不登校ひきこもり支援のNPO法人 FIRST STEP 経験のある親たちが悩める若者のために立ち上げました

R3年現在でファーストステップは20年の実積があります。HPはhttps://1st-step.tokyoです。

勉強会での至言 その2「過去のひきずりについて」

2019-04-25 | 勉強会,居場所の連絡、報告
ある時の勉強会にて、

ひきこもり、不登校の子供たちによくみられる傾向、特徴として

本人曰く

「過去のトラウマがあって、〇〇できない。」

「過去に〇〇の問題があったから,そのことを解決しないと前に進めない。」

という話がよくありますが、どうしたらよいか」?



それに対する至言がありました。


・過去を消すことはできない。
抱えたままいくしかない。
だったら、これからどうするかを自らが考え実行することが大事である、と諭すこと。

・諭すのは親では厳しく、できれば第三者の力を借りよう。



家族はどうしてこうなったか原因を知りたいでしょうが、本人の自立にとって、原因探しは無意味なのです。

また、親たちにも同様なことが言えるかもしれません。
「自分たちの育て方が悪かった」とおっしゃる方もいますし、夫婦や家族で
で責任をおしつけあったりする方(犯人捜し)もいますが、それよりも、これからどうするか?を考え行動するべきなのです。

(ひきこもり、不登校の原因は様々なものが複雑に絡み合っていますし、簡単にこれだという結論はでません。それに、どのような家庭でも問題はあるものです。)

・・・



以上は、勉強会でのほんの一コマの会話です。
家族だけで問題を抱え込まず、気楽に当会にご相談ください。