国東のカワタ人生劇場4..目指せラーメン道!

54歳からラーメン職人憧れる、、田舎者のブログ

カウンター

2012-01-08 23:52:00 | ノンジャンル
ラーメン屋のカウンターで一人瓶ビールを頼み


こってりしたラーメンを
食べていた。

スポーツ新聞でも読みながら
グラスにビールを注ぐ。


バリカタで頼んだ細麺が


前歯の間に


容赦なく挟まる。



この店の麺は隙間にジャストフィットする。



まいったなぁ。



爪楊枝で一回づつ取るのが実に面倒だ。



何々、

高校サッカー,大分頑張ったなぁ、



んー


麺が挟まる(笑)



カウンター越しの店員に



替え玉をカタめで頼み




グラスにビールを注ぐ。


ウマイなぁ。


徐々に一杯になりつつある店内は



活気が溢れていた。



背中越しの若い家族連れの注文を


微かに聞きながら



替え玉をウツワに移し



そうだな、


殺風景になったどんぶりに


辛子高菜、


コショウ、紅生姜など加え、


第二段階に進化した



その作品の



最後の仕上げ、



擦り胡麻を振り掛けていた。



さてこのくらいか・・・


多めに5振り・・・



瞬間、




漫画のようにフタがとれ



九割方仕上がった



麺の上に・・・




完成には必要以上の擦り胡麻がっ。



えっ、あるん!?


現実に?





スープに沈んだフタを



まずとらねば。




スカしながら新聞片手にビール処ではない。


背中越しの家族、



二席空けた先の四十代常連、



何よりも

客に気を配る若い活気ある店員、



・・・に気づかれてはならない。



完全に浸かったフタをさりげなく

且つ気づかれずに



もとに戻さなければ。



・・・



新年早々、軽めの

しかしながら実に現実的な

アクシデントに


怯むことなく、



淡々とすくいあげ


ティッシュで拭き



もとに戻し、


何事もなかったかのように


グラスに最後のビールを注ぎ


旨い、仕事を終えた後のビールは。




次にこの胡麻使う奴も5振りで



落ちる加減で戻し


・・・プチドッキリ

まだ見ぬ君へ。




ハンパなく歯に挟みながら


食べ終え



店を後にした。






夜風が身に染みた。




えっ、長い割には



内容薄っ(笑)