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『小さな統一の奇跡の空間』 開城工業団地を再稼働せよ!!
1月と2月に敢行された北の核実験と衛星ロケット発射に対し、南は開城工業団地の全面的な操業停止を通告しました。それを受け翌日には北が、開城工団を閉鎖して資産の凍結をし、軍事統制区域にすると宣言しました。
『6.15共同宣言』が李明博-朴槿恵政権によって形骸化された中でも、南北の和解と経済協力の象徴である開城工団は、『小さな統一の奇跡の空間』として残り、2013年に韓米合同軍事演習への対抗措置として北が開城公団の閉鎖したことがありましたが、その時も約半年後には、南北両政権の合意の下、操業を再開しました。
その時、南北両政権は、「いかなる場合にも情勢の影響を受けることなく、開城工団の正常な運営を保障する」と約束して操業再開したにもかかわらず、朴槿恵政権は一方的に操業停止を通告したのでした。
NPO法人三千里鐵道は、昨年来『在日同胞開城工業団地視察団』を計画し、2月12日に行うことで統一部の許可も得ていましたが、この事態を受けて中止に追い込まれました。それで急遽、事務局会議を持ち、下記のように決めました。
1.ハンギョレ新聞に意見広告を出すこと。
2.6.15共同宣言16周年記念集会に、開城工団管理委員会の企業支援部長として勤務し、昨年『開城公団の人々』という著書を発刊された金鎭香さんをお招きすること。
金鎭香さんは、KAIST(韓国科学技術院)教授でしたが、この間の情勢の中で、辞任に追い込まれした。
今は、開城工団の再開を求める国内と海外同胞の招きで、公園の毎日を過ごしていらっしゃいます。日本は、三千里鐵道がお招きしました。
略歴
慶北大学 大学院 政治学 韓国政治、北韓/統一
大統領官邸 国家安全保障会議 事務局 韓半島平和体制担当官
大統領秘書室 統一外交安保政策室 南北関係局長
開城工団管理委員会 企業支援部長
KAIST(韓国科学技術院)未来戦略大学院 研究教授
博士論文 韓半島統一に関する談論の分析
著書
韓半島平和体制 2008年
開城工団の人々 2015年6月
日時: 6月18日(土) 午後1時15分 開場 1時半 開演
場所: 名古屋YWCAビッグスペース
(名古屋市中区 新栄町2丁目3 愛知県芸術劇場 向側)
参加費:1000円 (学生無料)
主催:NPO法人 三千里鐵道 問合せ 0532-53-6999
なお、当日参加者の皆さんには、
1. 金鎭香さんの著書『開城工団の人々』の要約パンフレット
2. 三千里鐵道が意見広告を出したハンギョレ新聞
を進呈したします。
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