ダイキャスト情報室

鋳造品質を決めるのは、方案と排気かな。。。。

読書ノート

2023-03-06 | 日記

古本と言っても130~140年前のもの。版本とよばれる版木を使って印刷された和本を手に入れた。紫式部日記(明治27年)と土佐日記(明治17年)。参考書は、紫式部日記が岩波の日本古典文学大系19(枕草子-紫式部日記)書き写したノート2冊 期間35日、土佐日記は角川ソフィア文庫の土佐日記(全)自作ノート1冊 10日。

それぞれネットオークションで手に入れたもので費用は2000~3000円程。ずいぶん楽しめた。


日本の古典を写本で読む

2022-12-09 | 日記

以前の記事に追記しました。

画像は東京博物館の入口中央の階段です。特に意味なし。

数年前から日本の古典ものに興味が沸いて、写本てどんなものが有るのか調べてみました。

画像(クリックすると拡大)のように、源氏物語の紫式部による原本の現存は確認されていないのですが、いくつか写本が残されています。1000年ほど前ですからコピー機もなくて、本を自分のものにするには元本をどこかから借りて書き写すしか方法がなかった訳です。上の画像は宮内庁が保存する源氏物語の桐壺の2~3頁です。丁寧な字で書かれています。これらを見て、自分で読みたいと思ったわけです。

最初は崩し字の漢字を勉強する本を購入したのですが歯が立たず、ひらがな中心の平安女流ものに狙いを変更し、まずひらがなの崩し字を覚えました。これをもとに挑戦を始めました。簡単に書きましたが、実際にはあちらこちらを彷徨う紆余曲折がありました。

最近の方法を紹介します。まず「古語辞典」は必要です。持っていないと意味が把握できません。次が「崩し字辞典」、電子辞書の古語辞典と草書辞典でも使えるかもしれません。私は併用しています。肝心の写本ですが、私は「ほるぷ出版・図書月販」が50年ほど前に出版した「復刻日本古典文学館」というシリーズの中古・ばら売りをネットオークションで手に入れています。古語辞典以下全部中古本ですが。年金生活者にはありがたいシステムです。出版時はセットボックス(いくつかの古典写本がセットになっている)が10万円以上の定価したものが最近では1/10程度、ばら売りで出た場合は数千円で購入可能です。Yahoo-auctionによく出ます、50年前のものですがね。ここで「若紫」「末摘花」「絵合わせ」「行幸」「柏木」.....と入手して現在4冊目を読み進めています。

大事な参考書のことを忘れてました。実はそれぞれの写本は一人が書き写した物ではなく数人が係わって、有力者が資金を出したのでしょうね、書き写されています。したがって読み易い・読み難いがあり初心者には正解にたどり着けない場合が多々あります。そこで参考書を探しました。これも、最初は現在発売されている新刊を買ってみたのですが、多忙な現代人向けのものは、一部割愛で構成されているため写本のすべてを確認できません。そこでネットのお世話になりました。例えば今読み進めている源氏物語の「行幸・みゆき」の場合は、五十年ほど前に発行された新潮社の日本古典集成を購入してみました、岩波書店のものもあります。この新潮本とほるぷ社版は差異が少ないので、不明点が残りません。写本と違う場合は不明のままモヤモヤが残ります。最初は読むだけだったのですが、最近はノートに書き写して書写した人の苦労を体験しています。

いま上にあげた写本と手元の新潮社版を比べてみたら、かなり内容が違いますね。写本の出どころ(なんとか版とか)が書かれていますので、そこまで確認できれば参考書の価値が出てきます。写本作成時に書き写す人が自分の表現に改める場合もあるのかしら。

その後、購入した復刻本、主にホルプ出版が作ったもので手に入ったものをメモしました。以下、自分のためのメモ。

源氏物語ー鈴虫、幻

源氏物語ー絵合、行幸、柏木

源氏物語ー若紫、末摘花

奥入りー源氏物語のーーー

伊勢物語、大和物語

和泉式部日記、枕草子ー上下

奥の細道、春色梅児誉美

徒然草、無名抄、奥の細道

好色一代女、好色一代男、堤中納言日記

更科日記 藤原定家の書と言われているもので、読みやすい、誤りがない、

かげろふの日記 上中下 書写した人の誤字脱字が多い

 


eメール不調

2019-12-15 | 日記

解決してしまうと簡単なことなのですが、メールの送信ができなくて数日間、苦闘していました。

プロバイダーは@マークより前の部分だけ入力すればOKというのですが、今回は@以下を入力しておかないと送信できないことが判りました。これで安眠できそうです。

 


九州電力は、地球温暖化に加担している

2019-11-30 | 日記

追記 '19.09.30

関西電力の幹部への現金還流の新聞記事を見ると、どこの電力会社も昔からこんなことをやっているんだろーなーと思います。典型的な下請け産業であるダイキャスト業界の労働者は、そんな余禄を味わうこと全くなし。香港のように次は投票に行こう。

 

’18.10.10

九州電力が太陽光発電の接続を切っているとの事。原子力発電所の電力調整が難しいから太陽光を切断してしまえということらしい。しかし原子力発電所の熱効率は、火力発電所のそれよりさらに低く発電量の2倍(全エネルギーの1/3しか発電に回らない)は排熱として海の温度を上げている。このことをどう考えていいるんだろう。 地球に住めなくなりますよと言う研究結果にどう応える。

いつものブログの内容と異なります。

 


web記事の無責任

2019-07-29 | 日記

今回もブログ名と関係ない内容です。自動車評論の国沢光宏さんが7月27日付け記事(https://bestcarweb.jp/feature/column/81169)で批判したベストカーWEBの水野和敏+フェルディナント山口・両氏の記事(https://bestcarweb.jp/feature/column/81169)についてです。国沢さんが指摘したのは、「プリウスはブレーキとアクセルを同時に踏んでも暴走できないよ」というもので、プログラムされた現代の車はブレーキ優先を書き込んでおけば、水野さんが言うようなことは起きないし、とっくの昔にトヨタは採用している。私の14年前のプリウスもそうなっています。私が驚くことは、間違った知識をもとに(でも考えればわかる程度のロジックだよ、ブレーキ優先の設定なんて難しくもない、これがGTRに携わった人の感覚なのか、コンピューターがなかった時代の設計者の感覚で発言しているように見える。つまり30年進歩していないということ)長い原稿を書いて記事にしてしまった自動車技術の専門家とフェルさん、反省してよ。ほんとに。7/30 現在、まだ記事は訂正されていない。