刺し子屋 ~トタコ~

運針で柄を作り出す日本に古くから伝わる技法刺し子
古くて新しい刺し子の魅力を紹介

模様 第十一回 ~紗綾形(さやがた)~

2014年03月04日 | 模様
刺し子の模様
伝統的な模様にこだわって制作しています


伝統的な模様には名前や意味があります
遠い昔から現代に伝えられた模様に込められた思いを紹介します


第十一回は 『紗綾形(さやがた)』









紗綾形文様は
卍を斜めに崩して連続文様にしたものをいいます。
中国明の時代に輸入された紗綾という絹織物に
この模様が多く使われていたためにこの名称になったとされています。




 
紗綾形というよび名のほかにも
「卍(万字)崩し」や「卍(万字)繋ぎ」
とよぶこともあります。

文様の由来となった卍という漢字は、仏教と深いつながりがあります。

卍は仏教用語で「万」の字の代わりに用いられます。
「万」とは「よろず、すべて」という意味合いをもち、
宇宙、無限などをあらわします。






切れ目がなく、どこまでも繋がっている文様
見た目は複雑ですが、直線を組み合わせてできている文様なので
慣れればそんなに難しいことはありません。



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