不登校ひきこもり支援のNPO法人 FIRST STEP 経験のある親たちが悩める若者のために立ち上げました

R3年現在でファーストステップは20年の実積があります。HPはhttps://1st-step.tokyoです。

「変わるべきなのは親ではなくわが子であって、なんで親が勉強しなければならないのか?」について…その1

2023-03-07 | スタッフの声 mail:hello@1st-step.tokyo

これから、私たちの会で一番多い問題パターンについて説明します。

(それ以外の不登校・ひきこもりの理由は様々あります。

例えば、

リストラ、パワハラ、協調性を重視しすぎる教育現場、

LGBTQ、貧困、ヤングケアラー、等々色々あります。)

 

それは親子間の信頼関係が問題であるパターンです。

 

ひきこもり(何歳でも)や不登校は幼少時の親や家庭との関わり方が影響します。

 

本能①子どもは生まれた時から、安心安全な環境でいようする、について

 

人間だけでなく、すべての動物に共通した問いで、

「赤ちゃんが大きな目でふっくらしているのは何故か?何故かわいいのか?」

というものがあると思います。

 

-----------日本心理学会のHP「赤ちゃんがかわいいのはなぜ?」より抜粋

この赤ちゃんの特徴と大人のほぼ自動的な反応が組み合わせられているため,

誕生後すぐに1人では生きられないほど未熟な状態である赤ちゃんが,

大人による愛情行動を引き起こし世話や保護を受けることができるようになっています。

-----------

子どもは生まれた時から、安心安全な環境でいようするわけです。

 

そこで、例えば、父親と母親が不仲であった場合、

子どもは不仲の親をとりもとうと必死の努力をします。

 

・必死で学業に打ち込み、父母を喜ばそうとする。

・元気に明るく振舞い、ひょうきんにおどける

・気を配る。強い思いやりを見せる。

・嫌われないために八方美人になる

 

特に頭がよく感受性の強い子であればあるほど努力します。

そして、すべて無意識の行動です。

 

それらは一見すると

親にとっては都合の良い、世間体の良い子のように見えますが

実は正直な気持ちをひたすら抑えて我慢し苦しんでいるのです。

 

辛いのに無理して仮面をかぶって家族の平和を保とうとしていたのです。

 

仮面人間が出来上がったわけです。

この状態で学校や会社に行くとどうなるか?

 

会社の上司や友達に対して、

・嫌なことが断れない

・嫌なことでも人の言いなり

・無理な仕事でも頑張りすぎて疲弊する。

結果として、心が悲鳴をあげてしまい不登校・ひきこもりになってしまうわけです。

 

(その2へつづく)

 

 
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以上
 



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