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山羊通信ー一年ぶり再開

2008年12月19日 | NPO三千里鐵道ニュース
皆さん、こんにちは。
また、よろしくね!




山羊通信 2008.12.17



古いメールを探していたら、昨年12月19日付けの「山羊通信」がありました。

そうするとこれは一年ぶりの通信になります。

長い間ご無沙汰しております、と改めてご挨拶申し上げます。

世界は100年ぶりの恐慌とやらで騒々しくなっております。

小生、相変わらず20頭の山羊と5頭の豚と共に、前期から後期高齢者に向かいつつあります。

外部から見る限り、それなりに優雅な日々を過ごしていると思われているようですが、誕生から死という過酷な生命の輪廻に、あくせくしているのが現実です。

豚は、母豚が2頭と子豚3頭です。

子豚3頭は、この11月初旬の誕生で、10頭生まれたうちの7頭を、私の責任で殺してしまいました。

その日、のうのうと囲碁に興じていました。

本人なりに注意していましたが、出産数時間を経過し、母豚の初乳を味わうことなく死んだようです。

自己嫌悪と反省しきりです。

誕生45日、子豚の犬歯の切除、尻尾の切断、そして2頭のオス子豚の睾丸の切除と、通過儀礼も大変なものです。

小さな4つの睾丸は、塩コショウして食してみました。

子豚の阿鼻叫喚がしみつき、味わうほどの状況ではありませんでした。

睾丸の切除は、農協のお兄さんに頼みました。経験をつむために、私も挑戦しましたが、袋を切るだけで手がふるえ、ためらい傷ばかり豚に与えてしまいました。

傷口に、ヨードチンキをかけられた子豚の悲鳴も、忘れられません。

次からは刺激の少ない消毒液を使うことにしました。

いまは人工授精にとりかかっています。

精子をワインセラーに保管し、カテーテル(陰茎にかわるもの)も準備しました。

なにやら、人間の都合だけで、すべてに複雑な思いです。



皆さん、よいお年をお迎えください。












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