↑ 初めて全部 clover paint(ザウルスのお絵かきソフト)だけで描きました。
実は私、ゲーマーです。
インベーダーが流行る前から、ゲーセンが悪い空間と呼ばれていた頃から、ゲームセンターのゲームが大好きでした。
尾崎豊の歌じゃないけど(あれはピンボールですが)、誰が記録したのか判らない、画面の上のハイスコアを塗り替えるために、少ない小遣いから50円を出すのです。
そのうちハイスコアランキングの上位5名くらいまでが、イニシャルを書き込めるようになり、それを見て「これは、にっくきあいつのイニシャルだ!」と、ますますライバル心が燃やされたのでした。
それが電脳世界の男のプライドです・・・。なーんてね。今となっては、つまんないプライドでしょー。(笑)
これが「見える敵」との戦いなら、もう一つ、ゲームの開発者という「見えない敵」とも戦っていました。
それは「エンディングを見られればワシの勝ち。見られなければワシの負け」という、これも理解してもらえるかどうか判らない、つまらないプライドです。
そして、2つの敵との戦いにも飽きた頃、家庭用ゲーム機の普及により、ゲームの新しい価値観が見出されました。
開発者が予想していない方法でゲームをする。つまりバグを見つけるという、面白い価値観が流行りだしたのです。
「バグ」とは、コイルでいう「イリーガル」ですね。
開発者にとってこれほどやっかいな物はありません。ゲームセンターなら収入減にも繋がりかねません。
でも、ゲーマーがバグをやっつけてくれるなら、これほどありがたいものは無いですよねー。
実際のゲーム開発では、ロケーションテストというβ版のゲームをタダでゲーマーにやらせて、データを取る作業がコレに近いです。(1度しかお目にかかったことが無い>グラ2)
うーむ。もしかしたら、電脳コイルの世界は、イサコというゲーマーが、猫目という開発者にロケーションテストをさせられていただけなのではないかと・・・。だとしたら、あーたーしーもーやーるぅ~。
あ、いや。どうか、セガのアフターバーナーで使われていた、ぐるんぐるん廻る筐体は抜きでお願いします。ついでに電脳メガネも抜きで。(おぃ)
そんなロケテスターに憧れた古くからのゲーマーが、「最後の夏休み」の後半シーンを見て思い出したゲームとは!
アーケードじゃないんですが、PC用ゲーム「BUGFIRE(バグファイヤー)」です。
ゲームの詳細はリンク先でご覧下さい。
残念ながら映像は用意できないんですけど、んまーバグの速いこと速いこと。雰囲気の怖いこと怖いこと。
それでいて、ゲームバランスが秀逸だし、迷路が毎回ランダムに生成されるので飽きがきません。
今でもゲームを持っている人は、イサコの電脳体が古い空間に迷い込んだという気持ちで、ゲームをしてみてください。
どこかのメーカーが再現してくれるなら、ぜひそのソフトが動くゲーム機ごと買いたいもんです。
ちなみにこのゲームを作ったのは、キャリーラボという会社で、ヌルキャリアーの研究所が絡んでいる、なーんてことは無いです。
まぁゲーセンもね。正直言ってコイルが始まった頃から、ほとんど行かなくなったけど、相次ぐ閉店のニュースを聞くと、頑張って欲しいなぁと思います。
そのためにはアイデアです。アイデア!パジトノフ氏に負けるなー。
おまけで、ちょっとだけリアル空間でやる無線機ゲームの「フォックスハンティング」にも似ているなぁと感じたけど、そんなのやったことある人はほとんど居ないでしょう。面白いんスよ。あれ。
ところでずっと前から予告されていた、任天堂DSで出る予定の「電脳コイル(仮称)」ゲームはどうなったんでしょうか?
ちゃんと発売されるか、正式に撤退表明がされたら、ひとこと言っちゃろうと思っていたことがあったんですが、全然音沙汰が無いので、今ここで、「言っちゃダメ!」 (びくぅ)
ヤサママ言わせてよ・・・。
そもそも8才以下の娘に、賭け××なんかを教える親が悪いんだよぅ。
・・・判ったよ。ヤサママの親権で私の負けだ。
約束するよ。電脳コイルのゲームが出たら任天堂DSを買うから。
P.S デンスケのぬいぐるみが品切れで届きません。(涙)
話数:17話
ネタ属性:懐かしのゲーム
キャラ:イリーガル
バージョン:5.6 (バグファイヤー発表年)
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