とても平和で愛らしい曲。可憐な歌声もたまりませんw
男目線な2ndシングルゆ・れ・て湘南より、ちょっと純でワルなヤンキーボーイ(80年代風な言葉でいうと)な歌詞セリフが面白い。
石川秀美のシングル戦線の相性がよい、5thシングル:Hey!ミスター・ポリスマンの作詞作曲の松宮恭子作品であるところも納得。石川秀美のイメージ像をよくつかんでますね。
ポリスマンも出てくるし。シブがき隊か!?と思うようなナンパ少年の歌詞である。
アルバム中2曲目に位置しているのだが、1曲目のリゾートソング風から、ちょっと落ち着いた感じのテンポも良い。
じんわりとメロディリズムの流れに乗れます。
一転したイントロから明るい南欧の風がこの曲にも吹いていて清清しいのである。
日本でいうと5月くらいの季節感が最適であろうか。季節感の風情もちょうどいい。
ちょっと歌詞の世界が男になったり、女になったりとわかりづらいけど、どのような話の顛末になるのか楽しみなところ。
タイトルとメロディからアル・カポネを気取った少年の物語なのであろう。
デビュー1年目のボーイッシュな印象と、活発な躍動感あふれる石川秀美のイメージ像にもはまっている。
ボーカルにおいても、実に伸び伸びと楽しげに歌う石川秀美の元気良さが出ている。
もちろん音程の安定さ、音の確かさが飛躍的に伸びているのも言うまでもない。
アイドル歌謡の最高峰な曲である。とても良いメロディ。
コンサートで歌われてもいい曲と思うのだが、どうだったのだろう。
1聴きくらいではこのさりげない、なんでもなさげなアイドル歌謡ではあるのだが、
じっくり聴いてみるとなかなか完成度の高い、また、何度も聴きたくなるアレンジと曲に乗った歌唱がくせになる。
もっと評価されても良いと思う曲である。
さて、ようやく春が近い今日この頃。春の憂いを楽しみながら、
夏にむけて気合をいれながら、この曲が収録された3rdアルバム:16・祭を聴き、明るく元気に楽しみたい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます