作詞家:小林まさみと石川秀美のおける作品の共演については20thアルバム:PRECIOUSからの
♪BITCH
にての2作品となる。2006.05.22に上記の曲について述べた際に少し今曲にも触れているのだが、ちょい悪艶女、小悪魔なセクシーウーマンな石川秀美の印象の世界観である。リズムパターンが両曲似ている点も興味深い。
作曲家は久々の芹澤廣明。1985年暮時期の石川秀美作品にはちらほら登場した大作曲家ですね。
12thアルバム:iや17thシングル:サイレンの少年~遠くで抱きしめて~にて、芹澤節を披露したのが印象深い。
18thシングル:春霞恋絵巻c/w女優では、今曲と同じく芹澤&大谷コンビである。
編曲家はデビューの頃からの馴染みの大谷和夫。と、両者共に80年代における功績が伺えるクレジットであるのだが・・・
かなりHanky Pankyな曲であるw
作家陣のクレジットの割りには???と感じる。
ベース音の気持ち良さはいいのだけど、シンセサイザーの音のチープさが出すぎ。
前作からの6ヶ月のインターバルを挟んで、1989年の秋の29thシングル:もっとje-vous-aimeのc/wなため、確かに時代的にもシンセの音は進化できてないとしても、何だか作りかけ?とも思える出来栄え。
タイトル曲がかなり洋楽サウンドでのミッドテンポという秀逸な完成度の高い曲なためとしても、もう少し良曲は出来なかったものなのか。
まして、CMタイアップ曲が隆盛な時期のタイアップ無しでのシングルリリース!という事態。
レコードとCDシングルの過渡期、アイドル歌手の曲が冷遇の時期など、80年代末期という事もあり石川秀美シングル史上、かなり厳しい状況下でのリリースであった。
これはレコード会社側なのか、事務所側なのかもう一工夫、営業の手腕を見せて欲しかったものである。
「笑っていいとも・テレフォンショッキング1989年9月18日(月)石川秀美」出演にて、宣伝はしていたが。これ福岡まで行ったんだよね、秀美さん。
この日のテレフォンショッキングはリアルタイムで見ましたよ。高校生の時だったんだけど、月曜なのに何で見れたんだろうか?俺。
タモリが帰省かなんかで福岡で、テレビ福岡でいいともオンエア。それだけのために東京から新幹線で番組に出演、終えると東京日帰り。というところにタモリが
申し訳ないという感じで、風鈴?みたいなお土産を秀美さんにプレゼントしていた。
地方限定の名物は食べた?って話にスタジオに入る前にちび餃子を食べた、と語る秀美さん。
ちび餃子?とタモリ。そんなの名物なんだっけ? いや分からないけどwと答える秀美さん。
登場時は髪を後ろに束ねて、大人っぽいメイクにスリムジーンズで、足を見せてと客席から言われ照れながら、ちら見せなスリムジーンズ。もちろん短パンタイプではありません。
その1年前に登場した時よりも、ぐっと大人っぽく落ち着いた表情で話す美女な石川秀美。
朝は低血圧という話から、花束に何か一般の人の名前があって、知り合い?って聞かれて、ん~????と笑う秀美さん。
と思ったら、スタジオに来ていたタモリの友達がタモリに声をかけて、タモリがおう!と返事して、あれ、昔からの友達でと、説明していた。ので、花束が誰だったのか、その人だったのかはわからず仕舞い。
もう歌ってないと思われてるかもしれませんが、ちょっと歌の宣伝させてもらっていいですか?と謙虚に、いいよいいよ、どんどん!とタモリ。
ADがもっとje-vous-aimeのポスターを貼る。ファンとしてはちょっとせつない言葉であった。
後はバブルガムブラザーズのブラザーコーンからの紹介で、メッセージが。。。何だったかな。ライブに遊びに来てね!って書かれてあり、
タモリが自分の宣伝じゃねーか!wwwって言ってた。
そして、秀美さんからの紹介時間。お客さんからのえ~!って声に、ありがとうと答えていた秀美さんであった。
最近髪を切って大人っぽくなった、あ、大人ですけどw河合奈保子さん。というわけで奈保子さんに電話。
元気溌剌な声の奈保子さん。福岡、え?!あー!?と驚く。タモリがお土産に何か欲しいものはある?と尋ねると博多といえば明太子ですかwと明朗に語る奈保子さん。
秀美さんからのメッセージ。今度舞台をやると伺ったので、遊びに行きます、頑張ってください。と西城秀樹の姉妹のつながり?を見せたテレフォンショッキングでした。
話がそれてしまいましたが、元に戻して今曲♪RISKY TIMING
特筆すべきは石川秀美の上手な歌唱力である!この曲は石川秀美の歌唱力がなければ成り立たないほどの曲なのである。
そのための地味な楽曲なのかわからないけど、パンチのある歌唱あってこそ。ソウルフルに歌い上げる石川秀美のかっこよさ100%。
メリハリを利かせた歌い方が出来る石川秀美だからこそ、歌いこなしている楽曲。時に男らしく、時に艶やかな女らしく100点満点な石川秀美の歌の上手さ。
それだけに、もっと良い曲だったらこの歌唱力が映えるのにな、と惜しむ。
奇しくもカラオケUGAに入っている。そう思えばかなり歌い甲斐のある楽曲でもある。それを期していた?
当時の俺はファンクラブに入っていたので、発売日前にレコード屋に予約注文しておき、発売日に購入しに行ったのである。高校2年生だったな。
学校終えて、即効帰宅しにかかったのを記憶にあるな。まだCDをカセットに録音できる機械を持っていなかったため、その後友人宅にて録音。
今って8cmシングルってリリースされてるのかな?カセットテープと共に懐かしのアイテムだなw確か、俺、初めて購入した8cmシングルて今作。CD自体が初購入。
前シングルの28thシングル:Silence Blueでさえ、レコードEP盤を購入していたもので。ええ、レコードプレーヤーだったのです、うち。
なので、このシングルの時にメーカーに問い合わせしたらEP盤は出ないというので、次からももうCDだな、と一抹の時代の終焉を感じたものだった。
案の定、20thアルバム:PRECIOUSはCDのみのリリースだったし。
さて、今でも鮮明に思い出すのが、初聴の際にSide_Aは、なるほど~まったりミディアムテンポか。「秋・大人歌手路線の石川秀美。」の戦略も納得であったが、
今曲聴いて、なんじゃこりゃ?!とw 今ではそう思った自分の初感想も思い出して、それはそれでこの曲の醍醐味ではあるw
後年、このシングルCDは市場では高価な代物となったが、2004年にリリースされた石川秀美BOX~Complete Single Collectionにて無事、収録されております。
改めてSide_Bを続けて聴いてると、B面て変な曲がちらほらあり。この曲もB面ならではなんだけど、だんだんと歌唱力がついてきて、どんな曲も石川秀美らしく歌える。
そういう進化を語る上では必聴なのが80年代黄金期をささえたアイドル歌手の音楽系譜である。
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YouTube: ほけんの窓口 「もこみち薬丸夫婦相談」篇 薬丸秀美 (石川秀美)
2012年新CMのほけんの窓口も第2編がオンエアーされ始めましたね。
この先も、まだまだ楽しみにしてます♪
もうすぐ夏本番ですよ。皆さん。
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