今回は沙羅セツ子所蔵の浮世絵から「百千鳥狂歌合」の中から3点
「山雀・鶯」「木兔・鷽」「山鳥・鶺鴒」
鳥居清信「当世遊里美人合」の内「橘中妓」を展示しています。
順次狂歌作者と絵をご紹介いたします。
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「山雀・鶯」
山雀(やまがら) 狂歌・作者 紀 定丸
君は床をもぬけのくるみ わればかり
ちからおとしの恋の山加ら
作者 紀 定丸は本名「喜見 義方」小普請方から御勘定組頭になった武士で天保12年8月
82歳で没しています。
鶯(うぐいす) 狂歌・作者 則 有遊
のちちかくほほうとつくる一聲は
亦恋中をみたかうぐいす
作者 則 有遊は伝承未詳(ご存知の方がおいででしたらご教授下さいませ。)
春の第一声にあげられるる鶯は鳴く声がうつくしい。
万葉集巻17に
うぐいすの聲は過ぎぬと思えども 染みにし情けなほ 恋けれにけり
がある。
喜多川歌麿 絵本百千鳥より
「山雀・鶯」「木兔・鷽」「山鳥・鶺鴒」
鳥居清信「当世遊里美人合」の内「橘中妓」を展示しています。
順次狂歌作者と絵をご紹介いたします。
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「山雀・鶯」
山雀(やまがら) 狂歌・作者 紀 定丸
君は床をもぬけのくるみ わればかり
ちからおとしの恋の山加ら
作者 紀 定丸は本名「喜見 義方」小普請方から御勘定組頭になった武士で天保12年8月
82歳で没しています。
鶯(うぐいす) 狂歌・作者 則 有遊
のちちかくほほうとつくる一聲は
亦恋中をみたかうぐいす
作者 則 有遊は伝承未詳(ご存知の方がおいででしたらご教授下さいませ。)
春の第一声にあげられるる鶯は鳴く声がうつくしい。
万葉集巻17に
うぐいすの聲は過ぎぬと思えども 染みにし情けなほ 恋けれにけり
がある。
喜多川歌麿 絵本百千鳥より