親が変われば子も変わる
このことについては、誰もがよく聞く言葉で、何度も言われて
「また、その話かよ」と食傷気味になる方がいると思います。
カウンセラーや心理の専門家もよく言われると思います。
そこで
あくまでも、First Stepの勉強会の一参加者として
勉強会に参加された方々の回復に至る過程を
様々みてきた立場から
意見を述べてみたいと思います。
まず、最初の段階として
「親が変われば」とは
「今の状態(子供のことが心配で心配で、そのことに
神経が集中しすぎて、完全に心のゆとりがない状態)から変われば」
ということをまずは意味しているのだと思います。
ひきこもりになる子は敏感な子が多いです。
たとえ、何らかの努力をしていても、
顔の表情や、言葉じりから、親の不安感が
みえている状態では、その不安感が子に伝染してしまいます。
そうならないためには、親の勉強会などで、まずは
他の悩める家族、すでに回復した家族と対話することで悩みや不安感を共有し、
自分たちの心を癒すことが大切だと思います。
この段階で、努力せずとも、すでに少し親は変わっています。
人間は話したい動物ですので、
同じ悩みを持つもの、持ったもの同士が
気兼ねなく安心して話せる環境(家族会、勉強会)が大切だと思います。
親の勉強会に出ただけで、子に変化が起きたということは
私たちの会ではよくあることです。
(長年ひきこもり相談経験のある専門家に相談することもいいかもしれません。)
(その3へつづく)
居場所 はじめる一歩の会
あなたも勇気を出して参加してみませんか⁉
30代以上の方も歓迎します。
連絡先:岩崎(070-6576-4633)または山下(090-8321-0032)
電話するのはとても勇気がいるでしょうけど、それが自立への第一歩です。
また、親御さんだけでの相談にも応じます。もちろん、無料です。
詳細はカテゴリー内のFirst Stepの紹介をご覧ください