20日のNHKニュース「おはよう日本」で取りあげられられた
「管理不全マンション」の内容をご覧下さい。
きちんと手当てをしないマンション、管理不全のマンションのこわさが
良く現れています。
20日のNHKニュース「おはよう日本」で取りあげられられた
「管理不全マンション」の内容をご覧下さい。
きちんと手当てをしないマンション、管理不全のマンションのこわさが
良く現れています。
埼玉県の事業として平成24年度は診断件数36件、1件あたりマンション
管理士等の専門家を2日間派遣し、予め定めた診断シートに基づき聞き
取り作業を行い診断の結果として確認された問題点等について、
診断シートの提供と合わせて、専門家から改善方法等をアドバイスする
制度です。
私が申請したマンション診断事業の申請が認められて、みずほ台駅西
口にあるDMマンションの診断シート聞き取りのために、第1日目の理
事会訪問を行い、理事、監事出席の下、理事長さんから項目ごとに聞
き取りを進めました。項目の中で、実施されていない項目が出てくると、
その場でどうして何故、どうすればいいの、こうすれば実施できるとの
やりとりとなり、大いに歓迎されました。
診断シート聞き取りが一巡して終わった後も、診断項目はもちろん、
項目とはかかわりの無い、現在の困り事の処理や質問が矢継ぎ
早やにだされ、こんなことまで相談できるなら、2日といわず何日
でも来てほしいと、大変喜ばれました。 第2日目が楽しみです
との別れの言葉で理事会を散会しました。
9月4日に管理規約検討に関するプロパー契約を結んだMOマンション。
当初の予定より会議日数を1日増やし、会議間のメイルでのやり取りを
積み重ね、会議外での準備行動に費やした時間が12時間という経過
を経て、本日24年11月4日の定例総会で、管理規約の改正、使用細則
運用細則、駐車場細則、庭の使用に関する細則、バイク自転車細則
ペット細則、宅配ボックス使用細則と細かい細則を一杯作り提案、承認
された。
オーナービル販売によるマンションで、駐車場だけをオーナーが保有し
居宅を持たない区分所有者の扱い、組合と駐車場オーナーとの間で
管理費を巡って裁判があり、和解判決を得ている問題での規約化の
駐車場の持分に対して、議決権をどうするか?役員就任の資格は?
敷地と離れた私道分を区分所有者と外部者との共有により保有して
いる問題を、敷地権とのかかわりで、規約上にいかに規定するか、
役員に就任しながら、義務を果たさない役員への罷免、運営協力金
の徴収など、役員の資格と役員輪番制の一覧表で固定する問題
等など、相当数の独自色を持った規約となった。
いくつかの大事な点での、慎重な検討と判断が必要とされた改正で
有った。
平成24年11月1日の表記研修会に参加した。管理士会など11団体、行政
組織23団体の参加で、2つの研修講義の後、
①、マンション管理士等専門家の役割
②、管理組合の情報交換の必要性、
③、将来マンションが直面する問題と今後取り組むべき対策について
の意見交換会が行われた。意見交換会は、事前の行政に対する
アンケートが行われており、その回答の照会若しくは捕捉説明の
形式で進行した。各行政が回答した意見交換用アンケートの
集計表に基づく意見発表であったが、なかなか参考になった。
会議の運営上の問題から、感じたことは、
行政側が、形式的公平性にとらわれて、組織の実態を見ないで、
実質的には公平性に欠ける取り扱いをしていることに、違和感を覚え
一日も早く、マンション管理士会の一本化が求められていること
を痛感した。全国的な一本化を待つまでも無く、各行政区での一本化を
いち早く実現することで、問題を解消できるとも感じた。