余命、余生って

人の命があっけないと学んだ姉の死
何にも変わらない日常がここにある

何にも変わらず毎日を過ごしているように見えるけど
何かが違うことも感じている

ゆっくり姉の死を受け入れる時間もあって
みんなでいっぱい傍にいて
「奇跡の３日間」の体験
嘘のように元気になり大きな声で喋りまくって冗談も言えるほどの素敵な時間があり本人も食べたいものを食べ、会いたい人にもちゃんと会えた
きっと満足していると思っている

なぜだか夢にも出てこない

私にも残されたこの命を“余命”なんて思っていない
余った人生ではなく
丁寧に生きようと思うのだけど
身体に力が入らないのはなんでだろう雨上がりに見つけたサワガニ