NPO法人 三千里鐵道 

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カストロ-"米軍が天安艦撃沈"主張

2010年06月07日 | 東北アジアの平和
既に北魚雷説の発表を済ませた沈没原因論に、国内外に疑惑が渦巻く中カストロが吠えた。
沈没原因の究明が本格化し、判明した時、朝鮮半島の政情はどうなっているのだろうか。
namsang


カストロ
"米軍が天安艦撃沈"主張
前キューバ評議会議長、探査専門言論人分析伝え…"沖縄米軍基地維持目的"

2010年06月06日(日) chh@mediatoday.co.kr

天安艦沈没が米軍海兵隊により起こり、韓半島に緊張を高め日本、沖縄米軍基地を維持するためと主張した。

フィデル・カストロ(83)キューバ国家評議会前議長は、去る3日キューバ共産党機関紙クランマオンライン英文版(www.granma.cu)に寄稿した'帝国と偽り'という文で、天安艦事件が良心の呵責さえ感じない米帝国主義政策の結果と批判した

以下略


中国ー'チョナン号解決に向け始動.. 米、同意

2010年05月28日 | 東北アジアの平和
★1980年代、KAL機爆破事件が起きた。金浦空港に猿轡をはめられた金賢姫が機関員に両脇を抱えられながらタラップを降りてくる様子は、全世界に配信された。そして北へのテロ国家指定と長い、厳しい経済制裁が昨年まで続いた。作家ソヒョヌは長編「背後」で、謀略説に基づいて事件を描写した。小説執筆にあたり蒐集した資料を昨年統一ニューに連載した。KALも被害者家族と一部に根強く、謀略説がくすぶっている。以下略
今回の調査結果発表と、MBの声明はあまりにも稚拙で、拙速。中国の提案は全面再調査を求めているのだ。真実が明らかになることはないだろうが、せめて一方的な調査結果の発表とそれに基づき、国際社会が歩調を合わせて韓国の言いなりなることは防げそう。namsang


中国ー'チョナン号解決に向け始動.. 米、同意

<単独>北.中参加した停戦委で共同調査提案

2010年05月28日(金)キムチ観記者ckkim@tongilnews.com


28日外交消息筋は“中国が軍事停戦委を開いてチョナン号事件の共同調査を実施することを正式提案した”とし、“米国と中国間の接触から出た”と確認した。

米国と中国はこのような方案を調整した後、UN司令部を通じて去る26日頃韓国政府に提案した。 米国と中国間の協議はクリントン米国務長官の訪中とは関係なく、'ニューヨーク チャネル'を通じて進行された。

長く休止していた軍事停戦委がまた開かれる場合、北朝鮮とUN司令部当事者だけではなく、中国も参加する。 このなれば南と北、中国と米国(UN司令部)等が参加する国際的共同調査が実施されるものと見られる。

しかし軍事停戦委でチョナン号共同調査の可否は、韓国政府にかかっている。 北朝鮮の‘国防委員会調査団派遣’提案を拒否した韓国政府がUN司令部を通した中国側の軍事停戦委招集提案を受け悩んでいる。


中国側の停戦委共同調査提案が受け入れられる場合、チョナン号事件は新たな局面に入ることになり成り行きが注目される。

●未確認情報
1、NLL最前線にアメリカの原子力潜水艦が核を搭載し、北の要衝に標準を合わせ長期間潜水、待機していたが、その所在を知らされていないチョアン号が攻撃した。それに反撃したのが今回のチョナン号沈没事故だという説。潜水救助の兵士が犠牲になったが、彼は原子力潜水艦のアメリカ兵救助の過程で死亡、アメリカ軍に礼遇されているとの情報。潜水艦の場合は全員死亡、極秘裏に死体を運んだ。事件後のアメリカの沈黙が、うろたえたアメリカを反証しているとの声も。水面下折衝でやっと落ち着き、謀略の本家本元が動き出した、とも。
2、これはほんとう?
民軍合同調査団の内、ある海難事故調査のプロが、魚雷爆発はなかった、座礁かその後の衝突で沈没、と。その理由は引き揚げられた船体のどこにも火薬痕なし、座礁を示す証拠だけ、と。調査結果にただ一人ノーを突きつけた彼は、現在軍から名誉棄損で訴えられている。

