朝明けに

聖書のことばから、うれしい一日一日の糧を!

滅びを免れ、新しい生き方ができるように、と。

2019-08-30 09:56:57 | 聖書から
神が思い直されて
激しい怒りを静め、
我々は滅びを免(まぬか)れるかもしれない。ヨナ書3:9

 主は
約束の実現を遅らせておられるのではありません。
一人も滅びないで
皆が悔い改めるためです。Ⅱペトロ3:9

 哀歌5:1~22
 マタイ12:38~42(通読箇所)
   (ローズンゲン日々聖句8/30;金)

 天の神、主、
「『わたしはある(I am)』という者」と名乗られる方は、
逃げ出したヨナを連れ戻し、
アッシリア帝国の首都ニネベに派遣し、
「もう40日すると、ニネベは滅ぼされる」と
町中に告げさせたのですね。

 それを聞いたニネベの人々は、
王をはじめ、身分の高い者から低い者まで、
断食を呼びかけ、荒布を着て、
ひたすら神にお願いし、
おのおの悪い道と、暴虐な行いから立ち返ろうと努力したのだそうです。
「もしかすると、神が思い直してあわれみ、
その燃える怒りをおさめ、
私たちは滅びないですむかもしれない」、と。

 それで、神は、下すと言っておられた災いを思い直し、
そうされなかったのだそうです。

 天の神、主は、
ご自身の正義のゆえに、
罪を放置することはできない方なのだそうですが、
私たち人間を罰したいと思っておられるわけではなく、
私たちが一人も滅びないことを願い、
すべての人が、ご自身に立ち返ることを願って、
イエスが再び来られて世を裁かれる時を
先に延ばしておられるのだそうです。

 
 私たちも、
エルサレムの滅亡を目の当たりにして嘆くエレミヤのように、
その神のあわれみに期待して言うのですね。

「ああ、私たちにわざわいあれ。
私たちが罪を犯したからです。
しかし、主よ。
あなたはとこしえに御座に着き、
あなたの御座は世々に続きます。
なぜ、いつまでも、
私たちを忘れておられるのですか。
私たちを長い間、捨てられるのですか。
主よ。あなたのみもとに帰らせてください。
私たちは帰りたいのです。
私たちの日を昔のように新しくしてください。
それとも、
あなたはほんとうに私たちを退けられたのですか。
きわみまで私たちを怒られるのですか」(哀歌5:16~22)、と。


 イエスは、十字架刑での処刑を受け、
死んで、ヨナが三日三晩、大魚の腹の中にいたように、
三日三晩、地(墓)の中にいて、
日曜日の早朝、新しい霊のからだに復活し、
40日にわたって何度も弟子たちに現れ、
ご自身が確かに生きていることを証明し、
神の国のことを語ったのち、
オリーブ山で弟子たちが見守る中、上げられ、
天の父である神の右の座に復帰されたのですね。

 そして、私たちに【聖である霊】と呼ばれる方を派遣してくださり、
この方によって
【父である神】の御思いを私たちの心に置いてくださり、
受け入れる者が
【父である神】と思いを一つにして生きることができるように
していてくださる、というのですね。

 私たちが、神に立ち帰り、新しい生き方ができるように、と。

 すべての人が、
イエスの命を懸けての神からのこのプレゼントを受け取って、
ご自身と思いを一つにして生きてくれるようにと。

 イエスがもう一度来られる時を先に延ばして。
今日も。

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