した。 その後、 ゼミ生有志で始めた 「ハマート!」 という フリーペーパー作りでも、 ご一緒している。 こちらでも、 矢吹さんは けっこう 煩い 。 ・・・ ここで 「煩い」 という 言葉の使い方が 微妙に変わりました。
若い人達に紛れ込んだ、オジサン 2人。 オジサンという 存在は、 たとえ黙っていても 「煩さい」 ものなのだ。 「煩さ」 がられるのだ。 そんななか 1人でいるより、 心強い。 疎外感を 分かち合っている。
矢吹さんは、 「良い」 人である。 ただ だからこそ 、あやふやな僕と違って しっかり自己主張する。 そのため いっそう 「煩さ」 がられてしまう 傾向がある。 確信と情熱を持っているので、 よけいに タチが悪いとも言えるが、 そこは 「愛嬌」。
人はそれぞれ、 考え方 ・ 感じ方が 違う。 分断された世界に 生きている。 それは、 世代の問題ではない。 お互いに、 認め合わなければ 繋がれない ・・・ 。
矢吹さんは、 今回も カメラを持って来てくれた。 ありがたい。 そして先日、 その 「SANPO」 冒頭部分の写真を 4点 送ってくれた。 今回は、 あえてデジカメで撮ってくれている。
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写真撮影:矢吹 昇一
撮影日:2008-06-08
14時58分。 対岸にいる 南平さんに、 メールを 送る。
「では、始めます。// しばらくしたら、そちらへ行きます」 ピッ!
そして、 15時00分。
02-Yabuki-01(S)
またまた 、 バケツである 。 またまた 、 水撒きである 。
新しいネタを 考えられないのだろうか? そう 思われてしまうだろう。 でも、 こだわって 続けている。 新しい発見が あるかもしれないじゃないか。 いつかそのうち 、 様式美として 古典芸能になるかもしれない。 ・・・冗談である。
前回は 一回一回 水際まで行き、 手を伸ばして水を汲んだため とても 手間取った。 なので 今回は、 バケツにロープを結び付け デッキから川に投げ込んで 汲んだ。 だが 便利ならば良い というものでもない。 水汲みの方法が、 それぞれ 異なった動詞で成り立っているだけである。 オレのなかでは、 どちらも 「お・ど・り」 として、 成立する。
そして この場面。 頭の上に 水をぶちまけた。 しっかり 濡れた。 塩味を 確認した。
撒かれた水が、 上手く写真に 映るかどうか? 偶然が大きく作用するだろうが、 カメラマンのテクニックも あるに違いない。 しかし、 オレには 分からない。
02-Yabuki-02(S)
そうだった。 思い出した。
しつこく 今回も バケツをかぶったのだが、 バケツをかぶったまま いろいろな動きに挑戦してみた。 5回ぐらいは、 飛び上がったと思う。 バケツには ロープを結わえてあるので、 引っ掛らないよう 注意が必要だった。
日曜日の午後、 風景は 異化されているだろうか?
ちょっと飛び上がったぐらいの事では、 向こう岸からは 見えないかもしれない。 むしろ こちら側での、 周囲の状況との関係作りが 重要なんだと思う。 でも、 オレには 周りが見えていない。 少なくとも、 矢吹さんは そばにいると思うのだが ・・・
向こう岸から見える このシーンは、 どんなだろう? 青い頭の人物が なにかコチョコチョやっている。 あたりの空気を かき回そうとしているが、 時空を切り裂く事は できない。
・・・ そんな よくある風景 だろうか?
02-Yabuki-03(S)
足元である。 足元だけなら オレにも 少しは見えている。 だが、 ほとんど手探りで 歩いている。 能面より 条件が悪い。 伝統芸能への 道のりは遠い。
02-Yabuki-04(S)
ロープが 邪魔くさいったら、 ありゃしない。 でも それが 「幽玄」 な 世界を生む!??
(たぶん) 外人さん (ほぼ間違いなく 女性) に、 英語で聞かれる。
「オヌシハ、 ナニヲ シテイオルノジャ?」 「ソレハ、 パフォーマンス ナノカイ ?」
見たら分かるだろ! オレは、 バケツをかぶって 歩いておるんじゃ ・・・と 思うが、 つい 当り障りなく 答えてしまう。 「散歩してま~す」。
日本語で答えたので、 通じたかどうか 分からない。 2度と 話し掛けては くれなかった。 なので その後 見ていてくれてたのか どうかも、 不明。
人と分かり合う って、 本当に 難しい。
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矢吹さんの写真は、 とりあえず ここまでだった。
2008-06-18 小さな画像に 差し替えました。
大きな画像は その後頂いた写真と一緒に、 【写真館 C】で 公開 しています ・・・
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矢吹さんは 昨年、「デジタル・ハマート!」 という ブログを 始めた。 「ハマート!2」 の 発行が 手間取ったため、 痺れを切らした 矢吹さんが サッサカサーッと 立ち上げた。
僕が このブログに載せている アート評のいくつかも、 以前は その 「デジタル・ハマート!」 に 載せてもらっていた。 その後、 「ハマート!2」 は 無事 発行され、 今は、矢吹さんの 個人的な 意見発表の場になっている。
ブログって 便利だなあ と、 僕に教えてくれたのが 矢吹さん なのだ。 「SANPO」 の事も、 書いてくれている。 矢吹流の 言い回しは、 とっつきにくいけど 納得できた。
・・・ という事で、 リンク 張りま~す。
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2008-06-15 20:34:38 up