今後も色々な情報が錯綜するはず。北魚雷説の辻褄にほころびが出始めれば、それも国際監視の下で…。己の起こした北風に、己が吹き飛ばされかねない、そんな予感するする。
KALではどうにでもなった世論が、今回は状況が違う。昨日ソウル、京幾、仁川の野党単独候補3名が、民衆に向け発した言葉は「1番は戦争、2番は平和」だ。1番はハンナラ党候補。民心の審判はなるか、注目したい。

ハンギョレサランパンからの転載

2010年05月16日 | 東北アジアの平和
[社説] 22才<ハンギョレ>の確約、‘真実を以て平和を’
原文入力:2010-05-14午後10:57:06(2200字)

韓国戦争勃発60年だ。戦争は南側だけで200万人余りの死傷者を出し、生活の基盤を残らず破壊した。そればかりでなく、国民の人権をじゅうりんし主権を留保させる準戦時冷戦体制を誕生させた。
再びその亡霊がよみがえっている。一方では対決と敵対を誘引し、他方ではこれを口実に冷戦の復元を試みる。20年余りかけて用心深く積み上げてきた南北間の信頼の土台や和解・協力の成果は残らず解体されて崩れている。平和を拒否する者たちが、偽りとわい曲の呪術で冷戦の亡霊を墓の中から呼び出している。

続きは当ブログにリンクを張っているサランパンをご覧ください。namsang

「ハンギョレ21」ー “ペクリョン島にわが方の機雷100ヶ余り残存”

2010年04月12日 | 東北アジアの平和
どうも朝鮮半島がきな臭い。何か起りそうな気配すら感じる。そんな時にハンギョレが以下の情報を単独報道した。青瓦台と軍はどう対応するのだろう?namsang


“ペクリョン島にわが方の機雷100ヶ余り残存”

ハンギョレ21,前職海軍最高位級要人の証言報道

2010年04月12日(月)アン・ギョンスク記者( ksan@mediatoday.co.kr)

“1970年代中盤、ペクリョン島に設置した機雷100ヶ余りがまだ残っている”と前職海軍最高位級要人が証言した。
これはキム・テヨン国防部長官が“過去爆雷を改造した機雷を、敵の上陸を拒否するため設置したが, 全部除去した”という証言とは違い注目される。

12日発売されたハンギョレ21は
<前職海軍最高位級“ペクリョン島海域,70年代ばら撒いた機雷100ヶ余りある”>
との記事で
“1970年代中盤西海に緊張が高まった時、1976年パク・チョンヒ大統領が‘ペクリョン島を要塞化しろ’と命令した。その命令により米軍爆雷を改造した機雷136個を設置した”
“10年後安全事故を憂慮して回収する時、10%も回収できなかった”との前職海軍最高位級要人の証言を報道した。
ハンギョレ21によれば,この要人は“少尉に任官して機雷を設置、その後艦長として西海を巡回、回収過程にも参加した”という人物だ。



映画「小さな池」で、ノグンリ事件の真相が

2010年04月07日 | 東北アジアの平和
商業映画の陰で、こんな映画づくりに情熱を燃やす人々がいる。何がこの人たちを駆り立てたのか。今も続いている権力の、征服者の横暴と欺瞞をご覧あれ。namsag


老斤里事件,60年ぶりに真相が映画に

映画<小さな池>…8年目にやっと開封

2010年04月05日(月)イアン(映画評論家) (メディア今日)

大統領は自分の話を信じろと言い、軍は安全責任を負うと言った。 大統領と軍の命令により、数多くの命がわけも分からないまま死んでいった。 政府と軍は事実を覆い、被害者と遺族の声すら塞いでいる。

