7thシングル:バイ・バイ・サマーの別バージョン。
6hアルバムのベストアルバム:PEPPERMINT~HIDEMI Collection '82~'84に収録されていたが、石川秀美BOX~Complete Single Collectionにも収録された。
石川秀美初CDでもあったアルバム:PEPPERMINT~HIDEMI Collection '82~'84。当時ベストを買って全オリジナルを期待していた人にはがっかり!?なバイ・バイ・サマー(NEW VERSION)だっただろうなぁ。
改めて、オリジナルバージョンを欲しくなると思われる。対して既にシングルを持ってる人には嬉しいNEW VERSIONだったであろう。
作詞作曲はオリジナルと同じ作家であるが、編曲が入江純からNEW VERSION担当は松井忠重。
前々回のブログUP時に、夏曲のアレンジが松井氏は上手と述べたのだが、今回も同じように思う。
ちょっとアーバンな、ちょっと大人っぽいアレンジになっていて、オリジナルよりもサラッとした歌謡曲である。
シンセサイザーの音が多くなり、歌謡曲要素があがっているが、各打楽器が随所に増えてイイ感じ。もっと大きい音にしてもイイようなボンゴ音。
なんとなくこの曲を聴いた後に8thシングル:スターダスト・トレインを聴きたくなるので、6thベストアルバムの中に収録された配置順は素晴らしい。
まさか?それを想定してこのバージョンを作ったのだろうか?
イントロと、間奏の80年代初期ならではのEギター音がとてもアナログな感じで良い。
後で作られたのか?7thシングルを作った時に2バージョン作ってあったのか?さだかではないが、
歌唱はオリジナルよりもやや歌いこまれた感があるので前者か、と思うのだがどうなんでしょう?!
オリジナルと同じくらい元気いっぱいの石川秀美の歌唱。
音階の動きがオリジナルよりもスムーズになっているし、ハネた歌い方も普通に歌え、節回しも手馴れてきた感がある余裕感の出てきたボーカル力に”歌いこまれた・なれた”事を感じるのである。
いくぶん軽く歌いこなしているところにオリジナルより歌唱の成長がみられる。
更に、この頃から生まれ創めた石川秀美独特の歌唱法。
力が最大限に爆発しているROCKな歌声部分。この部分はオリジナル同様に今後の嘱望を彷彿させる。
石川秀美BOXのCDが発売されると知った時、この曲が収録されていて少し嬉しかった記憶がある。
絶対!てほど良作品ではないが、さりげなく聴きたくなる曲であり、あればいいなぁと思う曲であるから。
初冬になった今日この頃に未練なく夏に別れを告げる気持になる一曲である。
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