イントロの電子ピアノと、随所に現れる同一メロディがさざ波のようである。
曲の最初と最後にさざ波の音があるのもとても爽やかで、堀ちえみのデビューシングルの潮風の少女というイメージに最適。
若干アルバムの方がその波音が大きく感じるのだけれどいかに?
編曲家の大谷和夫氏はデビュー年はほとんど担当しており、また、後期にさしかかっても石川秀美作品をてがけている。
シングルにおいては、Side-A作品よりもSide-B作品が多いのが特徴である。
間奏のドラム音が、この当時ならではの生音であり、ほのぼのするのも良い。
また、シングルバージョンと違って、アルバムバージョンの方は2番の
♪好きよ
が、台詞になっている点が異なる。
Side-Aのシングル:妖精時代と比べると、よりギコチナサは感じられるのだが、
とても初々しく、健気に丁寧に懸命に歌ってる姿がみえる。
ちょっと間延びしたような部分もあるが、歌い手のマジメな性格が現れている証拠にも見受けられる。
まさに少女歌謡という可憐な声で歌っており、高音の抜け具合がファルセットなのかどうか、わからないくらい自然な高音が出ていて、
それがちょうどよく聴こえる。
キラキラ光水面と、透き通る青空、うちよせる白い波・・・という情景描写がみれるのだけれど、夏少女=元気少女の石川秀美像にぴったりはまる世界観。
午前中の爽やかな暑さか、もしくは初夏のイメージなのはこのシングルの発売日の4月21日というのも最もな季節。
石川秀美のこれからどんな成長を魅せるか、基礎イメージ像とともに、今後の展望も楽しみとさせる一曲である。
「石川秀美BOX~Complete Single Collection」のリリースにて、初CD化となった点も書いておきたい嬉しい事実。
こんにちは!お返事遅くなってすみません。
情報ありがとうございます!
これは初めてみたんですが、おそらく番組作成のPVですね。
危ないボディ・ビートのようなストーリー性のあった公式PVが存在していたはずなんですよ。
2022年の40周年あたりにメモリアルなCD/DVDが出ると期待して、そこに含まれるといいですよね。
既出でしたら、すみません。
以前に管理人さんがおっしゃってた
密室のハリケーンのビデオクリップ、YouTubeで上がってます。
削除されないうちに是非!!!
https://m.youtube.com/watch?v=3VneHkf3AkA