今回突然沈没したチョナン号と、その救助に出たクムヨン号が相次いだ沈没した。 政府と軍が事件の経緯について発表すればするほど疑惑は増幅され,不信と怒りが膨らんで行く。

ところがこうしたことが、この国では初めてでない。 すでに60年前にも政府と軍を信じたばかりに、数百人の良民が虐殺された真実が、半世紀ぶりに事件の真実が明らかになった。そしてその真実を明らかにしようとする努力が、映画になって実った。 老斤里(ノグンリ)良民虐殺事件を扱った<小さな池>のことだ。

ソン・ガンホやムン・ソリのような当代のスター級俳優をはじめとする全ての演技者が、ノーギャラで出演し, CGや特殊効果を引き受けた企業も現物投資という方式で製作に参加して作ったイ・サンウ監督の<小さな池>が封切する。公開を控えて映画プリントを観客らが直接購入して配給に参加する自発的なフィルム購買キャンペーン試写会を開いている。 このキャンペーンに参加した観客が3,000人を越えた。

老斤里事件は6・25韓国動乱勃発直後の1950年7月、忠清北道永同郡黄澗面老斤里で、政府と米軍の催促で避難した住民数百人が、米軍の無差別銃撃で死んでいった民間人虐殺事件だ。

この事件が初めて知らされたのは、1960年民主党政権当時に遺族たちが米軍請願審査委員会に請願を起こしたのがきっかけであった。
当時米軍側は請願を棄却し、この事件はそのまま闇に埋もれたが、1994年4月'老斤里良民虐殺対策委員会'委員長の丁銀用が遺族たちの悲劇を描いた《あなたは私たちの痛みを分かりますか》という実録小説を出版し、この事件はまた一般に知られるようになった。

その後,ハンギョレ新聞と月刊誌「話」,MBC時事プロ等が事件を扱い、真相が徐々に明らかになったのだ。この国の政府が努力した結果ではなく、50年の期限が過ぎ米国の機密解除文書が公開されたからであった。

1999年 AP通信が機密解除された当時軍作戦命令で'避難民らに敵軍がいる、攻撃しろ'という米軍第一機甲師団と米軍陸軍25師団司令部の命令書などの公式文書と、参戦米軍兵士らの証言などを土台に報道した記事が、その年のピューリッツァ賞を受け、はじめて米陸軍省もこの事件に対する調査を始めた。
韓国政府は2004年にやっと‘老斤里事件犠牲者審査と名誉回復に関する特別法’を制定したが、まだ補償問題はくすぶったままだ。



<小さな池>は戦争のさ中、大統領の国軍を信じろとの放送を信じ、土地を耕し,学校は休校だが先生と子供たちは童謡大会を開きながらのどかに暮らしていた山奥の村人たちの信頼が、どのように砕かれたのかを見せてくれる。当時すでに大統領と政府閣僚らは釜山に避難、ある日突然米軍は、この村が作戦地域になった、全部離れろと拡声機で放送、避難をはじめた村民らに銃撃が…。避難民の中に民間人に偽装した敵軍がいるという未確認情報だけで米軍に下った命令は“ Kill them all”という射殺命令だった。

