友達と久しぶりにランチをした後、県立美術館の『北斎展』に行きました。
葛飾北斎と言えば富嶽三十六景が有名ですが、他にも沢山の作品が展示されていてとても興味深かったです。
亀が泳いでいる作品が涼しげで気に入ったので絵葉書を買ってきました 帰ってから北斎について少し調べてみたところ中々、変わった人だったようです。
生涯で「宗理」「百琳」「卍」など30回も改号したらしく、展示会にも「北斎」の他に「春朗」と書かれた作品が沢山ありました。
そしてかなりの引っ越し好き(?)で転居すること93回 彼は掃除や片付けを全くしない人間だったらしく、部屋が汚れる度に新しい所に引っ越していたのだとか。酷い・・・
多分「のだめ」の部屋みたいだったと思います。古今東西、天才と呼ばれる人の部屋は汚いらしい。(勿論、綺麗好きな天才も沢山いると思いますが)
経済観念もなく、収入は結構あったはずなのに常にどんぶり勘定だった為、貧乏生活。乱れた部屋で乱れた食生活
それでも90歳くらいまで長生きして、多くの素晴らしい作品を遺したのはやっぱり凄いです。