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演劇「向日葵の棺」、岐阜公演観劇報告

2008年12月01日 | NPO三千里鐵道ニュース
中央が金守珍、僕らの仲間と快くカメラに収まった。


11月30日の昼公演を観た。芥川賞作家・柳美里の戯曲を、金守珍が演出した舞台だ。
家族の数だけ「物語」があるーチラシのキャッチコピー。在日の家庭をテーマにした柳美里の自叙伝的作品だそうだ。それを状況劇場(座長・唐十郎)の正統後継者として、現在日本はおろか世界を舞台に精力的に活躍している金守珍が演出した。

場所は岐阜県可児市文化創造センターの小劇場。可児市が招聘し、胸に向日葵のバッチをつけた地元スタッフに支えられ、約2か月近くを寝食を共にしながら作り上げた、とのこと。まさに俳優、観客、スタッフの一体感を感じられる舞台であった。(12月6日まで続く)

この日、都相太理事長の奥さんがキムチ、蒸した蜂の巣等手ずくしの料理をバックに詰め、楽屋に届けた。
終わった後ロビーでは、観客と出演者との交流会があった。劇造りでの裏話など、市民と交流しながら作り上げた様子が伝わってきた。

金さんは、夕闇の迫る広々とした中庭を僕らと気さくに談笑しながら歩き、駐車場をぬけるまで手を振って見送ってくれた。

来年は豊橋市から招かれているそうだ。今から楽しみだ。













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