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大洪水の前兆、韓半島に“逆行浸食”が進行している

2011年02月08日 | 南域内情勢
‘逆行侵食’というのは、川底と川岸が絶えず崩れ落ちる侵食が、上流に遡って広がる現象


昨年9月洪水で南漢江に流れ込むいくつかの支流で、堤防など川辺施設らが崩れた。 政府は橋が老朽化したためだと発表したが、その地域でなぜ似たような被害が同時に出たのか、以前にもっと多い雨が降った時は大丈夫であったのに、何故…。政府はこの何故に応えていない。

その理由を、ドイツ人が説明した。
彼は韓国政府が4大河川工事のモデルとしたという運河大国ドイツの公務員・ヘルリヒプライジェ博士だ。

博士は昨年秋、4大河川工事現場を直接調査した。 彼はKBS <追跡60分>取材陣にその調査結果と昨年9月洪水資料を総合し、その理由を説明した。 しかしその内容は放送されることはなかった。

‘上層部’の妨害で放送禁止、その後かろうじて放映された<追跡60分> “4大河川の争点は?”でも最終編集段階で博士のインタビューは大部分が削られた。


“川を浚渫して深くすれば、川は自ら変形して人が統制できなくなります。 今後大洪水による水害は、すでに予定されている未来です”と話した彼は、
現在非常に危険な‘逆行侵食’現象が、韓国の4大河川本流を通じて支流らに遡って現在進行中と診断した。

‘逆行侵食’というのは、川底と川岸が絶えず崩れ落ちる侵食が、上流に遡って広がる現象をいう。(続く)

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