不登校ひきこもり支援のNPO法人 FIRST STEP 経験のある親たちが悩める若者のために立ち上げました

R3年現在でファーストステップは20年の実積があります。HPはhttps://1st-step.tokyoです。

フリースクールに行けない?

2019-03-07 | スタッフの声 mail:hello@1st-step.tokyo
Aera dot.より
不登校のほとんどがフリースクールに通わない3つの理由 (By 石井志昂氏)
の記事を読んだので以下にまとめてみました。


読んで意外だったのは、
フリースクールへ通う人は「不登校のうちのごく少数」
らしいのです。

 その3つの理由(ハードル)とは・・・

① フリースクールの数が足りないこと

② 「経済的な理由」
(公的な支援がないため親が学費を負担しなければいけない)

③ 心理面のハードル
「フリースクールに行ったら自分が本当の不登校になってしまう」という心理的負担


以上から



子どもにとって学校しか選択肢にならない

どんなに苦しいいじめがあっても、そこに毎日通わなければならない






「学校がダメならフリースクールに行けば良いのでは…」
と私は単純に考えていましたが、この記事を読み、思わず考えさせられてしまいました。

行くだけでも大変なハードルを越えていかなければならないのですね。

たとえそれら、ハードルを越えられたとしても、すでにイジメなどで心が疲れているであろうから、親が「それじゃあ、明日からフリースクールへ行きなさい」と言ってもそう簡単にことは進まないではないでしょうね。

第4のハードルですね。

親は先走りをせず、本人が「フリースクールへ行こう」と自ら決心をするまでは、焦らず暖かく見守るという親自身のハードルは「ひきこもり問題」と同じだと思いました。

ひきこもりの場合は、大体が大人ですから「自らが決心し、自らが行動すること」になりますけれど。

(ある「引きこもりに悩む」父親より)