山道に閉じ込められ逃げまどう500人余りの民間人、その中で二十五人余りが生き延びた。

… <小さな池>フィルム購買キャンペーンは4月7日まで, 封切りは4月15日。 さらに多くの観客参加で上映空間を作り出そう。






シンポジウムのご案内 「東アジアの平和と民主主義―北朝鮮問題と地域安定基盤の構築」

2010年01月23日 | 東北アジアの平和
下記のようなシンポジウムがあります。
私は参加申し込みをしました。

maneappa



http://www.seigakuin-univ.ac.jp/souken/symposium/sympo100206.html

2009年度 聖学院大学国際学術シンポジウム
「東アジアの平和と民主主義―北朝鮮問題と地域安定基盤の構築」

 北朝鮮の2度にわたる核実験は東アジアの安全保障体制を大きく揺るがし、地域の不安定要因は増大している。こうした現状を打破するには北朝鮮の核放棄の可能性とそのための要因、また同国の政治体制の展望や経済再生の条件を探ることがきわめて重要である。「核なき世界」をめざすオバマ大統領の米政権の下で米朝対話が始動し、6者協議の再開が期待されるなかで、民主党政権による日朝関係改善の方策も注目される。発展著しい6者議長国・中国、南北間の緊張緩和を模索する韓国、また資源国ロシアの役割は重要である。これら6者協議参加国の北朝鮮問題専門家が問題解決の道と地域の安定基盤をどう構築するかについて討論する。

日 時
2010年2月6日(土) 13:00~18:30 (開場12:30)

参加費 無料(定員150名 先着順) 

場 所
池袋 メトロポリタンプラザ12階第1会議室

主催者挨拶
大木英夫 聖学院理事長・聖学院大学総合研究所所長

講演
小此木 政夫 慶応大学教授 
「日本の朝鮮半島政策」
ヤン・C・キム 米ジョージワシントン大学名誉教授 
「米国の北朝鮮政策と東アジア安全保障」

基調報告
康 仁徳 韓国元統一相、極東問題研究所理事長・所長
 「南北関係と北朝鮮の政治・経済の現状」
朱 建栄 東洋学園大学教授・在日華人教授会議会長
「中国の東アジア外交と北朝鮮政策」
コンスタンチン・サルキソフ 山梨学院大学教授
「ロシアの北朝鮮政策」
遠藤 哲也 元日朝国交正常化交渉担当大使・元原子力安全委員会委員長代理
「日朝関係と国交正常化問題の現状と展望」

報告
任 成彬 韓国・長老会神学大学校教授
「民間レベルにおける北朝鮮との交流」
水野 孝昭 朝日新聞論説委員
「北朝鮮核問題解決への課題と国際関係」

コメント
尹 洪錫 極東問題研究所責任研究員
「北朝鮮の対日政策」
宮本 悟 聖学院大学総合研究所准教授
「北朝鮮の軍事力」

コーディネーター
小田川 興 聖学院大学総合研究所客員教授・元朝日新聞ソウル支局長


氏名・郵便番号・住所・電話番号・職業(所属)を記入して、Eメール、ファックスまたはハガキで、「聖学院大学総合研究所 シンポジウム係」あてお申込みください。折り返し、整理券をお送りします。ホームページからもお申込みができます。

<聖学院大学総合研究所>
〒362-8585 埼玉県上尾市戸崎 1-1
TEL 048-725-5524 FAX 048-781-0421


2009年、統一ニュースの選定する10大ニュース

2009年12月29日 | 東北アジアの平和
             統一ニュース選定
           ‘2009年韓半島10大ニュース’


          2009年12月28日(月)デスク tongil@tongilnews.com


21世紀の初めての10年が過ぎようとしている。 2009年韓半島情勢は、上半期‘北側の人工衛星発射と核実験VS国連の対北朝鮮制裁’という対決局面,下半期8月からは北側の宥和攻勢によって対話局面に転換された。
この状況で北米関係は12月ボズワス特別代表の北朝鮮訪問で和解雰囲気に乗っているのに、南北関係は相変らず行き詰っている。
昨年が南北当局間関係で最悪の年、今年はその余波で民間次元で最悪の年となった。 南側当局は南北民間交流を選別制限することによって、民族和解に冷水を浴びせた。
多事多難な一年を締めくくり、統一ニュースが‘2009年韓半島10大ニュース’を選定.発表する。

●昨年の今ごろ、統一ニュースの一年を振り返る論壇特集を5回分翻訳掲載した。
もう一年が過ぎたのかという感慨、そして悲劇と希望が交錯した激動の一年であったと実感する。今回は、サボタージュ。写真だけで振り返る。ご容赦を!
その代わり、明日三千里鉄道の今年10大ニュース(10は無理なので5大ニュースにしますが)をアップする。namsang